今週の前半は雨がちの予報だが、昨日だけ傘マークがなかった
ので日光御成街道ウォーク最終日を実行。ゴール、日光街道との
合流点までの約4キロを残して6日目を早く終わったのには2つの
理由があった。
1.鎌倉街道中道(ナカツミチ)の高野の渡しなどへの寄り道
2.15年ぶりに極太の手打ち蕎麦屋「一茶」を再訪する
今朝は、2.を紹介して最終7日目のイントロとしよう。
10時半、日光伊勢崎線の和戸(ワド)駅に着く。蕎麦屋一茶の
11時開店に合わせるためである。15年前とは違いエレベーター棟
が増えた和戸駅を眺める。
県道85号に出て、6日目のゴール、和戸の交差点へとは逆の
南へと右折。一茶までは数百メートルのはずだ。曲がってすぐの
酒屋の店先、「末廣」は地酒なのだろう。
二つ目の交差点手前の一茶に着くと開店10分前。既に先客二人が
椅子に座って待つ。同年配と思われる男性は地元、隣の若い男性は
春日部から車で来たという。駐車場に車が続々と入って来る。
格子戸が開き「お待たせしました」と老女が暖簾を掛けて客を
入れる。3番目の私までは窓際の「個席」に案内される。続けて
入って来た十数人の客は相席となる。
一緒に注文したコップ酒をぬか漬けをアテにチビチビ吞むうち
もり蕎麦が出て来る。まさに極太全量十割である。
ワサビだけで蕎麦を味わい、時折ツユと日本酒をチビチビと呑む。
これが十八の時に覚えた私の蕎麦の食べ方である。
15年前にここで食べた「大盛り天そば」は大き目の海老天2尾と
たっぷりの地元野菜の天婦羅がついて1,000円という安さだったが、
メニューを見ると今でも1,200円と超安である。
11時半、今日の街道ウォークをスタート。一茶の脇が「須賀上」
の交差点。左(東)から右へと県道を横断する道が鎌倉街道中道で
ある。一茶の駐車場、15年前は店の前だけだったが脇に広がった。