アルトにもデイライトを装着して視認性をあげたい
アルトに以前からデイライトかフォグランプを付けたいと思っていましたが、フォグランプはオプションの物でバンパー加工が必要だったり、一般的なデイライトの形だと取り付ける場所がないのであきらめていました。
暴君LEDテープなら側面発光タイプもあるので、装着出来そうだったのでチャレンジしてみました。
目次
- 1.暴君LEDをデイライト変わりに装着
- 2.エンジンルームの配線取り付け
- 3.デイライトのオンオフスイッチの取付け
- 4.LED調光ユニット、リレー、配線の取付け
- 5.LED調光ユニットの不具合と調査
- 6.暴君LED点灯とLED調光ユニットの減光具合
- 7.まとめ
暴君LEDをデイライト変わりに装着
用意したのは暴君LEDテープの水色の15cmの物です。
側面発光タイプで一つ3Wのようでした。
デイライトの規定は厳しいので、その他灯火類として取り付けます。
300カンデラ以下という規定があるので、超えた場合を想定してLED調光ユニットも用意しました。
配線を通す必要もあるため、バンパーを外します。
バンパーの取り外しについてはこちらの記事を参考にしてください。
「アルト(HA36S)バンパーネット装着でコンデンサーフィン潰れを防止」
取付けは両面テープです。
バンパーの汚れを取ってから貼り付けます。開口部の上側に貼り付けました。
前側を照らすため、側面発光タイプにしています。
大体左右対称の位置になるように貼り付けました。
配線をつなぐためのキボシセットと配線を保護する保護チューブを用意しました。
配線をバンパーの裏側に持っていき、2個の暴君LEDテープを並列につなぎます。
キボシで一つにまとめました。白っぽい線が入っている方がプラス線になります。
保護チューブを被せて、ホームセンターで売っていた配線をまとめるものを使ってバンパーに固定しました。
エンジンルームに出るくらいの長さにしてひとまずバンパー側の作業は終了です。
配線を上に出しておいてバンパーを取り付けます。
一般的な社外品のデイライトのようにスペースも取らないのですっきりしています。
点灯しないと存在はわかりにくいですね。
エンジンルームの配線取り付け
車内への配線はECUの後ろあたりにあるグロメットから通します。
一度グロメットを外したほうが作業が早いです。
配線を通してビニールテープで防水して完了です。
グロメットに配線を2本通すのが面倒だったのでアースはエンジンルームに取ることにしました。実はこれが失敗でした・・・
保護チューブを取り付けてタイラップで固定して完了です。
滅多に外すことは無いので、キボシ部分はビニールテープ巻にして仕上げました。
エンジンルーム側の作業も完了です。
しかし、失敗しているので、またやり直すことになるのですが・・・
デイライトのオンオフスイッチの取付け
オンオフスイッチを取り付けることにしました。ハンドル右側の使っていないボタンにスイッチを取り付けます。
左上のトルグスイッチはカーナビのオンオフスイッチです。
手が届きにくいですが、裏から指で押すと外せます。
こんな感じで嵌っています。
トルグスイッチを取り付ける穴を開けます。
内側にリブがあるので、ラジオペンチで折って取り外します。
こんな感じです。
内側を平らにするため、リューターで整えます。
ワッシャーを一個かまして固定します。
8mmのディープソケットがあると締め付けが楽です。なければスパナかペンチで挟んで回します。
出来上がりです。
裏側はこんな感じです。スイッチのバーがまっすぐ上下に動くよう、まっすぐにしておく必要があります。
ダッシュボードに取り付けてスイッチの作業は完了です。
カーナビのスイッチの方が若干斜めになっていたので、ちょっと向きがそろわなかったです。
LED調光ユニット、リレー、配線の取付け
続いてエンジンルームからの配線、スイッチの配線、ACC、電源をつなげますが、間にLED調光ユニットを取り付けて、減光できるようにします。
10段階で明るさを切り替えることが出来るようです。消灯が出来るのは知らなかったのでスイッチを取り付けましたが、スイッチ不要だったかも。しかし、オンオフの操作が楽しいので取り付けた意味はあると思っています。
LED調光ユニットの配線が短いので、まずは配線を延長しました。
ハンダで結線しました。
熱収縮チューブで保護します。
配線の束も太めの熱収縮チューブでまとめました。
電源を取り扱うので、ショート防止のため、バッテリーのマイナス端子を外しておきます。
ACC(アクセサリー)電源と常時電源はカーナビの配線から取ることにしました。
分岐の配線もキボシで自作します。
配線をちょうどいいい長さにして、キボシを取り付けます。
数が多いと結構面倒ですね。
LED調光ユニットはシフトとエアコンスイッチの真ん中ちょっと下に取り付けることにします。
コンソールの下側に裏側に配線を通せるところがあるので、そこから配線を押し込みます。
LED調光ユニットのスイッチはここに装着。
暴君LEDテープは一つ3Wなので、リレーを使わなくてもよいかなと思いましたが、エーモンのコンパクトリレーを使いました。
LED調光ユニットとリレーの配線図を見ながら、つなぎ方を考えます。
グローブボックス奥にタイラップで固定して配線完了です。
動作確認で点灯してみました。ボディ色に合わせて水色にしましたが、いい色ですね。
LED調光ユニットの不具合と調査
暴君LEDテープは問題なく点灯するようになったのですが、LED調光ユニットのスイッチを押しても減光しない問題が発生しました。
何度ボタンを押しても変化なし・・・
オンオフスイッチは問題なく動作しています。
消灯は可能。
なんども配線を確認したり、入れ替えたりして試しましたが、減光せず・・・
ネットで検索したら、LED調光ユニットはマイナス側でコントロールしているようで、エンジンルームでアースを落としていたのがNGだったことがわかりました。
再びタイラップや保護チューブを外し、マイナス線を車内にもってかなければなりません。
再びグロメットに配線を通しました。
ここが一番面倒ですね。
既に通してあったプラス線に2芯の配線をテープで繋ぎ、引っ張って通しました。
再び配線を整理します。
マイナス側もつないだので大丈夫だろうと思ったのですが、出力過電流を検知したときになる点滅状態になっています。
切り分けのため、保管しているバッテリーで試してみます。
LED一個をつなげて動作確認します。
1Aなんて絶対超えない状態なのに、点滅状態になっています。
最初に繋いだ時に、配線が誤っていて、ショートさせて壊してしまった可能性が高いです。
作業を中断して、ホームセンター、カー用品店を3軒回って、LED調光ユニットを買いなおしてきました。
再びつなぐとちゃんと減光できるようになりました。
暴君LED点灯とLED調光ユニットの減光具合
減光具合を確認しています。
スイッチの下側にLEDが付いており、減光具合に応じて、明るさが変化します。
昼間だとよくわからないです・・・
一番上が消灯状態で徐々に光量が増えていきます。
正面で見るとかなり明るい感じがします。こちらはMAX状態です。
ポジションランプを点けるとこんな感じです。
暴君LEDテープの方が主張している感じがします。
ヘッドライトを付けてもかき消されず、しっかり存在をアピールしています。
暗くなってくると地面をかなり照らしていることがわかります。
相手からの視認性は確実に向上しました。
個人的には色味も含めて満足度大です。
他のサイズはこちら。
暴君LEDテープ(楽天市場)
まとめ
視認性は確実に向上し、色味もボディにあっていていい感じになったと思います。
消灯していると、取り付けていること自体わかりにくいですが、すっきりしていていいかなとも思います。
車検の際にその他灯火類として300カンデラを超えている可能性があるので、LED調光ユニットをとりつけました。昼間は問題なさそうですが、夜間だと結構広範囲に青く照らしているようなので、指摘を受ける可能もありそうな感じです。
スマホアプリで照度(ルクス)を計れるので、計算式から光度(カンデラ)を算出できるようなので、試してみたいと思います。
追記
300カンデラ以下か調べてみました。
「アルト(HA36S)暴君LEDテープがその他灯火類の300カンデラ以下か調べてみた」