700C パスハンで行く堂平山

泥除けの無い自転車、しかもハンドルがフラットバーだから、ハンドルをくねっと90度曲げることでいちいちハンドルを外さなくても輪行が出来るじゃん! 前輪外して後輪外してハンドル曲げてマジックテープで結束。おっとその前にペダルは外して置かなきゃ・・・・って外れないじゃん! いつもだったらWellgoのQRDペダルを使ってるので工具無しで取り外しが出来るのに、なぜか手持ちのQRDペダルが見当たらないからって、普通のシルバンツーリングにクリップ・ストラップがついたものを装着したんだった。走り出しは手締め程度でいいじゃんとスタートしたけど、畳む際には結構マジ締めされてしまったからか、反対側からアーレンキー入れても外れません。指に血豆作ったおかげで片方は何とか外れたから、そのまま畳んじゃえ。まあ杜撰な私はいつも大体こんな感じ(笑)

リアの6段は手元のRevoシフトでコントロール、フロントはWレバーの片割れで行うという「かたちんば」システムを導入しています。リアはWレバーだとちょっとぐらいの負荷変化は我慢して行っちゃえとしてたものが、手元にある事で気軽に切り替えするようになりました。これでケイデンスを一定にキープする事ができる・・・ってケイデンスって何だ(笑)フロントはそもそもそんなに切り替える機会は少ないから現状通り。 そ〜んな思惑をもってガレージでバッチリ調整してきたはずなのに、実際に走って見ると何だかロー側2枚目に入りづらい。一番使いたいところなのになんで切り替わんないだよ(怒)ということが何度かありました。なんだそりゃ? 西武秩父駅にゴールして輪行する際に気づいたのですが、折りたたむ時に、チェンステーを下にサドルとエンドで地面を掴むのですが、RDが飛び出てる関係で、シフトワイヤーが変な形に曲がってしまう事に気付きました。エンドガードなど上品なものは使わない輪行なので、ワイヤーにストレス掛けちゃってインデックスがズレちゃって思ったように効かなかったのでしょう。
あ”っ、そういえば、整備士試験の講習会に参加する際に輪行して行ったのですが、試験車に対して同じような事をして、変速がちゃんと出来なくて、講師の人に✖️をつけられた事を思い出したぞ〜。

そんなこんな・・・というのはいつも通りだから、概ね想定内(笑)
そして到着した堂平山は、吸い込まれそうな青空でとても気持ちよかったです。12月から2月いっぱいは近傍の施設が冬季休業という事でちょっと静かだったけど、それでもハイカーや家族連れ、自転車はロードバイク、マウンテンバイクの人々が次々とやってきました。来月の3月9日にイベントやりますが、去年と同じように色々な人にここで会えたらいいなぁと思いつつ、秩父に向けて下り始めたのであります。
(2024年2月3日 走行)

走ったルートはこんな感じ。

秩父へのアプローチは、かなり以前から気になっていたルートを通り抜けましたが、これは一般にはおすすめ出来ません。良い子は真似しちゃダメですよ。

いつも通りの正丸駅がスタートです。
電車で到着した時はハイカーが沢山いたのに、気づいたら誰もいませんでした。

フロントギヤはトリプルを使ってますが、この程度の登坂はセンターの34丁が頗るいい感じでした。
だったら、これがアウターでもいいんじゃねって感じ(笑)

お気に入りの虚空蔵峠に到着です。
かつてあった東屋を思い出しながら、ラスト1500mに向かいます。

刈場坂峠に到着。いつきても気持ち良い展望です。

峠には移動販売の軽ワゴンが止まっていて、ハンドクラフト品を売ってました。なかなか面白い狙いだと思うのですが、峠でちょっと買ってみても良いかなという値段じゃないので、二の足踏んでしまいます。まあ、500円だよね(笑)

そんなこんなで、次の峠を目指して走り出したら、いきなりバコンと音がして、コロンコロンと何かが落ちました。

哀れブルプロは刈場坂峠の下り始めのところで逝ってしまいました。チーン。
凸凹があったので、そこでドンドンとSiri圧がかかった時に、引導を渡してしまいました。
Siri圧と書いてて思い出したのが、2017年9月に瀬戸内海の倉橋島へ行った時に、シュパーブのピラーでネジがぶっ飛んでサドルが上向いちゃった事。良くいろんなものを壊すね〜。

で、毎度お馴染みの堂平山へ到着。サドルがぶっ壊れてるから自転車は向こう向き(笑)

刈馬坂峠が、818mだから、60m近くこっちの方が高いんだ。

北側の広場からは遠く雪山が見えます。冷たい風が吹いてます。
画像には写ってませんが、グライダーのラジコン?が気持ちよく舞ってました。

どうです。こんな景色みたいでしょう。だったら堂平山で逢いましょうよ(笑)

その後は、怪しい道を通り抜けて、ぽこんと飛び出た先はなんだか既視感・・・。
振り返ってみたら、2017年に走ったコースの途中に出ちゃった! 
あの時は激坂を下ってきてリムがチンチンになって大変だったなあと思っていたら、今回はいきなり前輪がブシューって(泣)

まさかパンクなんてしないだろと、それでも一応念の為とガレージにあったチューブを持って来たら、まさか使う事になるなんて。・・・とうとう店の品物に手をつけちゃったよ(泣)

多少空気圧は甘いかもしれないけど、グラベルキングはちゃんとグリップするね。
そこまで追い込むほどのダウンヒルじゃ無いけど(笑)

西武秩父駅に到着。
秩父も何だか洒落た看板が置かれるようになったもんだ。でも有名観光地の看板はもっと大きいんじゃね?

すったもんだして輪行袋に自転車詰め終わって券売機に向かったのが発車2分前。これはちょっとビミョー。 とりあえず、何か食おう! 次のラビューで帰ろう。

腹も満たされたしラビューに乗って帰りましょ。

ラビュー カッコいいけど、連結部に自転車縛っておく場所作って欲しかったな〜。

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700C パスハンで行く堂平山” に対して12件のコメントがあります。

  1. INTER8 より:

    こんにちは。
    チ○ポコのさきっちょが折れたようなサドル。股間がむずむずしてきます。
    え? あまりの硬さにサドルの方が負けたということですか!? 僕も刈場坂峠の売り娘に会いに行かねば。

    1. taboom より:

      INTER8さん こんにちは。

      いきなり チン○コと来たもんだ! わはははははは。
      期待通り・・・というよりそれ以上か、のツッコミありがとうございます。
      全くノーマークだったので焦りました。一瞬、来た道を下って帰ろうかと思いました。
      しかし、先っちょが切れてズルムケになったとしても座ることはできるのです。レールの上に直に座っている感じ。

      >刈場坂峠の売り娘 
      それは、ちょっとヨミ過ぎです。逆張りだとしたら、もしかしたらというのはありますが(笑)

  2. 奥田茂雄 より:

    ちょうど数日前に正丸駅から正丸峠へ走ったのですが、正丸峠の登り口から刈場坂峠が見えてて、高いよなあなんて思ってました。正丸駅は駅の規模がもう現状とは何か似つかわしくない感じですね。かつてはこの辺り一帯観光地みたいな扱いだったのでしょう。

    堂平山からの展望はめったにない感じで素晴らしいですね。遠くの雪山は浅間山、草津、谷川連峰でしょうか。

    しかしサドルはご愁傷様でした。

    1. taboom より:

      奥田茂雄さん こんにちは。

      そうですね、ちょっと前に正丸峠を超えられていたのも今回のきっかけになりました。
      正丸駅ですが、子供の頃は奥武蔵のハイキング(遠足?)の出発基地として流行っていたんですけど、最近はちょっと寂しいです。売店も閉まっちゃったし。サイクリストの輪行も良く見たもんですがねぇ、普通の人だったら輪行する距離じゃ無いか(笑)
      堂平山の展望はピカイチです。周りを遮るものがないですからね。デメリットといえば、遮るものが無いから寒いかも(笑)

  3. oryzasativa より:

    こんばんは

    サドル復活再生 街乗り使いとかで。
    レポート楽しみにしています。
    (膠使いで 何とか再生した雑誌記事を見ました。) 
     
    革 メリメリミシミシって来ますよね
    泣きたくなります。
    ワタシはもう革はいいです。諦め。

    堂平山からの帰り
    河っちさんも なんでもないところでバースト。
    共通点を考察しますと
    ・700C
    ・オーナーが体格が良い 
    ・革サドル
    以上を鑑みますと
    ワタシは三重に大丈夫(笑)

    1. taboom より:

      oryzasativaさん こんにちは。

      まあ、パンクですが、タイヤに対してちょっと細めのチューブを使っていたかもしれません。21とか23とか(笑) 激しい下りでブレーキを掛けっぱで、しかも舗装が切れて砂利に飛び込んだらブシューッと。やっぱり体重が重いのはハンデですかね(笑)
      革サドルは、やっぱり切れますね。というか手入れが悪かったから少しづつピリピリいってたんでしょうけど。だとすると革サドルがダメじゃなくて、手入れしない杜撰な奴が乗るのはダメということですね。仕方ないので今度はゴム製品のサドルに切り替えます。

  4. shiokame より:

    こんばんは。
    革のサドルって折れるもんなんですね、知りませんでした。
    それにしても、3日(土)は曇り空に挟まれたワンチャンスの好天でした。それほど気温は高くなりませんでしたが、風もなくサイクリング日和でした。
    私は身延町十谷から立石林道を上り、鰍沢へ下るコースを走ってみました。まさに峠(約900m、峠の名前はない)にあたるところに清水という廃村がありましたが、なぜこのような地理環境にに村が成立していたのか、興味がわきました。不思議なところです。

    1. taboom より:

      shiokameさん こんにちは。

      革のサドルが折れるというより、正しくは、「手入れをしていない革サドル」は折れるが正しいです。現にほとんどの革サドル愛好者はそこまで問題になっていないでしょう(笑)

      3日は、穏やかな天候でしたね。前後はヤバかったですけど。あのピンポイントで出かけたのは流石です。私はそこまで考えて出た訳じゃ無いのでたまたまラッキーでしたけど。
      ところで、いろいろと自転車で巡られている記録を、そろそろ世の中に還流されたら如何でしょう。
      結構興味ある人いると思うんだけどな〜(笑)

  5. austintexas より:

    そうなんです、種類豊富なシクロクロス用タイヤを使えるので、パスハン車こそ700C車輪が相応しいんです、と書きかけましたが、そもそもトラディショナルなパスハン車が実際に峠道を走っているのを見かけることが近頃ほとんどないので、この議論は成立しませんね。尤もパスハンティング的な走りを指向する人は今でも沢山いて、道なき道を行くラリークランキングなんかではシクロクロス車やグラベルロードに太めの700C車輪を組み合わせることが多いようです。

    1. taboom より:

      austintexasさん こんばんは。

      3連級は穏やかな天候が続きますね。

      パスハンターという言葉に昔は憧れがあって、ランドナーとはちょっと毛色の違う活動を意識するようになっていました。何しろ天邪鬼なんで、みんなと同じように括られるのが嫌で違う事を始めたというかやっていると思われたい気持ちがあったと思います。それでまずは格好から入る(笑) ランドナーからドロップハンドルを外してフラットバーにする、それに伴いフロントバッグを外してザックを背負う。もともとがランドナーだったから、ホイールは650Bの太いタイヤだったり。悪路を走るんだったら42Bだろうという事で、いわゆる昔のパスハンターの出来上がり。そんな事を地でやっていたし、今でもそんなスタイルでやってます。しかし、650Bでも42Bじゃなくても困るようなところには行かなくなったし、それだったらもっと細いタイヤの方が楽なんじゃ無いか、最近は700cでもちょっとした悪路を走る事できるタイヤが出回っていたりという事で、そっちでも良いんじゃねというノリでやってみました・・・という不純な動機です(笑)
      実際に走ってみて、700Cのタイヤのパフォーマンスには恐れ入りました。最後のパンクはちょっとチューブに負荷かけちゃったかなという事でしたが、それでも新しい試みとしては面白かったです。3月の堂平山は700Cで行きます!

  6. TAKOぼん より:

    こんにちは
    しばらく バックレてました! お許しを~
    余裕がないと 趣味がたのしめませんね 

    ガードのない パスハン! やってみたいけど・・・やらないと決めてしまったので って 子供のようなことを一途に守っています。 
    輪行楽なんですよね~ パパッと畳んで 軽いし 最高!
    ガード壊す心配も無いし!

    イデアル#92の女性版みたいなシルエットになっていて・・・サドルぽっきり! 
    わたしもかつて1度 ブルプロで 経験しています。 
    長期ツーリングに出る前に見つけたので 現場であたふた あたふた~ すること無かったけれど。 siri圧かけてないのに 逝ってしまわれた~ 「こんなことあるのか?」って 人に話したけれど また ほら話だと 誰も信じてくれませんでした。信用ありません!(胸張って言うなよ)
    旅とアクシデント つきものですが 嫌ですよね!実際は
    でも そんなときのことが いつまでも記憶に残っていて 楽しい普通のツーリングのことは これっぽっちも 記憶に無いってのは 脳って 変な奴だな~ って。 失敗から 身をまもるのが 脳の使命なんでしょうね!

    今週は 雨で 花粉が少ないのはいいのだけれど 気分はブルーです。
    週末 嫁と末娘が 東京に行くので わたしは一人留守番です。
    またしても 東京行きは かないませんでした ガックシ

    1. taboom より:

      TAKOぼんさん こんにちは。

      冷たい雨がシトシトと降ってます。
      2月は、寒いとか雨降るとか(あっ、雪も降ったか!)で、だ〜れも自転車の修理になんて来ません(泣)
      寒いオープンスペースでボーッとお客さんを待ってるのは中々辛いです。
      って、暇なら預かった自転車の整備でも進めろよ・・・(+_+) \ バキッ! 

      泥除けの有無について以前皆さんからコメント貰ったのですが、自分なりの結論は「自転車によって気分で行く」です。
      旅自転車であれば正装として泥除けは必須ですが、単なる遊び自転車だったら泥除けは必須としないとしました。
      輪行楽チンだし、ご指摘の通り泥除けぶっ壊す事もないですからね(笑)
      今回は文中に記録しなかったですけど、かなりヤヴァイ道を抜けました。虎テープで通せんぼされた先に進んで行くと、見事にガサッと道が落ちていて、自転車担いでカニ歩きで渡らないとならんところを超えました。久しぶりに自転車を担ぎましたが、なんとかクリアして、しばらく進んでから喉が乾いたのでペットボトルに手を伸ばしたのですが其処にはありませんでした。あの担いだところで身代わりに落ちて行ったのでしょう。あっぶね〜、ペットボトルちゃん身代わりありがと〜。こんな歳になってそんな事したくないよ〜(笑)

      サドルは残念でしたが、もうかなり痛んでいたから仕方なし。油断してました。しかし、前がパックリしてても座る事は出来ます。レールの上に座ってる感じですけどね。
      そんな、失敗だったりアクシデントは後々覚えてますね。確かに楽しかった事は力入れないと思い出せないですが、そんな失敗は幾らでも出てきます(笑) そんな話だったりを、また飲みながら話したいですね。今年は東京遠征は叶いませんでしたか。嗚呼残念! 会える時に会っとかないと、次は無いって事もある年齢になりましたからね〜。

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