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積読している本のうち災害が書かれた小説は、これが最後です。
1973年に発表された小説。
『日本沈没』(上)(下) 小松左京 角川文庫
2006年の映画は確か観たのですが、小説は読んでいませんでした。
今回読んだのは、2020年に出た角川文庫版。
最近では2021年にドラマ「日本沈没—希望のひと—」が放送され、そのノベライズも扶桑社から出ているようですが、それとは別の本です。
↓ドラマのノベライズは、こちら。
さて、角川文庫版ですが、上巻と下巻あわせて約800ページ。 それぞれ5時間ずつ、合計10時間ほどかけて読みました。
本編は、女性の私からすると不快な箇所も(ごく一部ですが)あり、そこへの嫌悪感を思い出して、時間をかけて読んだ割に読後は何とも言えない気持ちでした。
なお下巻の巻末には、 ・2020年に書かれた解説 ・著者のご子息が書いた「角川文庫版にあたって」 が載っています。
下巻の本編の最後に「第一部 完」と書かれていて不思議に思ったのですが、第二部が存在し、それが2006年に出版されたことを、この「角川文庫版にあたって」で初めて知りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.26 08:21:50
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