先日ね、定期健診に行ってきたのよ。
健康って本当に大事よね、って思いながらも、健診ってやっぱりちょっと緊張するわ。
健診って、当日だけ頑張ればいいわけじゃないのよね。
便の検査は2日前から採取するわけだけど、あたし、当日の朝に出るか不安で不安で。
なんせ「朝、スムーズに出るかどうか」が全てを左右するじゃない?
でも奇跡的にスムーズにいって、無事に採取完了。
思わず「よし!」って声が出ちゃったわ。
便を持参するのも慣れたものだけど、これって冷静に考えるとちょっとシュールよね。
しっかり自分の体から出たものを袋に詰めて出かけるなんて。
そして問題の尿検査。
トイレを我慢して向かったんだけど、健診会場が混雑してて、順番待ちの間に膀胱がもう限界!
冷や汗をかきながら耐えたわ。
で、ようやくトイレにたどり着いて、勢いよくスタートしたんだけど、勢いが良すぎて検査用のコップがあふれるんじゃないかって心配に。
強弱を調整するのが、これまた至難の業!
でもなんとか成功。これも一種のスキルよね。
「尿検査」「便検査」「血液採取」。もうフルコンボで攻めてくるじゃない。
その血液検査は欠かせないイベントよね。
注射が苦手って人も多いけど、あたしの場合はちょっと違うの。
「それでは少しチクッとしますよ~」なんて声かけられて針が刺さる瞬間。
確かにチクッとはするけど、そこから始まる「血液の旅」がなんだか興味深いのよね。
自分の体の中から、真っ赤な液体がすーっと抜けていく様子。
こんな色をしてるんだって、改めて見ると不思議じゃない?
しかも、あの採血用の試験管みたいなのに血液がどんどん流れ込む様子を見ると、
「あ、これは今の私そのものね」とか考えちゃうのよ。
なんだか生きてるって感じがするというか、ちょっとした実験を眺めてる気分なの。
でもね、採血が終わってからが試練よ。
「はい、針抜きますね。5分間しっかり押さえててくださいね」って言われて、ガーゼを押さえて待つ時間。
これが意外と長いのよ!時計を見たら「えっ、まだ1分?」ってなる。
5分って日常だとあっという間なのに、なぜかこの時だけは無限に感じるの。
そして、服を着たままの体重測定。
これ!服の重さ、どうするつもり!?
1グラムでも少なく見せたい乙女心、無視しないでほしいわ。
「今日は重めの素材の服だから」って言い訳したくなるわね。
でも、そんなことを言うのも恥ずかしいから黙って耐えるしかないのよ。
お腹周り測る時も「息吸ってー」と言われて思い切りお腹ひっこめたわ。
そのまま測るのかと思えば「思い切り吐いてー」と言われふうーっと息吐いたのよ。
そしてお腹がボヨンと出た瞬間測るなんて、普段だってこんな出てないわよって言いたいわ(笑)
次の心電図では「上着を脱いで胸、腕、そしてスネを出してくださいね~」って言われて、「ああ、またか…」と覚悟を決めたわ。
でもね、そのとき気づいちゃったの。
乳首の近くに1本だけ生えてた毛。
あれ、あたし1年間育ててたのよ。
なんていうか、ちょっとしたお楽しみみたいな感じで。
だけどさすがに今回は恥ずかしいから、その場でこっそりぷちっと抜いたわよ。
なんだか寂しい気持ちになったわ。
そしてスネ毛ね。あたし、処理してなかったのよ。
ボーボーではなくて少ないんだけど、たまに生えてる1本1本が長くて濃いのよ。
でも、もういいわって開き直るしかなかったわ。
診察ではお医者さんから「肝炎ウイルスやピロリ菌の検査も受けたほうがいいですよ」と言われたの。
60歳になったら無料で受けられるって聞いてたから、その時でいいかなと思ってたんだけど、父が肝臓がんで亡くなってるからかしら?
「今やったほうが安心ですよ」と念入りに不安を煽られると、ちょっとモヤっとするのよね。
結局、定期健診ってただの健康チェックじゃないのよ。
体と向き合い、自分の生活を反省する時間でもあるの。
「もうちょっと健康的な生活をしなきゃな」という小さな気づきが大事。
帰り道、心の中で反省会よ。
「スネ毛くらい処理しておけばよかった」「服選び、もっと慎重にすればよかった」とかね。
でも、そんなことを考えながらも「これであたしの健康は守られているんだ!」ってポジティブに考えることにしたの。
お腹空いていたから、コンビニで買ったおにぎりと肉まんをむさぼり食べながら帰ったわ。
健診を快適に乗り切るための教訓
服は軽めでシンプルなものをチョイス:体重計の数値にダメージを与えないために。
乳首周り、スネ毛チェックを忘れずに:予期せぬ瞬間に人目にさらされる危険性大。