今朝は驚いた・・下から6~7メートルはあろうかと思われる蔵の庭の桜の木の枝に、白い塊がある・・
最初は枝の又でシロサギでも死んでいるのかと思った・・・
それとも・・ビニールの袋が風で飛んできて引っかかっているのだろうかとも思ったが・・・
妻を呼んで一緒に確かめると・・・
モリアオガエルの卵塊である・・・
桜の木の下には、睡蓮池もあるので・・条件は整っているとは思うが・・・
何しろ・・高い位置である・・・
産卵をするために、夫婦でこんなところまで登って来るとは・・・
遺伝子を繋ぐためには、驚くほどの行動力を見せるモリアオガエルには感心した・・少子化で騒ぐ人間どもに見せたい・・
島根県でも準絶滅危惧種になっているそうだが・・・
我が家の周辺では今までも田んぼの畦畔の草叢に・時期になると・・
1メートル間隔ぐらいに白い卵塊を並べていた・・・
其れなのに今年から、我が家は稲作を止めた為に、モリアオガエルも産卵場所を失ってあわてたらしい・・・
終活と称して稲作を止めた私も・・罪なことをしたものである・・・
6~7メートルの卵塊から、下に池の面に落ちる時・・準絶熱危惧種のオタマジャクシが無事でありますように・・・祈るばかりである・・・