明けましておめでとうございます。 | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

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世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

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明けましておめでとうございます。

 

 

  お久しぶりです。とある課題に取り組むため、半年ほどブログを休止していました。さて、課題の進捗状況ですが、正直言って苦戦しております。休止期間をさらに3か月ほど延長する必要があって(さらに長くなる可能性も)、正月もあれやこれやと勉強の日々です。とは言え、新年ということもあり、近況報告がてら、記事をアップすることにしました。

 

 昨年の3月末にペットショップからお迎えした雌のノルウェージャンフォレストキャットのスモモ。1歳をこえ、体重も4kgを超えました。スモモは片目の異常(多涙症)があり、投げ売り価格でお迎えしました。日々目のケアが必要で、片目は半分閉じた状態です。さらに昨秋、股関節の形成不全があることもわかりました。もともとジャンプしない子で、妙だと思っていましたが、

歩くこと、走ることに不便はありませんが、猫らしくジャンプすることはできません。写真ではソファーの上に乗っていますが、よじ登ったという感じです。外で生きることはできないでしょうが、家の中では元気に暮らしています。

 綿の国星からやって来たようなスモモ。1歳を越えてもあどけないです。この姿を見ていると、「問答無用の生きる理由」というものを感じます。このあどけない寝顔を守ること、それが「問答無用の生きる理由」と感じ、日々を生きている私たち家族です。あるいは、それは「スモモへの依存」と考えることもできますが、それでも私たちにとって、スモモは問答無用の存在です。

 スモモにとってはお婆さんのようなクーさん。クーさんは16歳をとおに越え、老いを感じさせるようになってきました。このクーさんの穏やかな暮らしを願ってやみません。クーさんも私たちの「問答無用」の存在です。

 

 夏場は雑草と格闘した庭も冬を迎え、雑草はすっかり影を潜めましたが、変わって、小さな弱弱しい花が咲いています。夏場では他の植物に太刀打ちできないため、この寒い厳しい季節を狙ったかのように命を繋ぐ花を咲かせています。ふと、昔読んだ本のことを思い出しました。インディオの呪術師に弟子入りした人類学者に彼(呪術師)は語ります。「我々が今日、生き物たちを狩るのは、明日、我々が狩られることを知っており、我々が彼らの糧となることを知っているからだ。」、と。命の循環というものを、とかく忘れてしまっています。

 新年の2日に家族で訪れた霞ヶ浦の入り江にはたくさんのマガモがいて、娘は双眼鏡でカモたちを眺めていました。雁もいるようですが、この日は姿を現しませんでした。いつかまた、見られることでしょう。

 

 休止期間中もアクセスいただき、ありがとうございました。まだ当ブログは休止期間で、とてもゆっくりとなりますが、みなさまのところを巡らせていただこうと思っています。今年もよろしくお願いいたします。