とにかく芸人が受賞した流行語を集める。少し解説。
こんにちは。僕です。
最近信憑性ガタ落ちで話題の流行語大賞。
野球が好きな僕でさえ「トリプルスリー」には「?」な流行語大賞。
激しく瞬き、そして消えゆく流行語。
その中でも特に輝きと消失の落差が激しいお笑い芸人が作った流行語。
そんな儚い言葉たちをちょっとした思い出と共に紹介し、供養したいと思う!
1980年代
テレビ番組『ひょうきん族』から発する各種流行語(1985年/流行語特別功労賞)→横澤彪
いきなりレジェンド番組や!メチャメチャうっすら説明すれば、
ビートたけし 明石家さんま 島田紳助 片岡鶴太郎 山田邦子らが出演していたお笑い番組だ。
当時の若者には超絶大人気で、
今まで天下を取っていたドリフを追い詰め追い抜いたお笑いムーブメントだ。
片岡鶴太郎はヨガジジイじゃなくてお笑いレジェンドなんや!
そら流行語も生まれますわ。多分今でも使われているんじゃなかろうかと少し調べてみた。
ない。無かった。
コントから生まれた言葉が多くて、キャラありきだったんだな。
こら残りませんわ。
よゐこの「はいはいはいはいスベりましたよー」って今の若い子に言っても
ポカーンとされますわ。当時は流行ってたんだけどな。いやはやってたって!
はい次。
プッツン(1986年/流行語大衆賞)→片岡鶴太郎
ヨガおじさんとか言ってたら受賞してた。やっぱりつるちゃんはレジェンドだったんだ!
当時片岡鶴太郎は「鶴ちゃんのプッツン5」という番組のMCをやっていた。
その番組内で、「キレる」「変になる」という意味で「プッツン」が使われており
若者に流行した。
それに派生してプッツン女優などの言葉も生まれたようだ。
プッツン女優はまだたまーに耳に入るかな。
なんにせよ鶴ちゃんは個人でも表彰されてるすんごい人だし、
「ジョジョの奇妙な冒険」三部主人公「空条承太郎」の名ゼリフ
「おれが思うたしかなことはDIO!てめーのつらを次みた瞬間オレはたぶん…プッツンするだろうということだけだぜ」
は、もしかして生まれてなかったかもしれない。(割と本気でそう思ってる。)
はい次。
5時から男(1988年/流行語大衆賞)→高田純次
ユンケルンバ ガンバルンバ(1988年/流行語人語一体傑作賞)→森田一義(タモリ)
バブル前夜のイメージがすごい!2つとも栄養ドリンクのキャッチコピーで、
当時働きまくる日本人はユンケル黄帝液とグロンサンをキメてしゃかりきコロンブスしてたんだろう。
今では想像もできない激務だっただろうけど当時はその分ガッポリ稼いでたろうしなあ。
17時以降もガンバルンバしていたんだな。
余談だが、キャッチコピーの変換に時代を感じた。
5時から男のグロンサン(1989年~1991年、1996年~1997年、高田純次)
お疲れさんには グロンサン(2006年4月~2007年12月、内村光良)
みんな疲れちまったんだ。
80年代おわり。はい次
1990年代
○○じゃあ〜りませんか(1991年/年間大賞)→チャーリー浜
吉本新喜劇チャーリー浜の必殺ギャグ
ぶっちゃけ関東の人知ってるのかな?思ったけど、火がついたのはCMからだったようだ。
土曜の昼はなんらかの麺類を食べながら吉本新喜劇。これ定番。
はい次。
ダンス甲子園(1991年/大衆銅賞)→日本テレビ「天才・たけしの元気が出るテレビ」
また番組自体が受賞してるわと思ったらまたビートたけしが絡んでた。
御多分に漏れずハチャメチャなバラエティ番組のコーナー企画。
一番有名なのは現在れいわ新撰組代表の山本太郎が素人枠で出演し、
芸能界デビューのきっかけになった事かな。
たまにネットで見かける「メロリンキューのくせに」というのは、この時の山本太郎の名だ。
ちなみに「アジャコング&戸塚ヨットスクールズ」というチーム名で出場していた。
・・・なんて暴力的な名前なんだ。
それ以外にも後々有名になるダンサーも出場してたとか。
はい次。
聞いてないよォ(1993年/大衆語銀賞)→ダチョウ俱楽部
とても息が長いトリオである。全員ポンコツで愛されキャラである。
今ではソロ活動が目立つけど、当時は色々な番組でトリオ揃って出演していた。
ビートたけし、志村けん、ダウンタウン、とんねるず。誰とでも絡めるのは強い。
「ムッシュムラムラ」「つかみはOK」などのお決まりがフレーズが多い。
「おでん芸 」「どうぞどうぞ」他多数の団体芸も得意。
ダチョウ倶楽部の団体芸は事務所関係なく皆が参加できるのが良い。見てて楽しい。
はい次。
だっちゅーの(1998年/年間大賞)→パイレーツ
正直なんで流行ったか未だにわからん。わからんけどみんな夢中で彼女達を見ていた。
主に乳を。
あんな乳を強調されたら見ない訳にはいかんでしょうが。彼女らに失礼だし。
今現在のお二人。片方はアパレル会社を立ち上げつつ芸能界事務所もやっている。
もう片方は現在も芸能活動をしていて、舞台などに出ているそうだ。
どっちがどっちかわかんないからこんな紹介でいいだろ。乳しかみてなかったし。
90年代おわり。はい次。
2000年代
ダウンタウン 東野幸治 ココリコ 間寛平 花紀京 藤井隆 山田花子 ロンドンブーツ1号2号
からなるユニットで元はジョージア缶コーヒーのCMの為に結成されたグループだったはず。
そこで坂本九の「明日があるさ」をカバーして、ドラマ化してからの
紅白まで出ちゃったグループだった。
山田花子の歌が下手すぎて逆にハモってるんじゃないかこれは?説もでた(僕だけか)
CM版だけ仲間由紀恵が出演していたような気がするが気のせいかな。
はい次。
なんでだろ〜(2003年/年間大賞)テツandトモ
流行りに流行った記憶しかない。
テレビ付ければ赤ジャージが飛び跳ねて青ジャージがギター弾く。
誰も傷つけない笑いを武器に朝から晩までテレビに出ていたイメージかな。
今では営業王みたいに言われているけど、当時のウルトラブレイクがあればこそだと思う。
僕も近所のイオンモールまで見に行ったもんなあ。動いてたなー。
はい次。
…って言うじゃない…○○斬り!…残念!!(2004年/トップテン)→波田陽区
なーんで流行ったのか分からん。エンタの神様から出てきたキャラなんだけど、
人為的に流行に乗せられている気がしてならなかった。
エンタの神様自体漫才やコントのセリフにテロップつけたりなんか違和感というか変な感じがした。
名物キャラを作っては捨て作っては捨てって感じで芸人さんに優しくない気がした。
実際エンタにでて生き残ってるのなんて少数でしょ。アクセルホッパーとか南野やじとかどこ行った。
波田陽区もどこ行った。
はい次。
フォーーー!(2005年/トップテン)レイザーラモンHG
今このキャラやりだしたらありとあらゆる団体からクレーム来そう。
ハードゲイって普通にゴールデンのお茶の間に言い放つし、
腰振るし発言が色々際どいし、もう滅茶苦茶やで・・。
有名になったきっかけは爆笑問題のバク天!かな。
「ハードゲイの僕が困ってるラーメン屋を助けてみました」
こんな狂った名前の企画あるか? あるんだよなー。
あとYouTubeで「レーザーラモンHG 細木数子」で検索してほしい。
バラエティ史に残る映像が観れると思う。少なくとも僕はそう思っている。
はい次。
そんなの関係ねぇ(2007年/トップテン)→小島よしお
一発屋と言われ続けて早12年!実は息が長い芸人。
「笑いの金メダル」や「ぐるぐるナインティナイン」でよく見た記憶が。
当時は前を見ても後ろを見てもみんな地面に拳を振り下げていたなあ
はい次。
グ〜!(2008年/年間大賞)エド・はるみ
なんで流行ったのかわかりまへん。その2
元々女優さんで、エンタで流行って、24時間マラソンして、と
当時の売れっ子ゴールデンコースをひた走った印象かな。
すごく礼儀正しい人なんだろうなあと勝手に思ってた。
あと、「デビューから今までの秘話」的な番組めっちゃ出てたイメージ。
ライザップのCMでてた(はず!)
2000年代おわり。はい次。
2010年代
ととのいました(2010年/ベストテン)Wコロン
謎かけなんだが上手いけど別に面白くなかった。
ブームは一瞬で過ぎ去り、コンビは解散した。
その後ねずっちは爆笑問題 田中の草野球チームにいたりYouTuberになり再生数を笑われたり
それなりに活動しているようだ。
はい次
ラブ注入(2011年/トップテン)楽しんご
今考えても、前考えてもやっぱりテレビ出ちゃあかんやろ!
ゲイキャラで着ているシャツには桃とバナナのイラストて!
俺が汚れているのか!いやそんな事はないはずだ!
一連の闇営業問題が明るみになる前にふわっと吉本を退社して
「闇営業みんなやってる」
とSNSでつぶやく豪胆さ。なんやこいつ!
東幹久のモノマネはめっちゃ笑った。
はい次。
ワイルドだろぉ(2012年/年間大賞)スギちゃん
大胆に切り落としたデニムを上下身に纏い、漫談をする彼。
ブレイクのキッカケはゲッターズ飯田による改名・・・
はえーそういうこともあるんだな・・・
とりあえずなにか喋ったあとに「ワイルドだろぉ」と言っておけば勝ちな風潮があった。
ないか?あんまりなかったか・・。
はい次
ダメよ〜ダメダメ(2014年/年間大賞)日本エレキテル連合
wikiを読んでいてびっくりした。
滅茶苦茶政治利用されてるやんけ!!
同年大賞を受賞した「集団的自衛権」と並べられたりして、
「集団的自衛権、ダメよ〜ダメダメ」で一部大喝采。一部大批判。
アホか。考えた本人そんなん考えてねえ!!
以前から「流行語大賞なんか臭う」と思われてたけど、ここで爆発した感じか。
本人が意図的に政治をネタに絡めていないのに勝手に盛り上がって勝手に燃え上がって・・
アホすぎるぜ。数年前の事で今更熱くなってる僕もアホやな。
はい次。
安心してください、穿いてますよ(2015年/トップテン)とにかく明るい安村
よく考えれば男性受賞者パンイチか半裸かゲイしかいなくねえか!?
やっぱりわかりやすい事は良い事だな!安村さんに関しては
不倫報道のストレスにより痩せてパンツが隠れずらくなった。
この字面だけで安村さんには笑わせてもらいました。
はい次。
PPAP(2016年/トップテン)ピコ太郎
絶対これ大賞いただきですわ思ってたら、2016年年間大賞「神ってる」
いや少しは流行ったけどさ、、、、そりゃねーぜ。またまたやくみつるがやりやがったな。
ジャスティンビーバーにいいね!されてそこから流行りだすなんて
まさに新時代の流行り方だなと思ったらこれですわ。
久々に「これは流行ったな!」と断言できる事象だったのにね。
色々パロディされてYouTubeにも上がってたのは記憶に新しい。
僕のオススメはインドPPAPです。
この前古坂大魔王がテレビで未だにピコ太郎とは別人という設定を頑なに守ってた。
共演者が少し面倒臭そうだったよ。
はい次。
35億(2017/トップテン)ブルゾンちえみ
ちえみ以外の女優さんがやるとめっちゃ可愛い。
逆に考えればブルゾンは男がときめく仕草をわかっているではないだろうか?
ブルゾンがやるからお笑いになるのであって、女優さんがやればバチコンくる仕草なのかもしれない。
いや、女優さんが可愛いだけなのかもしれない。ちょっとわからない。
売れたらすぐマラソンをさせようとする日テレのやり方。大嫌い。
以上。おわり。
まとめ
芸人の選考に限ってはまあ妥当かな?と思うのが多かった印象。
案外「ゲッツ」とか選ばれてないのね。
「ひょっこりはん」とか今年になるのか。去年かな?
「クセがすごい」とか選ばれたら、千鳥の二人はすごくガッカリしそうだ。
とにかく芸人が受賞した流行語を集めてみやした!
またわけのわからん記事かきます!
おしまい