ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ハチクマの渡り モズ 雲海/岡山県

2021-10-10 | 中国地方
ハチクマ 9月20日岡山県高梁市

岡山県高梁市の自宅近くでタカの渡りを観察することにしました。自宅近くには360度眺望の開けた標高650m程の独立峰があるので、その頂上で待つことにしました。ただし、ここで観察した事もなく聞いたこともないので、飛ぶのか飛ばないのか様子が全く分かりません。そこで、観察重視でスコープと300mmレンズで臨みました。
8月20日:朝の9時半ごろから始めましたが、静かな時間が過ぎてゆきます。ところが、双眼鏡の視野にタカの姿が捉えられ、遠かったですが、どうやらハチクマの様で西に流れて行き、ここでも少ないながら観察できることが分かりました。更にスコープで識別しにくい程、遠くを数羽から10数羽の集団が何度か過ぎて行きました。そして11時ごろ肉眼でも見えるほどに近づいて上空を通過して行くハチクマが出現。これは♀の成鳥の様です。
続いて数羽で旋回しながら近づいて来ます。こちらはハチクマ♂の成鳥の様です。
そして♀成鳥。
この2羽が旋回しながら、段々近くになって‥‥
ペアではないのでしょうが、♂♀でランデブー飛翔してくれました。
4,5羽のグループで、別の♀成鳥です。
山に向かって上昇気流があったのかちょうど山頂上空でハチクマがタカ柱を作ってくれました。
岡山県中部に位置するこの辺りは、どうもハチクマの渡りルートになっている様で、サシバよりハチクマをよく見かけます。
そこで、翌8月21日にも同場所で待っていると、昨日より数は少なくなったものの、やっぱりハチクマが近くを飛んでくれます。♂の様です。
ふと気がつくと南西の方角にタカ柱ができていました。みんなハチクマ!9羽いました。

9月23日地元の野鳥の会でタカの観察会があるというので、参加させて頂きました。同じ市内の別の場所ですが、ハチクマの渡りルートになっているそうで、昨年は350羽以上のハチクマが観察されたそうです。この日はさすがにそこまでは出ませんでしたが、私のカウントで、ハチクマ29羽、サシバ4羽でした。残念ながらあまり近くは飛んでくれませんでした。こちらは♀成鳥の様です。
こちらは羽がきれいに揃っているので、幼鳥でしょうか。
勢いで、26日にも同場所に来てみましたが、観察できたタカはゼロ!終わった様です。季節柄モズが目につきました。

さて、ここで地元のPRです。最初の360度眺望が開けた山は雲海のホットスポット。8月から10月ごろに良く見えます。日の出に間に合う様に登ってみました。
私の自宅はこの雲の下です。
送電線の鉄塔が雲海に浮かんで中々良いかなと思っています。
雲海をバックにタカの渡りを撮ってみたいところではありますが、飛ぶ時間には当然霧は晴れていますので、まあ無理でしょうね。

次回は隣の新見市にある蕎麦畑でソバノビを狙いましたが、渡りのコースではないのかハズレでした。そこで、蕎麦と蝶と少し絡んでくれたキジとダイサギをアップする予定です。だいぶ時差が解消しつつありますが、まだまだの所ご覧いただき有り難う御座います。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます。 (どんぐりうさぎ)
2021-10-11 23:30:14
そちらでのお写真も楽しみにしております!

ハイタカと教えてくださり
ありがとうございました。
助かりました!
また不明な点がありましたら
ご相談させてくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします(^o^)/

コメントを投稿