松江市のゼロ磁場

　昨日午前中に　「佐太神社」　にお参りしました。　あまり参拝者が多くなく、参道を歩くことができました。

もっと昔のようにお参りが増えるようお願いしました。　苗木商から　「榊」を二鉢買い求めました。　ゼロ磁場ようです。

今年は白ナンテンはなく、「榊」　だけにしました。　毎年植えているのですが、なかなか根付かないのです。

「八百万の神々」　の　「お忌み祭り」　です。　盛んにしましょう。　　サッカーだけ大騒ぎをしないで、　静かに「お忌み祭り」

が成功するよう、佐太神社にお参りしましょう。

　いま画像の　篠田謙一氏著　「人類の起源　古代DＮＡが語る　ホモサピエンスの大いなる旅」　を読んでいます。

日本人がいかに感染症に強いかを　古代ＤＮＡ　から解き明かしています。　　ラクターゼ　のことが記されています。

　哺乳動物はその名のとおり生まれてしばらくは母親の母乳で育ちます。　しかし母乳に含まれる　乳糖を分解する　ラクターゼ

は、授乳期を過ぎると活性が低下して分解できなくなります。これによって離乳が促進されるので、哺乳動物にとって　ラクターゼ

の活性の低下は成長の重要なプロセスです。　牛乳を飲むと下痢する人がいますが、分解酵素の低下を意味しているので大人として

正常です。　成人になるとラクターゼを合成しなくなります。　　しかし成人でも乳製品に含まれる乳糖を消化し続けることができる

変異があることが知られています。　変異した遺伝子を　乳糖耐性遺伝子　と呼びます。

日本人は　乳糖耐性遺伝子　が少ないので　　これが感染させないように働くのです。　　世界で最も少ないのが日本人の特徴です。

もともと日本人は感染症に強い免疫を持っているのです。　感染する人は　注意力散漫で消毒しない人です。　反省が必要です。

などなど面白く説明されていますが、　生物の基礎知識がないと　　難解な　本です。