再び、愛犬とのお別れ

1月31日の日付がもうすぐ変わるころ、娘から電話があり、愛犬(シーズー・13歳5か月)が虹の橋を渡ったとのこと。
そのほぼ1か月前のクリスマスパーティの時にはいつも通りの様子で、元気そうでした。
特に持病もなく、毎年の血液検査の結果も良好でしたので、私たちはまだまだ生きていてくれるものと信じて疑わず、突然のお別れに声も出ませんでした。

この子との出会いは私たちにとっては運命的で必然的でした。
その前のシーズーの生まれ変わりとしか思えず、本当に大切な家族の一員として迎え、娘が結婚して連れていくまでは、私も一緒に過ごしました。
私の母の生前には、ホームに一緒に出掛けては、母の慰みになっていました。母がどれだけこの子を可愛がったことか・・・。

暖かい季節になったら、私の愛犬も一緒にドライブに行こうね、と話していたのですが、それは叶わぬ夢となってしまいました。
娘は自分の子ども(3歳9か月)より長く一緒に過ごしたわけですから、お別れはとても辛かったと思います。
翌日は物も食べずに亡骸をずっと抱っこして過ごし、その翌日に火葬のために箱の中に収めるまで、抱きしめていました。

愛犬とのお別れは何度経験しても辛く悲しいものです。寿命の短いわんこが、先に旅立つことは頭ではわかっていても、心がついていきません。
再び抱きしめたい、会いたい、そんな気持ちがこみ上げてきます。

虹の橋を渡ったあの子は、今頃そこで他のわんこたちと遊んでいるでしょうか。
いいえ、犬よりも人間の方が好きな子でしたから、そこでもひとりで寝そべっているような気がします。
いつかまたあの子に会えますように・・・。

カウンセリングルーム ローズマリーは、
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