【動画はこちら】


【全文掲載】

私達は普段、自分の力を信じて、夢を実現していくことで、幸せになれると信じています。

 

しかし人は必ず、老い、病み、死んでいかなければなりません。

 

そのため、どんな人にもいつかは、人生の困難に直面し、自力の無力を思い知る日がきます。

 

浄土(じょうど)の教えにおいて他力(たりき)本願(ほんがん)とは、他人の力をあてにして怠けているという意味ではなく、阿弥陀仏(あみだぶつ)がさとりをひらく時に誓った約束(=本願(ほんがん))通りに、人々を救おうとするはたらき(=他力(たりき))を指す言葉です。

 

自分の無力を思い知って他力(たりき)を頼む時、阿弥陀仏(あみだぶつ)はその人を救い取って決して離しません。

 

その救いの手立てを、他力(たりき)本願(ほんがん)と言います。

 

※過去記事は、こちらにまとめてあります。