ヴルサリコ、コヴァチッチが復帰!サッカークロアチア代表2022カタール大会に向けて親善試合

運動遺伝子

こんばんは!ソムリエのらきてぃっちです。

2022年ワールドカップ、カタール大会に向けて最初の代表が発表されました。

 

FIFAワールドカップカタール2022へロシアを破って決めたクロアチア代表

3月の代表ウィークでは、26日にスロヴェニア代表、29日にブルガリア代表との国際親善試合と行います。

今回は育ってきた若手だけでなく、コヴァチッチとヴルサリコがいるのが非常に大きいですね。DFシメ・ヴルサリコが9カ月ぶりに代表復帰です。また、アンテ・ブディミールも戻ってきているのもオプションとしては大きいですよね。ユーロ2020のスペイン戦でも出番すくなかったですが、パワフルで存在感があり、結構、チームを鼓舞する熱いハートを持った選手だなと思いました。パッと見はそんな感じしませんでしたが….

今回発表されたメンバーは以下の通り。

https://twitter.com/HNS_CFF/status/1500775103407300611/photo/1

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サッカークロアチア代表最新メンバー

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GK リヴァコヴィッチが伸び悩み、グルビッチやイヴシッチにもスタメンのチャンス

ドミニク・リヴァコヴィッチ(ディナモ・ザグレブ)
イヴォ・グルビッチ(リール/フランス)
イヴィツァ・イヴシッチ(オシエク)

ここは、前回と変わっていませんが、リヴァコヴィッチではなく、イヴォ・グルビッチやイヴシッチが育ってきて、誰が正ゴールキーパーになるかわからない激戦区ですね。リヴァコヴィッチは反射神経が素晴らしいけど、若干小柄なので、彼が立つとゴールが大きく感じて、ちょっと不安な感じが個人的にはしています。

DF 過去5年で最大の進歩で、ベテランから若手まで、潤沢に人材がそろってきた、激戦ポジション

 

ドマゴイ・ヴィダ(ベシクタシュ/トルコ)
デヤン・ロヴレン(ゼニト/ロシア)
シメ・ヴルサリコ(アトレティコ・マドリード/スペイン)
ボルナ・バリシッチ(レンジャーズ/スコットランド)
ドゥイェ・チャレタ・ツァル(マルセイユ/フランス)
ヨシプ・ユラノヴィッチ(セルティック/スコットランド)
ヨシュコ・グヴァルディオール(ライプツィヒ/ドイツ)
ボルナ・ソサ(シュトゥットガルト/ドイツ)
マリン・ポングラチッチ(ドルトムント/ドイツ)

10年前は何かと穴とされがちだったディフェンダー陣ですが、監督の采配が問われる、非常に、若手、ベテランとともに優良株が多い、ポジションとなりました。今まではMFがそれでしたが、コロナが流行しているうちに?クロアチア代表も随分、変貌を遂げています。10年前はセルビア代表の守備陣の充実ぶりが見られましたが、今はクロアチア代表にそれが見られます。

ヴルサリコがもどってきましたから、スタメン争い楽しみです。グヴァルディオルは一角で間違いないとして、センターバックにポングラチッチかチャレタツァルが入って、ボルナ・ソサが左、ヴルサリコやユラノビッチが右というのがいいかなとおもいますが、これだけ人材がいると3バックで2名、攻撃的なウイングバックに使うのもいいと思います。ヴルサリコ、ユラノビッチ、ソサ、グヴァルディオルが交代で臨機応変に上がっていくと相手としてはつかみどころがないので、最高の秘密兵器群になり、今回の代表のXファクターとなりそうなディフェンダー陣です。

MF モドリッチが衰えず、コヴァチッチが戻り、マイェルが台頭。安定した戦力の充実

▼MF
ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード/スペイン)
マテオ・コヴァチッチ(チェルシー/イングランド)
マルセロ・ブロゾヴィッチ(インテル/イタリア)
マリオ・パシャリッチ(アタランタ/イタリア)
ニコラ・ヴラシッチ(ウェストハム/イングランド)
ロヴロ・マイェル(レンヌ/フランス)
クリスティヤン・ヤキッチ(フランクフルト/ドイツ)

ラキティッチが抜けて、コヴァチッチが怪我で出場できなかったり、今まで、安定感抜群だったMF陣も一抹の不安要素が見られましたが、今回コヴァチッチが戻ってきました。コヴァチッチもチェルシーでがっちりスタメンに定着しているので、これは実力が安定してきている証拠で、脂がのってきたなという感じです。鉄人のモドリッチとブロゾヴィッチもいますからここは不動でしょう。攻撃的にいくなら、ヴラシッチ、パシャリッチそして、成長株のマイェルとヤキッチ、今回選出されなかったNEXTラキティッチのスチッチもいますから、ユーロ2020を経験して、さらに充実してきています。

 

マンジュキッチ引退後で小粒感が否めないが、MF陣とDF陣のサポートで得点したい。ロコシミッチ待望。

▼FW
イヴァン・ペリシッチ(インテル/イタリア)
アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ)
ヨシプ・ブレカロ(トリノ/イタリア)
ミスラヴ・オルシッチ(ディナモ・ザグレブ)
マルコ・リヴァヤ(ハイドゥク・スプリト)
アンテ・ブディミル(オサスナ/スペイン)

フォワードは2018年にマンジュキッチが抜けて以後どうも、エースストライカー的存在がいないため、DFとMFの充実の中、1ランク落ちていると思います。セルビア代表がヴラホヴィッチ、ミトロヴィッチ、ルカ・ヨビッチという強力なラインナップになっていることに比べるとちょっとと思いますが、オルシッチやリヴァヤもビッククラブこそいないもの、代表では非常に得点に匂いを感じますしが、リーガで活躍するブディミルがぺトコヴィッチが伸び悩んで、ビックマンがいない中で戻ってきたのは好材料でコロナ以降の代表では一番、戦力の充実が見られると思います。ディフェンダー陣とミッドフィルダー陣が素晴らしいので、その連携でいかに実力以上!?のものをひきだせるかも見物です!

あとは、ロコ・シミッチですね。まだ、18歳ですが、ひと昔前のルーニーみたいにワンダーキッドになってもらいたい。

ダリッチ監督采配は

なお、ダリッチ監督はメンバーを発表した会見の場で、3バックシステムを試すことを明言。「どちらの試合でも、3バックでプレーしてみようと考えている。これまでプレーしてきた4-2-3-1または4-3-3のフォーメーションは非常に良かったが、数選手がクラブでプレーしていることもあり、3-5-2システムを試してみたい。今後の試合でシステムを変更するという意味ではないが、ペリシッチがインテルでプレーするポジション(左ウイングバック)で見てみたいし、グヴァルディオールが左のセンターバックでプレーするのを見てみたい」と語っている。

さらにポリバレントさがクロアチア代表増していますから、3バックでペリシッチや攻撃的なディフェンダー陣を2枚いれてもいいと思います。これはぜひ試してほしいですね!