暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

住む

2024年03月28日 | 古民家
 次々と受け渡されて来た歴史を・・・
重荷と思うか・・・伝統ととらえるか・・・
何も持たない手軽さを・・・自由に飛び立つのか、悲しく佇むのか・・・。
永遠を探して、たどり着けない歯がゆさに・・・
気付きながら迷い・・・どこかで立ち止まり、新しい道を造るのか・・・。
頭の良すぎる暮らしは迷路のように・・・行ったり来たりを繰り返す・・・。

財産と言われる住まいを手放す訳にもいかず・・・
仕方なく空き家と言われ・・・じっと我慢の時は過ぎ・・・
想えば遠くへ行きすぎて・・・人の手を借りて想いを残すけれど・・・
手軽な住まいが息を殺して隠れると・・・古屋の姿で厄介者に晒されている・・・。

他人事とも思えず、誰もが集まり・・・勇ましい姿で屋根から祝い事を振りまいている・・・
通る声と・・・心地よい音が伝わり・・・冴える香りの清々しさに・・・
廻りの顔も待ちわびて・・・
一世一代の大事業は・・・いくつも重なる人の手を通り過ぎて、日ごとカタチに組みあがれば・・・
数百年も町を見て・・・住み手を守り、伝統の技を伝え・・・
みんなで見守り、暮らしを繋ぐ住まいになって行く・・・。




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