最近 何かの縁で手にして ついさっき読み終えた本です。

 

 

 

 タイトルだけみると、説教くさい感じで敬遠しがちですが、

この本も 私にとってはいつものことだが 誰に紹介されたのか どこでみて購入を決めたのか、全く覚えていない。

 

 この本。1章あたりの分量が手ごろで、1章を20分くらいで読めてしまうのがいい。

著者の鷲田さん。 私が好きでよく読む著者の内田樹さんの知り合いか 同志のような関係で、内田氏と同じく鷲田氏の本も とても読みやすいし内容が頭に入りやすい。

 多くの日本人が感じている日常のささいな事、心遣い。親切とは。学ぶということ。教育論 について 本当に丁寧に 私の心情をなぜそこまで 読み取ってくれているのかと びっくりするぐらい 事細かな描写と 言うに言われぬ精妙な心象風景について教えてくれる。

 この半年ほど、肉体を動かしてなんぼの世界を生きてきたが、やはりこういう文章で 見聞を広げることは必要だ。思っていたことを 自分に成り代わって表現してくれる文に出会うと とてもありがたいし、自分の中には全くない発想 理解 考え方に触れると、胸の肋骨がバキバキと広がる感がして、これまで私は 本当には 生きていなかったんだくらいの感動と やっと深い息を継ぐことができるというような救われた感じになる。

 

 いい本に出合うと 気持ちがいい。 散髪したあとのようだ。

 

 

 

 

 

 これは本ではないが、東京リベンジャーズのマンガは全巻今も継続して読んでいて、毎週のマガジンの連載も気になるのだが、ふと 映画を見つけてみてしまった。

 

 

 ええやん。

 おもろいやん。

 こういうの、冷静に眺めたらあかん。入り込んで 熱中しないと損。

タケミッチが どんどん 男前に変化していくのが よく見える。