黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

 

古代世界へと続く暗い回廊の先

さあ古代の光が見えてきた

妖精世界の古代遺跡だ

巨石に刻まれた不思議な文様

これからその意味を解いていこう

 

(画像と本文は直接の関係はありません)

 

 

一昨年、18歳で亡くなったキジトラ雌猫のサクラ。推定生後一か月で娘が保護。

 

 3月のはじめ、これから連れ合いの放射線治療が始まる直前の夜のこと、居間に連れ合いと娘がいる時、居間の窓辺に、一昨年に18歳で亡くなったキジトラ猫のサクラにそっくりな猫が現れ、しかもトントンとガラス戸を叩いた。それはまるでサクラが戻ってきたような感じだったらしい。娘が慌てて窓辺に寄ると、その姿はスッと消えてしまったという。サクラが何かを告げにきたのか? 奇妙な話だ。もっともその猫が土台沿いに移動すれば、不意に消えたようにも見えるのだが、サクラそっくりな野良猫が窓をトントンというのも考えにくい話だ。不思議な話。そして、その後その猫の姿を見ていない。

 

 そして、連日にわたる連れ合いの癌の放射線治療が始まったが、線量が抑えられていて、思ったほどの負担はないようだった。照射は平日毎日だが、休日はないので、連れ合いの気分がいい休日は、連れ合いともども家族で買い物に出かけた。そして、ホームセンターで買い物をして、何気なくペットコーナーで見かけたのがこの仔猫。

 生後4か月のけむり三毛のノルウェージャンフォレストキャットの仔猫。他の猫に比べて格安で、投げ売りのような値段だった。娘が「カワイイ。」と言うと。防音ガラスにもかかわらず、かつてサクラがしたように、体をクルンと丸めた。「カワイイ。」と言うたびに体をクルンと丸めたサクラを思い出す。店員さんが、「この子を抱っこしてみませんか。」と言うと、もう新しく猫は飼わないと言っていた娘がこの子を抱っこした。

写真ではよくわからないが、この子の顔には、ごく些細な外見上の欠陥がある。生きることになんら支障はないし、保護猫譲渡会では問題にもならないだろう。だが、この子は商品だ。商品として一片の欠けたところも許されない。それが投げ売り価格の理由だろう。企業なので、さすがに無償譲渡というわけにはいかない。

その日はそのまま帰ったが、まるで何かに呼ばれたのか、娘が、「父さん、あの子を飼いたい。」と娘が言った。そして後日、あらためてショップを訪ね、この子の売買契約をした。この子にかかっただろう経費を差っ引くと、利益はほとんど出ないだろう値段で。

 

クーさん。元保護猫の大型黒長毛猫で、生後4か月で我が家に迎えた。

 

 仔猫は「スモモ」と名付けられ、我が家の家族となったが、問題は先住猫のクーさん。スモモはまだ4か月の仔猫だし、とてもおっとりとした性格なので、やはりおっとりとしたクーさんとはすぐに仲良くなれると思っていたが・・・・。

 まさか、まさか、クーさんはとてつもない「ビビリ」だった。雌で体重5kgを越える元保護猫の大型猫なのだが、でかい図体をして小さなスモモにビビっているのだ。サクラ姐さんが残した我が家の庭のテリトリーを維持できず、庭を放棄して家の中だけで暮らしているので、まあ、おとなしすぎるところはあるとは思っていたが、仔猫のスモモにもビビるとは・・・。サクラも墓所で呆れていることだろう。

 一方、スモモはクーさんに興味津々で、なんとか近づこうとしている。「ねえ、あたしはコワくないからね。大丈夫だよ。」と言う感じで、少しずつ間合いを計って接近している感じだ。スモモはなかなかに賢い。クーさんもスモモも攻撃性のないおとなしい猫なので、心配はしていないが、なんだか仔猫のスモモの方がお姉さんのようだ。スモモ主導で慣れていくような気がする。

 なお、クーさんが事実上屋内飼いになっているので、ショップ出身のスモモもこのまま屋内飼いにするつもりだ。

 

 

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