皆さんこんばんは、スキッパーです！このブログを見に来て下さりありがとうございます！初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事と 人生年表&鬱悪化のフローチャートも併せてどうぞ。では、前回の記事「 「尿管結石事件の責任は100%妹にある、とは考えにくくなってきている(2022年9月・45歳) 」の続きを書かせて頂きます。
前回の記事は、32歳の自分が「トラウマ歩き」に熱中しており、この最中に母親や妹に対するストレスを考え、消化していた、という話でした。そして、当時の自分が抱えていた妹への「殺したい』程の憎悪、これの原因を考えてみました。「トラウマ歩き」とは、歩きながら過去のトラウマを思い出す事で、それを消化する試みを指しています。自分はこの行為を2008年7月頃から始めました。この時の年齢は32歳です。今から14年前の話になります。
「トラウマ歩き」を開始してからというもの、自分は週に3回のペースで外を歩く事になりました。1回の歩き時間は平均4時間。1回で歩く距離は平均10km。この行為を続けていた期間は少なくとも1年以上です。
ここからは今回の記事の前提となる「前フリ」部分となります。いつもこのブログをお読みの方はスルーして下さい。
『前フリ』
まずはこれまでの記事でまとめた「トラウマ歩き」の最中のポジティブな感覚とネガティヴな感覚を確認したいと思います。
そして、この①〜⑥のポジティブな感覚と❶〜❽のネガティヴな感覚、これらをトータルで差し引きしますと、「プラス」という感じです。ただこれは「トラウマ歩き1年目」の評価であり、2年目以降はまだ評価出来ません。またこれは今現在(2022年8月)の評価です。今後変わる可能性もあります。
次に、「トラウマ歩き1年目」において自分がよく歩いていたルートを確認したいと思います。そのルートは以下の4つになります。
・東京都心ルート
・鉄道沿線ルート(2種類)
・駄菓子屋ルート
ここまでの話をまとめますと、当時の自分は「トラウマ歩き」の最中に、①〜⑥のポジティブな感覚と❶〜❽のネガティヴな感覚、両方を同時に感じていた、という事になります。なんというか凄まじく自己矛盾した状態で上記の4つのルートを歩いていた、という感じです。
『前フリ終わり』
ここからは前回の記事をそのまま引用したいと思います。自分が妹への憎悪を増大させるきっかけになった「尿管結石事件」、この原因を考えてみると、短期的な目線と長期的な目線とでは、原因が全く違っている、という話でした。また、自分が尿管結石事件で受けた致命的な精神的苦痛の中には、父親からの暴言による甚大な精神的苦痛も含まれている、という話でした。
『前回記事からの引用』
このように尿管結石事件の原因を「短期的な目線」で考えるか、「長期的な目線」で考えるかで、その原因は全く違うものになるのでした。確かに「短期的な目線」で考えるとそれは「妹の出すドア音」にありましたが、長期的に考えるとそれは「小学校3年生の時の家庭環境の戦争状態突入」にあるのです。なるほど〜。この考え方はこれまで自分の中に無かったですね。このブログのお陰で素晴らしい視点がまた生まれたなぁという感じです。
ここまで書いていて思ったのですが、この「短期的な目線」にはもう少し考える余地がありそうな気がします。「短期的な目線」で考えると「尿管結石事件」の原因は、「妹の出すドア音」であり、これによって自分は妹に対して「殺したい」程の憎しみを感じるに至りました。何故なら当時の自分はこの事件によって致命的な精神的苦痛を味わう事になったからです。
ただし、この致命的な精神的苦痛の中には、尿管結石そのものの凄まじい苦痛と共に、尿管結石発症時に父親が自分に放った暴言、これによる甚大な精神的苦痛も含まれています。あの暴言はホント血が凍るような暴言でした。尿管結石の苦痛でのたうち回る自分に対して、父親は「こんな時だけ頼りやがって」と言い放ったのです。まさかあの状況で父親から息子である自分にあのような言葉が放たれるとは、全く予想だにしない暴言でした。
これが自分と父親の仲が普段から険悪だったなら、まだ話は分かります。ところが、自分と父親は事件の2〜3ヶ月前までは月に1度ご飯を食べに行く関係であったのです。そして、直前2〜3ヶ月は確かに関係が疎遠になってはいましたが、それであのような暴言が放たれるとは、当時の自分は全く予想だにしていませんでした。
このように「尿管結石事件」はややこしい事件です。尿管結石そのものによる凄まじい肉体的苦痛と共に、父親の暴言で受けた甚大な精神的苦痛も発生しています。そして、考えようによっては、この「父親の暴言による精神的苦痛」には、妹に責任が無いとは言えなくもありません。何故ならこの暴言の直接的な責任は当然父親にあるからです。こう考えると尿管結石事件後の自分が妹に感じていた「殺したい」程の憎しみの中には、本来父親に向けるべき憎悪まで含まれていた、と考える事も出来ます。
ただし、尿管結石が発症した原因そのものを「短期的な目線」で考えると、それは「 妹の出すドア音」にありました。「妹の出すドア音」が原因で当時の自分は心身を衰弱させ、それによって尿管結石は発症し、「暴言事件」が起こったからです。逆に言えば、「妹の出すドア音」が無ければ、尿管結石は発生しておらず、尿管結石を発症していなければ、「暴言事件」も発生していません。こう考えると、「尿管結石事件」による致命的な苦痛の責任を妹に求めたくもなります。
ただし、こうやってブログを書いていく中で、自分の気持ちが変化している事も確かです。もはや『「尿管結石事件」の致命的な苦痛の責任は100%妹にあった！』、とは思えなくなってきています。何故ならこれまでの記事に書いていますように、「短期的な目線」と「長期的な目線」では、事件の根本原因が変わってくるからです。
さらに今回の記事では、「尿管結石事件」による致命的な苦痛の中には、「暴言事件」による甚大な精神的苦痛が多分に含まれている、という事も認識出来ました。
これら2つの材料によって、『「尿管結石事件」の致命的な精神的苦痛の責任は100%妹にあった！』とは考えにくくなってきているのは確かです。
『引用終わり』
このように今現在(2022年8月)の自分は、『「尿管結石事件」の致命的な精神的苦痛の責任は100%妹にあった！』とは考えにくくなってきています。しかし、トラウマ歩きをしていた頃の自分(2008年・32歳)は全く違います。尿管結石事件による致命的な精神的苦痛の責任は、100%妹にあると信じて疑っていません。
☆ご注意：今回の記事の中には6つの時系列があり、それぞれの時代の自分が出て来ます。6つの時系列は以下の通りです。
①今から19年前の「尿管結石事件」の時の自分(2003年10月頃・27歳)
② 今から16年前の引っ越し事件の時の自分(2006年6月・30歳)
③今から15年前の「ぎっくり腰事件」の時の自分(2007年3月・31歳)
④今から15年前の「母親と喋り始める事件」の時の自分(2007年10月・31歳)
⑤今から10年以上前の「トラウマ歩き」をしている自分(2008年4月〜・32歳)
⑥今現在のブログを書いている自分(2022年8月・45歳)
この6つをなるべく分かりやすいように書いていきますが、ややこしくてすみません。
また、尿管結石事件後の自分を考えてみますと、その後の自分は「引っ越し事件」によってさらに鬱を2倍悪化させ、妹への憎悪もさらに2倍悪化させる事となりました。さらにその後、この憎悪は「ぎっくり腰事件」と「母親と喋り始める事件」によって、「殺しても殺し足りない」(1.5×1.5=2.25倍)程の憎悪となっていき、「トラウマ歩き」の時代と繋がります。
ただここで2006年に起きた「引っ越し事件」について改めて考えてみますと、「引っ越し事件」関しても、妹には責任は全くありません。何故ならこの引っ越しは父親と母親2人の一存で決めた事だからです。なんだったら妹はこの引っ越しに反対していたという話ですからね。ですから、本来ならこの事件で妹への憎悪がさらに2倍に悪化するのは筋違いと言えます。
しかし、これは今現在(2022年8月)の自分だから出来る考え方であって、当時の自分にその考え方は無理でした。何故なら当時の自分はこの引っ越しによって首吊り装置を部屋に作らなければならない程、精神的に追い詰められたからです。
引っ越し事件の頃の自分は、家族全員に対して「殺したい」程の憎しみを感じていましたから、本来ならコミュニケーションなど到底あり得ない精神状態に陥っていました。しかし、この引っ越しによって家族の誰かとはコミュニケーション取らねばならない状況に陥ったのです。当時の自分には一人暮らしという選択肢はありませんでした。そこで自分は「首吊り」or「妹と喋る」という選択肢に追い込まれ、首吊り装置を自分の部屋に設置した上で、妹とのコミュニケーションに臨んだのです。
また、妹と喋る事になる1ヶ月ほど前には「東○荘事件」が起こり、自分はここで家族3人から袋叩きに遭う事となりました。この事件は今回の引っ越しが引き起こした事件です。自分はこの事件においても致命的な精神的ダメージを受けています。
一方妹の方はと言えば、両親と普通にコミュニケーションを取りながら、引っ越しを進めていました。そんな妹がこの引っ越しで自分のように精神的に追い詰められているようには到底思えませんでした。ですから、ここでも自分と妹との間には致命的な「差」が発生していたのです。まとめますとこういう「差」になります。
・自分は2006年の家族の引っ越しに際し、まず東○荘事件によって致命的な精神的苦痛を受け、さらに妹とのコミュニケーションを強制され、首吊り装置を設置する所まで精神的に追い詰められる事となった。
・一方の妹の方はと言えば、今回の引っ越しに際し、自分程精神的に追い詰められているとは到底思えなかった。何故なら妹は両親と良好な関係をずっと保ち続けていた。
そう、この引っ越しにおける致命的な「差」によって、当時の自分が妹に対して感じる憎悪はさらに2倍に悪化した印象です。そう、最初に書きましたように、今現在(2022年9月)の観点では、この引っ越しに関して妹には直接的な責任は全くありません。妹の反対にも関わらず両親が引っ越しを強行したのですから。しかし、それにも関わらず当時の自分は上記のような「差」を感じ、妹に対してさらに2倍の憎悪(「殺しても殺し足りない」程の憎悪)を感じ始めた、という話になります。
そして、この引っ越し後の「殺しても殺し足りない」程の憎悪、これが「花粉症発症→ぎっくり腰事件」によってさらに1.5倍悪化し、さらに「母親と喋り始める事件」によってさらに1.5倍悪化しました。そして、これまで書いていますように「母親と喋り始める事件」においても新たな「致命的な差」が発生しました。この「差」によって、さらに憎悪は1.5倍悪化したのです。このようにして、「トラウマ歩き」の頃の自分は妹に対して「殺しても殺し足りない」(1.5×1.5=2.25倍)程の憎悪を持つに至ったのでした。
このように自分はそれまでの人生の中で幾度となく妹との間に「致命的な差」を感じ、それがどんどん蓄積されていきました。そして、この蓄積の経緯と、自分が妹に対する憎悪を増大させていった経緯は、そのまま重なると言って良いと思います。
今回の記事はここで失礼致します。お読み頂きありがとうございました！
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