じんべえ時悠帖Ⅱ

♪♪上弦の月だったっけ

 3日前、江戸川で日の出を見た時に天頂には半月が浮かんでいた。

昨日は逆の三日月のほどの細さになっていた。今朝は雲の中。

 こんな月は何と呼ぶんだろうと思いつつ、ふと吉田拓郎が歌った、

「上弦の月だったっけ、久しぶりだな月みるなんて」と口ずさんだ。

そして、上弦があるなら下弦もあるだろう。弦は弓の弦、しからば

今見上げている月は上弦か。早速ネット検索。

1.上弦、下弦は半月をいう(確かに弓の弦は直線)

2.新月から満月に向かう時の半月が上弦、逆が下弦

3.西の空に沈むときの弦が上を向くのが上弦、逆が下弦

一方、半月の直線部を弦というのではなく、半月そのものを弦(弓)

とみるという解説もある。

 結論すれば、昨日見上げた月は上弦でも下弦でもなく、満月から

新月に向かう二十四夜の月ということになる。

 

 ところで、口ずさんだ「上弦の月だったっけ・・・」の題名が思い出せ

ない。これもネット検索で「旅の宿」と判明。そう、そうだった。

 浴衣のきみは尾花(ススキ)の簪(カンザシ)

 熱燗徳利の首 つまんで

 もう一杯いかがなんて

 みょうに色っぽいね

そして3番が、

 部屋の明かりを すっかり消して

 風呂上がりの髪 いい香り

 上弦の月だったっけ 

 ひさしぶりだね 月見るなんて

(1972年、吉田拓郎4枚目のシングル)

 女っ気のない学生時代の終盤、歌の主人公はきっと結婚前の恋人同志

に違いないと想像して羨ましかった。

 

秩父アラカルト(2日目)

 

 


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コメント一覧

jinbei1947
ワイコマ様
ボブディラン、PPM、そして和製フォークも全盛時代でしたね。
レコードやカセットはあまり買えないので専らラジオの時代でした。
ykoma1949
久し振りに タクロー節を聞きました。まさに我々の青春歌
あの頃の歌が次から次と思い出されますが・・歌詞が・・・
出てこない、鼻でハミングはすれども・・さて、歌えません
やはり、認知症なんでしょうね~ 
シュウメイギクが まだ咲いているんですね~信州よりも
温かいかもしれませんね 山並みは信州と一緒です
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