Z-04弾の情報が公開されて気になったこと
お久しぶりです。
公式サイトが更新され、Z-04弾の情報が公開されました。細かな内容については、公式サイトか、筆者のTweetをご確認ください。
#ゾイドバトハン 公式サイト（https://t.co/lsJUfhW14z）更新。
— やひと (@jacinto_zoids) 2020年7月30日
Z-04弾の情報いろいろ。#ゾイドワイルド #バトルカードハンター pic.twitter.com/vT9kfkTZSH
このTweetのスレッドに色々と書いてあります。
あえて言うなら、WRのコスト（チームP）が低くなった点でしょうか。
WRがコスト5〜になりました。
大きな変化ですね。きっとラフィネやラグーンは泣いています。
これ以上、公式に書いてあることをツラツラ並べても仕方ないので、今回は分かり難い点と、筆者が気になった点をお伝えします。
【注意】稼働前につき、公式サイトの記述をベースとした推測です。
- 超ガチつよボスはブースト対象外
- ステージが1本道ではない
- ジェノブレイカーの亜種が出る
- 援護攻撃・防御のシステムが変わった
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最凶竜オメガレックスの復活
※この記事は予約投稿です。
※句読点、改行、スペースなどを直さずに原文のまま文字にしています。
※ダッシュ部分は「ーー」で表現しています。
6月19日
カルグン火山帯は過酷な地だ。辺りは高温、起伏は激しく強風が吹き荒れ、火口からは今も噴煙が上がり続ける。
さらに、周囲の鉱物が磁気を帯び、ゾイドもこの地に足を踏み入れたがらない。こうした環境が今日までオメガレックス発見を妨げてきたのだ。
共和国軍は難航しながらも、ようやく帝国がオメガレックスを復元している場所を特定することに成功した。
火山帯にある洞窟の中だ！
6月20日
事態は一刻を争う。共和国軍は洞窟に進軍を開始する。
ガノンタス アクア隊を先頭に、ウィルのライガー・ジ・アーサー、ジェイのガトリングフォックス シャドー、そしてファングタイガー 白虎形態からなる攻略部隊が、うっそうと生い茂る密林を進む。ーードゴォォン！ 響く爆発音！
ガノンタス アクア隊の1体が爆炎に包まれた！
6月20日
「ーー地雷原か！」
加えて辺りが次第に霧に包まれていく。
「くそっ、ガブリゲーターの仕業か！」
ミストディスチャージャーによる霧で視界が奪われ、混乱が始まっている…！
「ガノンタス隊！レーダー探知は！？」
「レーダー…妨害されています！！」
この窮地に、ガトリングフォックスシャドーが立ち上がる。
「フォックスの耳と鼻をナメるなよ！」
6月20日
周囲の音、そして匂いに集中するガトリングフォック シャドー ーーわずかな違和感から隠れているディメパルサーを発見した！
「進化解放ーーエヴォブラスト！！ふっ飛ばせフォックス…幻影機関砲（ファントムガトリング）！！！」
6月20日
元凶のディメパルサーをガトリングフォックス シャドーが撃破し、レーダーが正常に戻ったことでガノンタス アクア隊が反撃を開始する！レーダーによる精密射撃でガブリゲーター達を倒し、ようやく霧が晴れ、密林を抜けた。
しかし、舞台の頭上を影が横切るーー帝国のスナイプテラ部隊！
ファントム隊・エリザの機体もいる！
「シャイニングランス隊…アンタ達に邪魔されちゃ困るんだよ！！！」
6月20日
地上からの砲撃なんて当たるものか、”悪魔の翼”の名は伊達じゃないーーガノンタス アクア隊に次々と爆撃を浴びせる帝国のスナイプテラ部隊。
「次はお前だ、ライガー・ジ・アーサー！」
6月20日
エリザのスナイプテラ BRUがライガーを撃ち抜こうとしたその刹那、一陣の風が吹き抜けーー数体のスナイプテラが翼を斬られ墜落する！
ユアのソニックバードだ！
「あなたの相手は私よ！行ってウィル！」
ユアの援護のおかげで、地上の攻略部隊は洞窟への進入に成功した。禍々しい空気が奥から流れてくるようだ。
最後の戦いは近い。帝国の野望を阻止できるかは彼らにかかっていた。
6月20日
洞窟内を全速力で駆ける共和国の攻略部隊。帝国軍守備隊のナックルコングを食い止めるために仲間が一人、また一人と隊列を離れていく。ウィル達は振り返らない。オメガレックスの反応が近付き、やがて広い空間に辿り着いた。
「あれが…オメガレックス…ッ！！」
そこには、覚醒の時を待つオメガレックスの姿が…
どんな手段を用いてでも、奴の復活を止めなければならない…！
6月20日
「火力を集中させて破壊しろ！！」
ハンターウルフはソニックブースター、ファングタイガー 白虎形態はツインドファングを一斉に展開し、オメガレックスに向かって駆けだした。
オメガレックスの前に守備隊と共に、ファングタイガー シュヴァルツとドライパンサー ブラッドが現れる。
共和国軍と帝国軍の戦いは最終局面を迎える…！
6月20日
「待っていたぞ！”銀の雷光”！！！」
もはやディースにとっては帝国も共和国も関係なく、己の強さの証明とウィルへの執着にとりつかれていた。
しかし、ウィルはそれに取り合わない。
「今はそれどころじゃない…！！！」
そんな様子にいら立つディースは、ドライパンサー ブラッドからオメガレックスへ乗り移った！
「…ならば否が応でも、戦わざるを得なくしてやる…！！」
「ディース！！やめろ！！」
ウィルが必死に叫び制止するが、ディースはオメガレックスを起動する…
6月20日
オメガレックスが、喉の奥の砲身ーー荷電粒子砲から破滅の光を放つ。射線上のゾイド達は敵味方の区別なく、緑の光の中へ消えていった…
かろうじて回避したライガー・ジ・アーサーも衝撃で吹き飛ばされてしまった。崩落を始める洞窟。
「見ろ！これがオメガレックスの力だ！」
「さぁ…”銀の雷光”、オレと戦え！！」
6月20日
再び荷電粒子砲のチャージを始めるオメガレックス。
「また、あれを撃たせてはならない…！」
生き残った共和国軍ゾイドは、持てるすべての銃火器をオメガレックスに向けて放つ。
しかし、オメガレックスの装甲には、傷一つつけることが出来なかった。
「全開でいくぞ…ライガー！！」
最大威力の進化解放ーー最高速度で放たれた渾身のグングニルが、オメガレックスの首元に突き刺さるーー！！！
6月20日
オメガレックスの荷電粒子砲のチャージは止まらない。
「ライガーは、まだいけると言っている！！」
その瞬間、ウィルとライガーの心が一つになる！！インパクトリボルバーが激しく回転し、A-Zアーサーランスが再び光を放ち始める！！「グングニルーーー！！！」
ゼロ距離でライガーのグングニルが炸裂し、オメガレックスの装甲を貫いた！！
バランスを崩したオメガレックスの荷電粒子砲は洞窟の天井に向かって放たれる。
洞窟の崩壊が加速する…
6月20日
「ウィル！脱出だ！洞窟の崩壊に巻き込まれるぞ！」
共和国の残存ゾイド達は洞窟の出口を目指して全速力で走りだした。
生き埋めをまぬがれた共和国軍。
オメガレックスは崩れた岩盤の下敷きになったはずだ。しかし、ウィルは確信していたーー奴は絶対に生きている！
ブラックリバーブリッジ奪取作戦
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5月26日
トラム基地を発ち、共和国軍はカルグン火山帯へと進軍を進めた。
ブラックリバーブリッジ ーー火山帯への進軍には避けては通れない要所だ。
帝国との激戦は必至。
だがシャイニングランス隊の姿が一人足りない。
ラプトリア ラフィネの修理の目処が立たず、ユアはトラム基地に残ったのだ。
「ユア…無理して笑ってたな」
「ああ、ユアの分も頑張るしかないさ」
ウィルもジェイも、不安を振り払うように無意識に速度を上げていた。
5月27日
基地に残ったユアは発掘を手伝っていた。周辺の発掘ポイントからは有用な資源が豊富に発掘されるのだ。
体を動かしてた方が色々考えなくて済む、そう思い焦りを振り払ったその時、岩壁が崩れたーー！
そこには、大きな翼が埋もれていた。
「これってもしかして…！」
翼の持ち主の発掘が急ピッチで進められる…！
6月1日
カルグン火山帯への道のりは続く。
先行するウィルとジェイの目の前に1体の見たことの無い青いライオン種ゾイドが現れた。
「帝国の新型ゾイド！？」
呼びかけるも応答は無く、ジェイのガトリングフォックス シャドーが先制攻撃をかける。ライオン種ゾイドは、まるでこちらの動きを読んでいるかのように華麗にかわし続ける。
「これならどうだ！進化解放”グングニル”！」
ライガー・ジ・アーサーはA-Zアーサーランスによる強烈な一撃を繰り出す。
しかし、ライオン種ゾイドにまたしてもかわされてしまう。
6月1日
「少しだけブレードライガーの力を見せてやる」ブレードライガーは輝く刃ーーレーザーブレードを展開する。
ブースターが火を噴き、目にも留まらぬ速度で一直線に斬り抜けたーー！！！
（やられた……！？）
「安心しろ、斬りつける瞬間ブレードは収めた」
「一つ教えてやろう。お前たちはゾイドと心を一つに出来ていない。ゾイドの心の声を聴け」
ウィルとジェイは立ち尽くす。
「もう一つ教えてやろう。俺は帝国ではない」ブレードライガーのライダーは、そう言い残して立ち去っていった。
6月7日
共和国軍はブラックリバーブリッジの目前まで来ていた。
旗艦ゾイドはモリー大佐のグラキオサウルス、多数の火器を備えた動く要塞だ。そのまわりを固めるのは鉄壁トリケラドゴス クロム部隊だ。精鋭部隊に加えて多数のゾイドハンター達もいる。
帝国との激戦が始まろうとしている。
6月8日
共和国軍の偵察カブターのライダーは無数の帝国軍ゾイドに目を疑った。帝国はこの地に強力な改造ゾイドの大部隊を送り込んできたのだ。
「当然か…奴らは時間稼ぎが出来ればいいんだ。オメガレックス1体の復元で、すべて事が済むんだからな…！」
6月8日
ブラックリバーブリッジを挟み、にらみ合う両軍。ウィル達はじめ主戦力の配置も完了した。
「ジェイ…ファントム隊、いるよな」
「お前が言うと当たるからやめろ…」
まもなく夜が明ける…それと共に開戦だ。
「今は、俺達のできることをやろう」
6月9日
夜明けとともに共和国軍の猛攻が始まる。
後に「ブラックリバーブリッジの戦い」と語られる一戦の火蓋が切られた。
旗艦ゾイド・グラキオサウルスの主砲が火を噴く！帝国陣地に着弾し、巨大な火柱が上がる…！
間髪入れず期間の後方から、A-Zボムを抱えた共和国のカブター隊が次々に飛び立つ。
これを迎え撃つのは帝国のバズートル ラグーン部隊だ。対空射撃でカブターを撃ち落としていく…！
6月9日
「ひるむな！行くぞ！」
疾風のごとく飛び出したのは、ファングタイガー 白虎形態の小隊だ。
弾幕を交わしながら橋を駆け抜ける！
「行かせはしない！！」
立ちはだかったのは帝国のギルラプター部隊！高速のカギ爪が襲い来る！
「本能解放ーーワイルドブラスト！」
ファングタイガー 白虎形態は背中のツインドファングを展開し迎え討つ！
6月9日
「ジェイ！俺達は敵陣に切り込むぞ！」
ウィルのライガー・ジ・アーサーとジェイのがトリングフォックス シャドーも突撃を開始。
ファングタイガー 白虎形態の脇をすり抜ける刹那ーー切り裂かれたギルラプターの装甲が眼前に飛び散った！
味方ながらゾッとする刃の斬れ味を尻目に、2体は敵陣へと突き進む…！
6月9日
対岸を守る改造スティレイザー部隊を蹴散らしたウィルとジェイは、遂に敵陣に突入していく！
「ジェイ！光学迷彩でーー」
「ーー敵陣に潜り込んで撹乱、だろ？」
ガトリングフォックス シャドーの姿が揺らいで消える。
「ウィル、お前はーー」
「ーーああ、指揮官機を一気に叩く！！」
6月9日
ライガー・ジ・アーサーはA-Zアーサーランスを振るい、敵を蹴散らし疾走する。その姿はまさに雷光そのものだった。
両軍入り乱れ混戦と化した敵陣を、指揮官機を探して駆け巡る。ジェイのお陰で場が混乱している今がチャンスだ。
「…いた！あのギルラプターか！」
ライガーの眼が敵将を捉えたその時ーー両断された共和国のハンターウルフが吹っ飛んできた！
すんでのところでかわしたライガーに、陰から音なき凶刃が迫り来る…！
6月9日
死角からの無音の刃を、身をよじり回避するライガー…間に合わない！
刃は右肩をかすめる…！A-Z機関砲は斬り裂かれ、パージされた瞬間に爆発した。
「やはりかわしたか…”銀の雷光”」
「黒の…いや、”鮮血の幻影”とでも言った方がいい見た目だな…！」
そこに立っていたのは、これまでに破壊したゾイドのオイルで赤く染まったドライパンサー ブラッドだった。
放つ殺気が膨れ上がる！
「さぁ…あの日の仕切り直しだ！！」
6月9日
雪辱に燃えるディースとドライパンサー ブラッド。鬼気迫る様子にウィルとライガー・ジ・アーサーもうかつに動けない。にらみ合う両者の間で、目に見えない高度な攻防が展開される…！
永遠のように長い数秒。爆音を合図に時が再び動き出した。パンサーの無音の射撃をかいくぐるライガー！2体の爪と爪がぶつかり火花を散らす！
もはや誰も二人の間に割って入ることはできなかった。
6月9日
ドライパンサー ブラッドが牙を剥く。
「兵器解放ーーマシンブラスト！！」
命を刈り取るA-Zドライブレードは静かに唸り声を上げる！
「地獄の三連刃（ドライスラッシュ）ーー奴を斬り刻め！！」
6月9日
ライガー・ジ・アーサーが吼える。
「進化解放ーーエヴォブラスト！！」
進むべき方向を指し示すように、銀色の槍が展開し光を放つ！
「グングニルーー敵を貫け！！」
6月9日
2体のゾイドの武器が幾度となく衝突する。ライガーのA-Zアーサーランスをドライパンサーがシャドウシールドで跳ね上げ、体勢を崩しにかかる！
（ディース…戦い方が巧みにーー！！）
「ウィル…いいことを教えてやる！」
互いに武器が軋みを上げる。
「橋を渡っている旗艦ゾイド・グラキオサウルスに、まもなくエリザのスナイプテラ部隊が爆撃し橋を落とす」
「ーー！！お前ら…ッ！！！」
「止めたいなら…俺を倒してからだ！」
6月9日
ジェイのガトリングフォックス シャドーはヴァクのファングタイガー シュヴァルツに足止めされていた。ディースの言葉通りエリザのスナイプテラ BRUが大量の弾薬を積み、橋へと飛んでいく！
万事休す…そう思った時、スナイプテラに迫る青い機影ーー！
6月9日
「ーーお待たせ！ウィル、ジェイ！！」
それはユアの乗ったソニックバードだった！！
「シャイニングランス隊…勢揃いだ！！覚悟しろよ、ファントム隊…帝国軍！」 「進化解放ーーエヴォブラスト！！」
ユアが操るソニックバードの両翼の先端からA-Zウィングソードが現れる。
スカイスラッシューー！
青き翼が、スナイプテラ部隊を一瞬で切り裂いた！！
6月9日
「何なのよ…そのゾイド！！」
エリザが歯がみする。トラム基地で発掘されたゾイドーーソニックバードが共和国軍の窮地を救ったのだ。
ソニックバードの登場により、制空権を失った帝国軍は撤退を余儀なくされた。
「次の戦いにも出てこい！そこでオレの強さを証明し…息の根を止めてやる！！」
返答も聞かず、ドライパンサー ブラッドは姿を消した。
こうして、ブラックリバーブリッジの戦いは、共和国軍の勝利に終わった。
新たな作戦の始まり
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※句読点、改行、スペースなどを直さずに原文のまま文字にしています。
※ダッシュ部分は「ーー」で表現しています。
5月10日
「ーーーん…ぁ…」
コックピットで目を覚ますウィル。
「…そうか。俺達、崖から落ちて…」
どうやら相当下流まで流されたようだ。全身に痛みはあるが、体は動く。
「ライガー！無事か？！」
奇跡的にライガーも傷は浅いようだ。
「ユア…心配してるだろうな。
よし！急いで共和国軍に合流だ！
…まずは腹ごしらえだな…」
5月13日
通信機が故障し、共和国軍と連絡が取れないウィルは、友軍と出会えることを期待しつつ流されてきた川沿いを進む。
数時間ほど行くと、数体のトリケラドゴスと遭遇した。共和国軍か？！
しかし反応がおかしい。ウィルの話に聞く耳もたずこちらに向かってくる！
「何だこいつら…ハンター…じゃない。帝国でもない！」
その機体には見たことのない組織のエンブレムが掲げられていた。
5月13日
乱れのない連携で、ライガー・ジ・アーサーを翻弄するトリケラドゴス達。ライガーの隙をつきトリケラドゴスのインパクトホーンが迫る！
とっさに繰り出したA-Zアーサーランスとインパクトホーンが激突！
力負けしたのは、トリケラドゴス…！
「くそっ！強力なゾイドの奪取が任務とはいえ、コイツは手に余る…撤退だ！」
トリケラドゴス達は姿を消した。
「なんだったんだ…あいつらは？」
5月17日
遭難から数日、疲労の色を隠せないウィルとライガー・ジ・アーサーは、不運にも帝国軍ギルラプター隊に遭遇してしまう。
「こいつら…ただのライダーじゃない！エース部隊だ…くそっ！」
ウィルが焦り始めたその時だった。
ーードゴォォン！！ 強烈な砲撃！
「そこの銀色のライガー！援護する！」
現れたのは、ライジングライガー率いる共和国の独立部隊だ。
5月17日
「進化解放ーーエヴォブラスト！！」
ライジングライガーが猛り吠える。
「ライジングバーストブレイク！！！」
ライジングライガーのA-Zタテガミブレードが帝国のギルラプターエース部隊をなぎ払っていく…！
5月17日
トラム基地のユアの元に報せが届く。ウィルからの通信ーー生きている！
出会った独立部隊を介してウィルの生存が知らされた。
基地に帰還するウィル。
再会を喜ぶシャイニングランス隊。
休息も束の間、共和国軍の次なる大規模作戦の準備が着々と整いつつあった。
5月21日
オメガレックスの復元が進む中、付近の要地制圧に向かう帝国の部隊にファントム隊も組み込まれていた。
屈辱を味わったあの日以来、「強さ」への執着が以前にもまして強くなったディース。
帝国にも共和国にも属さぬ強者、トップスリーハンターが治める拠点の攻略を命じられた。
5月21日
トップスリーハンター ーーゾイドハンターの中でも、重要な拠点に君臨するハンターのことだ。
発掘や資源調達を優先的に行えるため、その座を巡ってゾイドバトルが起こる。実力なしには到底得られぬ地位だ。
この地のトップスリーハンターの相棒・キャンブル バッシュに刻まれた無数の傷は、彼らが激しい戦いをくぐり抜けてきたことを雄弁に物語っていた。
5月21日
気がはやり、単独で飛び出すディースのドライパンサー。
「俺がやる！！」
間合いをはかるように待ち構えるキャノンブル バッシュ隊。
「ディース！一人では危険よー」
巨体に似合わぬ俊敏な動きでドライパンサーに付いていく鋼鉄の猛牛！
（こいつら…連携に隙がまったくーー）
「年季が違うのさ、坊や！焼け焦げろ！兵器解放ーーマシンブラスト！！」
5月21日
「兵器解放ーーマシンブラスト！！」
3体のキャノンブル バッシュ、計27の砲口が、たった1体の標的に向けられた！
「「「ナインバーストキャノン！！！」」」
圧倒的な火力がディースを襲うーー！！
5月21日
激しい衝撃波が、キャノンブル バッシュ3体同時兵器解放の威力を物語る。辺りが紅蓮に染まった次の瞬間、爆煙から飛び出す黒い影！ディースのドライパンサーは背面武装をパージし、高めた機動力で回避していたーーが！
「当然かわすよなぁ！”黒の幻影”！」
着地際を狙うキャノンブルの2本の角がドライパンサーの横腹を突き上げた！装甲の破片を撒き散らしながら宙を舞うパンサーに、もう1体が迫る！
5月21日
窮地のドライパンサーへと突進するキャノンブル バッシュの背後に、ヴァクのファングタイガー シュヴァルツが飛びかかった！
「これ以上はやらせないよ！！」
「見えてるよーーやれ、ブル！！」
後脚での強烈な蹴りを受け、鈍い音と共にタイガーのアーマーが砕け散る！
エリザのスナイプテラ BRUの銃撃も、虚しく回避されてしまう。3人はトップスリーハンターの実力を思い知らされることとなった…！
5月21日
共和国軍も恐れたファントム隊を難なく退けるトップスリーハンター。
（クソッ…なんでこんな奴らにーー）
「ーー勝てないんだ、と思ったか？」
図星を突かれて驚くディース。
「一人で考えてるうちは分からんさ！」
ハンターの発した言葉は、ディースには理解できないものだった。
「無様な…撤退しろ、ファントム隊！」
定刻司令部から撤退命令が下る。ディースは血が滲むほど唇を噛みしめていた。
5月21日
トップスリーハンターとの戦いでの敗北。
「ドライパンサーの出力を上げろ！無茶な改造でも構わん！」
ドックに怒気をはらんだ声が響く。メカニックは何色を示す。が、
「やれと言ったらやれ！！俺は強く…強くないといけないんだ…ッ！！」
ディースに気圧され、メカニック達はドライパンサーの改造に着手する。
トラム基地攻防戦
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※ダッシュ部分は「ーー」で表現しています。
4月23日
共和国軍の拠点・ニケは、サバンナでも安定して水と食料が手に入る地だ。
ここに続々と集結する共和国ゾイド部隊。
「これだけゾイドが揃うと壮観だな！」
ウィルの一際元気な声が辺りに響く。
「何をのんきなことを言ってんだ…」
「ウィルはゾイドが大好きだからね」
4月30日
内陸部の帝国軍トラム基地攻略を目指し、昼もなお暗い密林地帯を行く共和国軍。
それを察知した帝国のクワーガ シノビ部隊が、共和国軍に襲い掛かる！
強化された大顎と装甲は鈍い光を放つ。迎え撃つのはシャイニングランス隊だ。
4月30日
ジェイのガトリングフォックス シャドーの弾幕を、クワーガ シノビは俊敏にかわし距離を詰めてくる。
「頼んだ！ユア！」
ラプトリア ラフィネがウィルのライガーを踏み台にして飛び上がり、スラッシュクローを浴びせる！しかし、硬い装甲に阻まれ、はじき返される！
「だったら…コイツでどうだ！」
「進化解放ーーエヴォブラスト！
4月30日
グオオオオォーーーッッ！！！
ライガー・ジ・アーサーの咆哮と共に、A-Zアーサーランスが展開する！
「受けてみろ！グングニルーーッ！！」
4月30日
まるで稲妻のように駆け抜けながら、クワーガ達を次々貫いていくライガー・ジ・アーサー！この姿こそが、ウィルが”銀の雷光”と呼ばれるゆえんだ。
シャイニングランス隊の活躍で敵を撃退した共和国軍は、体制を立て直し進軍を再開した。
5月4日
共和国軍の「トラム基地攻略作戦」。ウィル達のシャイニングランス隊も攻略部隊に組み込まれる。
「またアイツに出遭いそうな気がする…”黒の幻影”！」
「ウィルの予感は当たるからね…」
ユアは、胸騒ぎを覚えずにはいられなかった。
5月8日
帝国基地攻略作戦の、サーベルタイガー種やオオカミ種を中心に構成された、高速ゾイド部隊が荒野を駆ける。
「うはーっ！ファングタイガー 白虎形態はやっぱかっけーな！すっげー！！」
「またお前は…」
「ウィルはウィルね」
いつも通りの様子のシャイニングランス隊。しかし、戦場はすぐそこだ。
5月8日
「見えた！あれがトラム基地！」
トラム基地は、大規模なゾイドの発掘ポイントに隣接した帝国の大型基地だ。
「ナックルコングにバズートル！見えるだけでも30体以上いるわ！」
ユアの声も驚きの色を隠せない。この作戦次第で、今後の戦局が大きく変わる。
「ジェイ！手はず通りに頼むぞ！」
「責任重大だな…ま、やってやるさ！」
ガトリングフォックス シャドーの力の見せ所だ。
5月8日
ジェイはがトリングフォックス シャドーの光学迷彩を起動し、音もなく岩陰から出ると、慎重に帝国基地の守備隊の側面に回る。
基地正面に共和国軍のゾイド部隊が現れると、守備隊のバズートル達は一斉に砲門を向けた！
5月8日
基地のゲートを守るバズートル達が共和国軍に狙いを定め、砲撃を始めようとした瞬間ーーガトリングフォックス シャドーが側面からありったけの弾丸を浴びせる！
「なっ？！横から！？マズいーー」
フォックスの攻撃で混乱する帝国守備隊に向かって、共和国軍の主力が突撃をかける。守備隊の陣形は崩壊した。
「作戦成功ね！」「行くぞぉっ！！」
ウィル、ユアも敵をなぎ払いながらゲートを目指す。
5月8日
守備隊のバズートルの大半に損害を与え、一気に攻勢に出る共和国軍！
ユアのラプトリア ラフィネが機動性を活かし体調のナックルコングを翻弄する。その隙にライガー・ジ・アーサーのA-Zサーサーランスがゲートを突き破った。続々とゲートから突入を果たす共和国軍ゾイド達。
一方、ゲートの外でかく乱を続けるジェイのガトリングフォックス シャドーに、3連サイレントガンが命中する。
「なにっ！！」砂塵の中からディースのドライパンサーが姿を現した。
5月8日
帝国基地内を高速で駆けるライガー・ジ・アーサーとラプトリア ラフィネに弾丸が降り注ぐ！
ファントム隊・エリザのスナイプテラ BRUだ！
そして、基地の奥から数隊のキャノンブルを率いたヴァクのファンタイガー シュヴァルツが姿を現す。
「”銀の雷光”がこっちならディースは狐狩りだね。意中の相手じゃなくてキレてなきゃいいけど」
5月8日
「チッ、キツネの方か…ハズレだ」
ドライパンサーを前に身構えるジェイといら立つディース。
「俺はお前などどうでもいいんだがな…！さっさと終わらせてやろう！」
ディースの殺気の高まりに呼応して、ドライパンサーのバイザーが怪しげに光る。
「兵器解放ーーマシンブラストッ！！」
A-Zドライブレードがうなりを上げる！
5月8日
「ユア！突破する！援護頼む！！」
「ちょっ、ちょっと待ってウィル！！」
ライガー・ジ・アーサーはヴァクのファングタイガー シュヴァルツめがけて突進する。
「焦りすぎでしょ…ライオンくん」
ユアの援護を待たずに飛び込むライガーを、ファングタイガーのサンダーテイルが捉える！
「ウィル！！」
「あら、よそ見してちゃダメよ！」
「きゃあぁぁぁぁーーッ！！！」
スナイプテラ BRUの爆撃がラプトリア ラフィネ達を襲う！
5月8日
「ぐっ…大丈夫かユア！みんな！」
「ええ…！部隊もまだ戦えるわ…！」
何とか直撃は避けたが、損傷は大きい。
そこに体勢を崩しながら逃げ込んでくるジェイのガトリングフォックス シャドー！
「ふー危ねぇ！」「ジェイ！無事か！」
「ちょこまかと…！」
ディースのドライパンサーも続いて姿を現した。
ウィル、ユア、そしてジェイ。3人が合流し、陣形を立て直すシャイニングランス隊。
5月8日
「ファントム隊は俺達が抑える！本隊は敵司令部を！」
「頼んだぞ…シャイニングランス隊！」
ウィル達を残し、共和国軍主力は基地の奥を目指す。
「手を出すなよ…ヴァク、エリザ」
「言われなくとも」「お好きにどうぞ」
ディースの眼にはライガー・ジ・アーサーしか見えていない。
「ユア、ジェイ…そっちは任せた！」
ウィルとディース、因縁の二人が再び激突する…！
5月8日
牙を、爪を、刃を交え、激しくぶつかり合う2体のゾイド。
「さっさと散れェ！”銀の雷光”！」
「お前を倒す！”黒の幻影”！」
壊れた隔壁を越え、2体のゾイドの戦いは基地の外へともつれ込む。
「俺の力を思い知れ…！！」
「行くぞ、ライガー…！！」
最強の一撃同士がぶつかり合う…！
5月8日
「兵器解放ーーマシンブラスト！！」
ディースの強さへの執着は、ドライパンサーのA-Zドライブレードの回転を激しく加速させる！
「食らえッ！ーー地獄の三連刃（ドライスラッシュ）！！」
5月8日
「進化解放ーーエヴォブラスト！！」
ウィルの闘気に呼応してA-Zアーサーランスが展開！インパクトリボルバーの爆発が破壊力を上げる！
「貫けッ！ーーグングニル！！！」
5月8日
互いの必殺技のぶつかり合い…勝ったのはウィルとライガー・ジ・アーサー！ドライパンサーの左肩のシャドウシールドが破壊される。ライガーは更なる追撃を繰り出す
「ディースーー！！」
エリザは思わずスナイプテラ BRUの射撃を放った。
（ウィルは気付いてないーー！）
ユアはとっさに、射線上にラプトリア ラフィネを滑り込ませる！
5月8日
スナイプテラ BRUの銃弾はライガーをかばったラプトリア ラフィネの胴体に直撃！衝撃で機体が吹き飛び、激しく地面に叩きつけられるラプトリア。
「ユアーーー！！」
ウィルは冷静さを失い、ドライパンサーに突撃をかけた！
不意を突かれたディースはバランスを崩し、2体のゾイドはもみ合いながら崖下に転がり落ちていった…。
5月8日
「ウィルーーッ！！？」
ジェイは崖のそばに駆けつけるも、下を流れる濁流にのみこまれるウィルのライガー。ディースのドライパンサーはギリギリのところでエリザのスナイプテラに助け出される。
「このーーッ」
ファントム隊に敵意を向けるジェイを止めるユア。と同時に基地内から司令部制圧を意味する共和国軍の信号弾が上がる。
「チッ、撤退するぞ…」
ファントム隊は姿を消した。トラム基地攻略作戦は共和国軍の勝利に終わった。
5月8日
帝国軍がトラム基地攻防戦で敗北し、撤退したファントム隊。ディースは、戦いが不本意な形で終わる原因を作ったエリザに激怒する。
「何故余計なことをした！！！」
「アンタが危ないと思ったんだ！！」
「落ち着け、ディース。エリザもだ」
ヴァクが間に割って入る。
「俺は…強くなければいけないんだ！」
（こんな終わり方は認めんぞ…”銀の雷光”…ウィル・ミラー！！）
5月10日
「ハンターも今は大切な仲間だ。全力を挙げて捜索を続ける」
モリー大佐の指示が飛ぶ。トラム基地制圧後、各種整備と並行してウィルの捜索が行われていた。
「どうすればいいの…？お願い…無事でいて、ウィルーー」
ユアの悲痛な表情。
「ウィルならきっと大丈夫さ」
ジェイは自分に言い聞かせるようにつぶやいた。
キミだけのバトハン戦記
※公式サイトのバトハンカードを公開を受けて、6月29日に予約してあった本記事を投稿します。そのため本文中のリンクは、6月28日の12:00まで一部無効です。
※句読点、改行、スペースなどを直さずに原文のまま文字にしています。
※ダッシュ部分は「ーー」で表現しています。
新地球暦、帝国軍が最凶竜オメガレックスの復元を開始した・・・。
一方、共和国軍は帝国軍の復元計画を阻止すべく、大規模作戦の展開を決定。
共和国軍から、キミの部隊に作戦参加要請とともに、新たな飛行ゾイド・ソニックバードが届いた！！
ソニックバードとともに出撃し、オメガレックスの暴走を阻止せよ！
第1話「急襲！！密林の攻防戦」
時系列は『トラム基地攻防戦』の前半
最凶竜オメガレックスの復活を阻止するため、共和国軍は大規模作戦を開始した。
帝国軍トラム基地へ向けて密林を進む共和国軍に、帝国軍クワーガ シノビ部隊が急襲を駆ける！いち早く察知したキミの小隊は、素早くクワーガ達を撃破し、共和国軍の危機を救った。
エースの証として、キミは金色に輝くライオン種ゾイド・ライジングライガーを託されたのだった。
第2話「帝国軍トラム基地を制圧せよ！！」
時系列は『トラム基地攻防戦』の後半
シャイニングランス隊の活躍でゲートを突破し、トラム基地内へ突入する共和国軍。キミの部隊の前に、基地の最終防衛ラインを守るキャノンブルが現れた！
キャノンブルの激しい砲撃の前に近くことが出来ず、キミの相棒ゾイドは次第にダメージを受けていく！キミは起死回生のワイルドブラストで一気に距離を詰め、強烈な一撃でキャノンブルを撃破！
勢いづいた共和国は基地制圧に成功した。
周辺の発掘現場からは、飛行ゾイド・ソニックバードが発掘された。
その青き翼は共和国軍に大きな力をもたらすこととなった。
第3話「共闘！銀の雷光」
時系列は『新たな作戦の始まり』なので、ウィルを救った独立部隊がキミ？
トラム基地の制圧に成功した共和国軍は、ブラックリバーブリッジを奪取すべく、新たな作戦を計画していた。
トラム基地周辺の偵察任務に出たキミの部隊は、帝国のギルラプター部隊と、たった1体で戦う銀色のライガーに遭遇、急遽援護に加わる。
ライガーと共闘し、敵部隊の撃退に成功したキミ。銀色のライガー、その名も「ライガー・ジ・アーサー」は、共和国軍シャイニングランス隊のリーダー「ウィル」が駆る強力なゾイドだ。
第4話「遭遇！謎のブレードライガー」
時系列は『新たな作戦の始まり』の後、ウィルと同時に遭遇したわけではない
ライガー・ジ・アーサーと別れ、偵察任務を継続するキミの小隊の前に、謎の青いライガーが姿を現す。
通信を試みたが、応答はない…。
ライダーとゾイドが一体となったかのような、想像を絶する青いライガーの動きに、キミの部隊は翻弄されてしまう。
そのライガーの名は「ブレードライガー」。惑星Ziのゾイド因子から復元された強力なゾイドであった。
第5話「炸裂！ライジングライガー新武装」
時系列は『ブラックリバーブリッジ奪取作戦』で、これはキミの活躍？
ブラックリバーブリッジ奪取作戦が始まった。激しい砲撃をくぐり抜け、橋の防衛ラインを突破した共和国軍ゾイドの前に、帝国軍のドライパンサーが立ちはだかる！音もなく放たれる3連サイレントガンに苦しめられる共和国軍。
状況を打開すべくライジングライガーは、新武装・グラビティーキャノンユニットを解放し、A-Z 3連チャージミサイルを放つ！広範囲に飛散する弾丸の破片を脚に受け、動きが鈍るドライパンサー 。その刹那、ライジングライガーGCUのフルバーストがドライパンサーを捉えた！
第6話「天空の覇者！！ソニックバードBRU」
時系列は『ブラックリバーブリッジ奪取作戦』だが、空で活躍してるのは誰？
帝国軍と共和国軍の総力がぶつかり合うブラックリバーブリッジの戦い。地上戦が共和国軍優勢で進む一方、スナイプテラ部隊の存在により、空中戦は帝国軍が優勢であった。
しかし、ダッシュブレイカーユニットを装備したソニックバードが戦場に到着し、制空権を奪取！高速戦闘能力を極限まで引き出されたソニックバードDBUがスナイプテラ部隊を壊滅に追いやり、帝国軍は撤退を余儀なくされた。
要地を抑えた共和国軍。その目の前には、最凶竜オメガレックスの復元が行われているカルグン火山帯が迫っていた。
第7話「恐怖！最凶竜の覚醒」
時系列は『最凶竜オメガレックスの復活』なので、実はキミもウィルの隣りでワイルドブラストしていたらしい
最凶竜が目覚めてしまった…！
オメガレックスの放つ荷電粒子砲によって、共和国軍は壊滅状態に追い込まれる。
再び荷電粒子砲のチャージを開始するオメガレックスに対して、シャイニングランス隊のライガー・ジ・アーサーとともに立ち向かうキミの部隊。
キミの心と相棒のゾイドコアが共鳴する！
キミのゾイドとライガー・ジ・アーサーのワイルドブラストを受け、オメガレックスがその威力に思わずよろめいた！暴発した荷電粒子砲で洞窟の岩盤が崩れ落ち、オメガレックスは生き埋めとなった…。
第8話「最終決戦！！オメガレックス暴走」
時系列は『最凶竜オメガレックスの復活』の後
やはりオメガレックスは生きていた！暴走するエネルギーは、装甲を白く染め上げ、オメガレックスは狂気とともに地上に現れる。
共和国軍は、最終指令を下す…
「オメガレックスの暴走を阻止せよ」！
狂気の最凶竜が暴れ狂う戦場へと、キミの部隊は出撃する！最後の戦いがいま始まる…！
TRUE END（ボス戦の勝敗で表記が変わるのかは不明）
所感
- キミは部隊長なのか、小隊長なのか？
第1話でライジングライガーを託され、同時に「部隊長へ昇格した」と読み取ろうとしたが、第0話の「キミの部隊」が好意的な解釈を邪魔してくる。 - ブラックリバーブリッジでキミが「2人」に？
ライジングライガーGCUとソニックバードDBUの登場が同じブラックリバーブリッジのせいで、キミが同時に2人存在しているような展開に。どちらかの道（ゾイド）を選択する方式にすれば良かったと感じる。なお、特報でのキャッチフレーズは…「君だけのバトハン戦記を紡ぎ出せ！」 - 最後の最後でカッコの位置が間違っている？
少なくとも筆者のバトハン戦記第8話は、」の後に！が書かれています。あえての書き方なのかと考えましたが、メーカーさんお得意のミスのような気がしてなりません。ミスだった場合は、途中のアップデートで修正されている可能性があります。
最凶竜の目覚め
※この記事は予約投稿です。
※句読点、改行、スペースなどを直さずに原文のまま文字にしています。
※ダッシュ部分は「ーー」で表現しています。
3月24日
新地球暦、アダマン領域アドウ大陸に漂着した共和国の調査部隊が、凄まじいエネルギーを発するゾイドコアの反応を捉えた。それは最凶ゾイド”オメガレックス”の反応と酷似したものであった。共和国軍司令部は、復活阻止のため大規模な調査部隊の派遣を決定する。
その通信を傍受した帝国はオメガレックス復活を目論み、共和国を上回る規模の精鋭部隊によるアドウ大陸侵攻作戦を開始するのだった…。
4月2日
共和国の機動性を重視したラプトリアで構成された先行部隊がアドウ大陸に到着。オメガレックスの眠るポイントを特定すべく調査を開始した。
調査隊が密林の調査を開始し1時間。突如、先頭を行くラプトリアが切り裂かれ崩れ落ちる…！
赤のバイザーが密林で妖しく光った。
4月2日
先頭のラプトリアに続き、切り裂かれる2体目のラプトリア。
”黒の幻影”ディースの駆るドライパンサーが姿を現す…！
「あれは…！」
隊長が命令を下すよりも疾く、ドライパンサーの刃が隊長機をゾイドコアごと破壊した…！
4月2日
時を同じくして、トリケラドゴスやカブターを中心とした共和国の調査隊本隊が上陸を始めていた。先行部隊からの定時連絡が途絶え、指揮官は密林を目の前に進軍をためらっていた。その時、彼らの頭上に1体の飛行ゾイドの影が迫る。
帝国軍ファントム隊のエリザが操るスナイプテラ BRUによる、一方的な爆撃が降り注いだ…！
4月2日
スナイプテラ BRUのミサイルランチャーとボムの激しい爆撃を受け、次々と密林に逃れる共和国軍ゾイド達。
「残念でした、そっちも地獄なの♪」
4月2日
弾丸の雨を避けて密林へ逃れた部隊を待っていたのは、同じくファントム隊のヴァクが駆るファングタイガー シュヴァルツだ。
生い茂る木々で思うように動けない共和国軍をあざ笑うように、ファングタイガーの爪と牙がゾイドの体を引き裂いていく！
次々と倒れていく共和国軍…。戦況を打破すべく指揮官機のハンターウルフ ツクヨミが攻勢に出る！
4月2日
木々を切りつけ迫るハンターウルフ ツクヨミの攻撃をかわし、ファングタイガー シュヴァルツの牙が、黒い狼の装甲を食い破った…！
「お疲れ様、アンタ達はここまでさ」
4月2日
共和国軍の第一次アドウ大陸調査作戦は、先んじて上陸していた帝国軍と、帝国軍所属のゾイドハンターによって阻まれた…。
スナイプテラBRUの制空力、ファングタイガー シュヴァルツの破壊力、そしてドライパンサーの変幻自在な攻撃。エリザ、ヴァク、”黒の幻影”ディースの3人からなるファントム隊の脅威は、共和国軍内に轟くこととなった。
4月10日
共和国の調査隊を撃退した帝国は、アドウ大陸の大半を制圧した。
一方、共和国は帝国に対抗するため、精鋭ハンター部隊による上陸作戦を敢行する。
再度強襲をかける帝国軍、そしてファントム隊。風を裂き振り下ろされるドライパンサーの爪を受け止めたのは、銀色に輝くライオン種ゾイドだった！
4月10日
帝国軍ハンター”黒の幻影”ディースの一撃を止めたのは、ウィル・ミラー。相棒のライガー・ジ・アーサーを駆り、仲間と共にシャイニングランス隊を結成し戦う、反帝国勢力のハンターだ。
「貴様か！”銀の雷光”は！」
「アンタも相当有名人だぜ、幻影サン」
4月10日
ライガー・ジ・アーサーとドライパンサーが、光と影のように何度も交錯し反発する！チャンスと見たライガーの繰り出した進化解放・グングニルがドライパンサーを捉えた！！
4月10日
ファントム隊・ヴァクのファングタイガー シュヴァルツとエリザのスナイプテラ BRUによる陸と空からの同時攻撃に対抗するのはシャイニングランス隊のユアとジェイだ。
「ウィル大丈夫かな…相手強いよね？」
「心配ないさ、アイツは負けねえよ」
攻めに回るジェイのガトリングフォックス シャドーをユアのラプトリア ラフィネが見事な連携で援護する！
4月10日
ーーガガァンッ！！ 交戦するユア・ジェイとヴァク・エリザの元に弾き飛ばされてきたのは、ディースのドライパンサーだ。脚部が損傷している。
「覚えておくぞ…”銀の雷光”！！」
「光栄だね、いつでもやってやるさ！」
吠えるディースに応えるウィル。
合図を受け撤退するファントム隊。
ウィルが思わず呟く。
「何だアイツ！すげぇ強かったぞ…！」
4月18日
帝国に遅れること数日、共和国はアドウ大陸の中でも帝国の手が及んでいないエリアに拠点を築くことに成功する。
本軍はグラキオサウルルスを旗艦に、高速ゾイドで構成され、シャイニングランス隊をはじめハンター達の面々も加わった。
いよいよオメガレックス復活を巡るアドウ大陸の戦いが本格化しようとしていたーー！
公式サイトの更新を眺めているだけです
夏の高校野球も中止になってしまいました。
試合開始時に、どこからともなく現れた家内が必ず言う「アレ」、聞きたかったなあ。
「シャイレンが鳴ったら、決して、しょとに出てはならない！シャイレンが鳴ったら！……阿部でしゅ！」（盛大に唾を飛ばす）
我が家の恒例行事ってやつですね。似てないし、つまらないネタなのですが、聞けないと寂しいですなあ。
もしや若い方だと何のCMを真似しているか分からない？
これは15年くらい前の映画『サイレン』のCMで、ゲームが元ネタの映画だったかと。映画の内容は、観ていないので分かりません！
子供達が、このCMよりゲームのCMを怖がったのだけは、よく覚えています。
サイレンはさておき、そろそろバトハンの話を。
来週から始まる新キャンペーンに合わせて、公式サイトが更新されました。月日が経つのは早いなあ。
と言っても、忙しいのとホームが再開されないのとで、筆者はまだ自粛中。同じ額を、同じ目的に使うのなら、懇意にしているお店に還元したいので。
くだらない「自己満足」だと言われれば、その通りです。笑
続きを読むジェノスピノ暴走形態とオメガレックスブレイカーの強さ
特定警戒都道府県の一部を含む39県で緊急事態宣言が解除されることになりました。
喜ばしいことですが、解除されたのは「緊急事態宣言」です。コロナの終息宣言ではありません。
それにしても緊急事態の解除とは、低リスクな分野から段階的に、とかではないのですね。今の雰囲気だと、宣言解除＝コロナ前と同じ生活に戻れる、と勘違いする人が少なからずいそうな気が……。笑
特に関東と近畿は、半数以上の都府県で継続されていますし、解除された県でも感染リスクは大して変わらないはず。不特定多数の人と接近、あるいは、道具類を共用する、ゲームセンターやスポーツジムなどへの立ち入りは、解除後も控えるべきでしょう。まあ筆者個人の意見ですけどね。
行く人は行く、行かない人は行かない。そう言うもんです。人それぞれ、物事の優先順位があるでしょうから。
とりあえず今回は、解除記念ということで、まだ特集していなかったボスを過去Tweet引用の手抜きスタイルでお届けします。
支援カードの効果などは過去記事を参照してください。
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