|
カテゴリ:エッセー随想・散文
久しぶりに散文を書いてみました。
お時間がありましたら読んでみて下さいね。 思い出は素数のように 白い肌と小麦色の手足 砂浜に名前を書いた時 君は見たかなぼくの白いとこ ぼくは見たよ君の白いとこ 遠い夏 ぼくは10で君は7つ 近い夏 ぼくは20で君は17才 思い出は順番どおりに現れない 素数と同じように予測できないから 遠い夏 近い夏 反復記号はどっちにも見当たらない わからなくなった 君の寝息を新しい畳の匂いの中で聞いたことがある それはぼくの本当なのか 作りごとなのか それだけはもう二度と明確には現れない 何故かしらそんな気がする 遠い夏 近い夏 今はどっちも遠い夏 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[エッセー随想・散文] カテゴリの最新記事
|