この記事→(ここ)のつづき。

そこでは、ワクチンに感染予防効果があるかどうかは微妙というような表現をした。

しかし、その後色々なことがわかってきた。

現在では、ワクチンを打った方がコロナに感染しやすくなる、といえるだろう。

下の図で説明しよう。

この図は、政府やマスコミがワクチンの宣伝に何度も用いてきた図を基にしている。



これは人口10万人あたりの新規陽性者数を表している。

棒グラフの赤色が未接種者で薄い赤色が「接種歴」未記入者、水色が2回接種済者である。

 

この4月まで厚労省は、未接種者の数として赤色に薄い赤色の部分を加えて公表していた。

そうすると未接種者の陽性者数は、水色の2回目接種済み者よりかなり大きい値となる。

そうするとワクチン接種に効果があるように見える。
 

その後彼らは指摘を受けて、この「接種歴」未記入者、つまり薄い赤色を除外して公表するようになった。

こうすることにより、感染予防効果はほとんどわからなくなった。

 

ここまでが前の記事の主旨である。

 

しかし実は、この厚労省のやり方ではデータ修正がきわめて不十分だった。

 

実際は未接種者より、2回接種済者の方が圧倒的に感染しやすい。

 

 

 

ワクチン「接種歴」が未記入というのは、接種歴はあるが、接種日が不明である者のことだったのである。
接種したかどうかわからない、ということではない。  →(ここ

 

下の写真は、病院から厚労省に送る陽性者のデータ入力用紙である。



未接種者は「有」の所に〇をつけない。これが最初の棒グラフの赤色部分だ。

上の写真の「有」の所に〇をつけて、「接種年月日」が未記入であった者の数が、そのグラフの薄い赤色である。

 

これはもちろん、接種済みということだ。

従って薄い赤色は、削除するだけでなく、水色(接種済み)の上に貼りつけなくてはならない。

そうすると、ワクチンを接種した方がコロナに感染しやすい、ということが明白だ。

そしてこの結果は、前回記事→(ここ)で示したような世界の傾向とも一致する。

 

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