教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れてしまった後に、自分の中に残るものをいう。

そして、その力を社会が直面する諸問題の解決に役立たせるべく、

自ら考え行動できる人間をつくること、それが教育の目的といえよう。
アインシュタイン

 

 

 

 

 

ホームスクーリング

 

ホームスクーリングWikipediaで調べると、学校に通学せず、家庭に拠点を置いて学習を行う在宅教育と定義されています。ホームスクーリングが盛んなアメリカなどでは、家庭を拠点としながら大部分の時間を戸外の教育機関で過ごすケースがあるため、ホームスクーリングとともに、自宅ベース教育(home-based education)と言う表現も使われています。

ホームスクーリングを教育形態で分類すると、教科書などを使い保護者等が教師役をつとめる、あるいは保護者監督のもとインターネットで在宅講座を受けるラーニング・アット・ホーム、他のホームスクール生徒とともに講義を受けるアンブレラ・スクール、子どもの自主性に任せて本人の学習する意欲・興味に従って教育を進めるアンスクーリング(ナチュラル・ラーニング)等があります。

 

 

アメリカの「家庭教育研究所」などによると、ホームスクーリングで学ぶ子どもは、全米で100万~200万人いるとされています。

割合にすると2~3%ほどで、近年ホームスクーラーの数が継続的な増加傾向にあるという定性的かつ定量的な証拠も出てきています。

アメリカのホームスクーラーであり、ホームスクールを研究されているAnn Zeise氏によれば、20172018のホームスクーラーはアメリカ内のみで1,642,027人と推定され、これは国内学生全体の2.8%に当たるそうです。

さらに最近では情報技術の発展による原因もあり、ホームスクール人口はとてつもないスピードで増加していることに合意しており、その増加率は、毎年7%~15とされています。

 

面白いのは、ホームスクール生の学力テスト結果が、通学する一般の生徒の平均点よりも高いことです。これは、時間に余裕があるため課外活動に積極的に参加する生徒が多く、創造性・独創性など育ちやすい傾向に原因があると言われています。

こういった点が評価され、ホームスクール生の有名大学への進学率もあがってきています。HSLDAによりますと、スタンフォード大学では、ホームスクール生の合格率は27%であり、これは一般生徒の約2倍の合格率です。さらに、18-24歳の大人のうち、一般的なアメリカ人では49%が大学レベルの教育を受けているのに対し、過去にホームスクール生だった人では74%がこれに該当しています。

 

 

ちなみに日本の文科省資料によれば、現在の小中高の在学者数は1,330万人であり、仮にアメリカの傾向である「全体の2.8%」をこれに当てはめると、国内の潜在的ホームスクーラーは37万人程度いることが類推できます。

また国が正式に認めている不登校者数は、小中併せて135,000人、高校の48,000人を入れれば、小中高のトータルは183,000人となります。

今、ホームスクーラーが何人いるかは知られていませんが、その数は明確に増えていて、それもかなりのスピードで増加する傾向です。

このトレンドは、ホームスクールの存在が知られ、ICT環境の構築などのメリットが理解されることでさらに加速するでしょう。

 

 

 

 

 
学習塾や予備校の状況

 

アメリカなどでは塾がほとんどないのに対して、日本では学習塾や予備校がとても発達しています。大学、高校、中学など各種入試に備えるための学習塾や予備校はもちろん、それ以外にも、苦手科目を補うための基礎的な授業を行う塾、得意科目をさらに伸ばすために学校よりも高度な授業を行う塾、さらには英語など特定の教科を専門に教える塾や、医学部など特定の進路を目指す人に特化した塾も存在します。

 

 

 

最近では、デジタルだからできる多角的な学びと、個々の学習状況や学習進捗を解析した理解度に合わせた学び、映像授業やオンライン学習で理解を深めニガテ対策、テストや受験に向けた本格的な受験勉強など幅広い学びが可能なネット塾も盛んになりました。

PC・タブレット・スマホなどの端末を利用したITC教育は家庭でも主流になりつつあり、ネット塾・ネット教材などの各種タイプの学習システム・学習サービスが増えつつあります。このままだとオフライン塾からオンライン塾への再編は避けられないでしょう。

 

 

 

 

 

企業型から個人型へ

 

学習塾や予備校の状況はオフラインからオンラインへ変化だけではありません。100年時代を迎えた働き方の変化による影響も無視することはできません。

企業の雇用という概念がなくなりつつある21世紀では一人起業が多くなり、個人の能力を重視する教育サービス分野は特に影響を受けると思います。一人ひとりがよいコンテンツや講義方法で競争力を高め、ネット塾やホームスクーリングのマーケットはICTの発展とともに多様な方法で繰り広げられるでしょう。

 

 

 

 

考えを成果に変える自己実現ツールのシンクワイズ・プランナーは、個人向けの教育サービスに向いているツールの一つです。しかもZOOMと合わせればネット塾やホームスクーリングにも対応でき、一人起業としては最適なソリューションになると思います。

 

 

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  • 思考力と実行力の向上
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  • スケジューリングされた実行コンテンツの提供で自己学習と進捗管理
  • コンテンツの資産化
  • フィードバックによるコンテンツの改善
  • 知識や経験、すべてのノウハウが教育サービスとして拡張可能(コーチング、コンサルタント)
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