夫が濾胞性リンパ腫に

夫が濾胞性リンパ腫に

濾胞性リンパ腫のより良い治療のために情報収集と記録のブログです。

CAR-T療法(キムリア)輸注後『無事半年経過』

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こんにちは。

9月の『完全寛解』のご報告以降、お陰様で体調に大きな変化も無く平穏に暮らしています。(なので…ブログをお休みしていました😅言い訳)

そして、テレワークですが仕事復帰をしました。11月から半日のみで開始し、12月からは定時勤務をしています。

 

今回は、CAR-T療法(キムリア)輸注後『無事半年経過』です。

 

(⇩各目次は、クリックでとべます。)

 

 

病院受診日、内容

・10月は、2週間ごとの通院

・11月は、3週間ごとの通院

11月、原因不明の『発熱(37.5℃前後)&咳』の症状で病院を受診し、翌日には平熱に戻る。しかし、何故か咳だけが1ヶ月続いた。

 

【2024.12.中旬】通院

 ・月1回の通院で確認しながら、必要に応じてグランを投与。

 

造血機能は、一進一退しながら少しずつ改善しているけれど…相変わらず白血球数は基準値の半分以下。

 

IgG(免疫グロブリン)については、月一回の検査で基準値半分(400 mg/dL)前後をウロウロ😥。(IgG<400 mg/dLで免疫グロブリン補充)

主治医曰く、IgG(免疫グロブリン)の低下は、キムリアが良く働いている証拠らしい。(これって…キムリアが体内に存在する限り続くのだろうか?😅)

 

 

《 血液検査結果 》

本人(夫)確認用の為、血液検査情報が多くなっています。🙇

【2024.12.中旬】通院

白血球数:WBC → 1.56、前回(11月下旬) 1.82 ※基準値3.30~8.60
ヘモグロビン:Hb → 14.3、前回(11月下旬)13.7 ※基準値13.7~16.8
血小板:PLT → 118、前回(11月下旬)123  ※基準値158~348
●クレアチニン:CRE → 1.04、前回(11月下旬)1.03 ※基準値0.65~1.07
AST → 29、前回(11月下旬)27 ※基準値13~30
●LD(LDH)→ 263、前回(11月下旬)262 ※基準値124~222
S-IL2R → 結果待ち、前回(11月下旬)未確認、前々回(10月上旬)316 ※基準値121~613
●アルブミン : ALB4.8、前回(11月下旬)4.7 ※基準値4.1~5.1
●尿酸 : UA 6.4、前回(11月下旬)6.5 ※基準値3.7~7.0
リンパ球数 → 449、前回(11月下旬)500、前々回(11月上旬)349 ※正常値1500個以上
eGFR→ 58.8、前回(11月下旬)59.5、前々回(11月上旬)58.8 ※正常値60以上

免疫グロブリンIgG → 442、前回(11月下旬)392、前々回(10月上旬)463 ※基準値 861~1747

※造血機能は、一進一退しながら少しずつ改善。

※LD(LDH)がやっと200台に。(基準値超えは造血機能の低下が原因らしい)

 

 

体調

2024年6月CAR-T療法(キムリア)輸注後、無事半年経過。

・発熱なし、頭痛なし。

・便秘も無く、快便。

・睡眠中、頻繁にこむら返り(足がつる)の症状はほぼ消失。

・頭頂部の頭髪は、柔らかい産毛のようであまり伸びず、新たな髪も生えてこない為、薄くなる一方…😥。(散髪は、横の髪の毛のみでOK😭 頭頂部の毛根、いつヤル気を出す!?)

・食欲は旺盛で、体重は75㎏となった。やや太り気味。

・『易疲労性』との診断であったが、睡眠時間が8時間を切ると日中も眠気がくる。

☝ こちらの体調に関しては本人(夫)記入。

 

 

濾胞性リンパ腫発覚から CAR-T療法(キムリア)輸注後『半年経過』

夫のCAR-T療法を機に、告知からキムリア輸注後『半年経過』までを振り返り書き留めてみました。(☟前回とほぼ同様の内容です😅)

 

【2018年01月】夫が濾胞性リンパ腫と告知され「経過観察」

【2018年12月】1次治療『BR療法』開始し「完全寛解」

【2022年09月】2次治療『R2療法』開始し、最後の1クールを残して「部分寛解」

【2023年12月】3次治療『R-CHOP療法』3クール開始

【2024年03月】『CAR-T療法(キムリア)』に向けて「アフェレーシス」

【2024年03月】4次治療『DA-EPOCH-R治療』3クール開始(level1が2回、level2が1回)☜ブリッジング(橋渡し)治療

【2024年05月】5次治療『R-ICE治療』1クール開始 ☜ブリッジング(橋渡し)治療

【2024年06月】CAR-T療法前のリンパ球除去化学療法(フルダラ、エンドキサン)

【2024年06月】6次治療『CAR-T療法(キムリア)』輸注

【2024年07月】『退院』

【2024年08月】造血機能低下により『再入院』

【2024年09月】CAR-T療法(キムリア)輸注3ヶ月後のPET-CT検査『完全寛解』

【2024年12月】CAR-T療法(キムリア)輸注後、『無事半年経過』仕事完全復帰

 

キムリア輸注から1週間後、自己触診で鼠径部の腫瘍縮小に気付く。輸注前、全身に小さな腫瘍が残り、腫瘍マーカー(S-IL2R)も基準値オーバーでしたが、輸注1ヶ月半後には基準値内に😆。

輸注2ヶ月後のCT検査結果は、約1㎝の腫瘍が腹部に存在。(数までは分からないけれど…)

輸注3ヶ月後のPET-CT検査結果は、『完全寛解』でした。(5段階評価の1。最高評価✨)

 

 

CAR-T療法の実施病院は、まだまだ限られています。個々の患者の病勢によってCAR-T療法のタイミングは異なるのかも知れません。

しかし、この治療法は年齢制限が有り、現在、一生に一度しか受けることができません。

是非とも一度、主治医(または専門医)に相談してみて下さい。

 

 

あとがき

2024年を振り返ると…1年の半分以上が入院生活でした。(入退院を繰り返したけれど😥)

2023年の年末は、濾胞性リンパ腫の急激な悪化で急遽、R-CHOP療法を開始。そこから、あの手この手で治療法を変更し、CAR-T療法(キムリア)輸注を経て完全寛解!

祈りながら無我夢中で治療をこなし、あっという間に過ぎた辛く濃い1年でした。ここまで色々な方々に支えられて今があるのだと痛感しています。全てに感謝です🍀

このいただいたチャンスを活かせるよう、先ずは、感染症に気をつけて寛解維持を目指します。

 

最後まで読んでいただき有難うございます。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

この続きは、また。

 

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