新年あけましておめでとうございます。

今年も冬コミに参加してからの年越しとなりました。

 

昨年、2022年は参議院選挙に立候補したことで、日本全国、また海外からも多くの方々にお支えをいただいた1年でした。

 

私の人生にとって大きな転機となった2022年。

ちょうど1年前の1月は、都議を引退して秘書という立場で改めて修行をしていた時期。

この先どうなるかは分からないけれど、東京都から全国へと活動のフィールドを広げている真っ最中でした。

そして選挙が終わった秋からは再び地域のお声を伺いながら活動をしています。

「この国に期待なんてしていない」そんな声を聴くたびに一刻も早く塗り替えなければと感じます。

 

2023年10月から始まるインボイス制度とクリエイター・フリーランスの問題。

若い皆さんの奨学金問題、また雇用の問題。子育て世代に冷たい政策。LGBTQ政策の遅れ。

国を見つめれば見つめるほどに問題が山積みです。

昨年に引き続き、国会見学会やコンテンツ表現の問題を考えるイベントで直接生の声を伺っています。

 

さて、年明けからはまず「不健全図書の名称を改める」運動を行なっていきます。

先日東京都議会で「不健全図書の名称変更を求める陳情」が受理されました。

来年2月の議会では各会派(政党)が提案に対し賛否を明らかにします。

公の場で議論を行なって頂くことで、多くの矛盾を抱えつつも、これ迄微動だにしなかったこの制度を動かしたいという強い思いがあります。日本国語大辞典によれば「不健全」とは「 からだがすこやかでないこと。不健康なさま。また、精神や思想がおだやかでなく、ゆがんでいることやそのさま。」となっており、行政がこの名称をこれらの図書に対して使うことがふさわしいのか否かを、改めて問いかける形となります。

 

私が初当選してから10年以上取り組んでいるこの不健全図書制度の問題に、新たなアプローチをしていきます。

 

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

 

2023年元旦 栗下善行