給湯器故障!

1 月の最終週、ぽっかりと仕事が休みになったので、山に来ました。

大どろぼう亭に着くと、いつもの冬のルーティン。

  1. 下ろしているブレーカーを上げる
  2. 水抜きのために開けてあった室内の水道の蛇口を閉める
  3. 室内の灯油ストーブにすべて着火する
  4. 水道管の凍結防止のヒーターをつける
  5. 車から荷物をおろす
  6. 水道配管の水抜きのバルブや、給湯器の水抜きバルブを閉める
  7. 水抜き栓を開いて、水を通す
  8. ガスの元栓を開く
  9. 給湯器の電源スイッチを押す
  10. お湯を出して、雑巾を濡らす
  11. 車から犬をおろし、足を拭いて家に入れる
となるはずですが、今回は 10. でお湯が出ません。

仕方なく、冷たい水で濡らした雑巾で犬の足を拭き、給湯器の様子を見てみました。
お湯の配管から水が出ているので、水道管の凍結は無さそう。
給湯器からすぐのところにある、外のお湯の蛇口を開けても、給湯器はうんともすんともいいません。


一旦、給湯器のコンセントを抜き刺しし、給湯器の電源スイッチを押して、再度お湯の蛇口を開けても、何も変わらず。

実は昨年の正月にも同じ症状になったことがあり、プロパン屋さんに来てもらって給湯器をチェックしてもらったのですが、そのときは給湯器のコンセントの抜き差しでなんとか復旧したのでした。
そのときに聞いた話では、流量センサーの不良では?ということでした。

それ以降、問題なくお湯は出ていて、今年に入って正月に来たときも、問題は無かったのです。

とりあえず、そのうち出るかもしれないということで、その日は様子を見ることにしました。
過去には義父母の山荘でも真冬に給湯器が壊れたことがあり、まぁお湯が出ないことは経験済み、工夫すればなんとかなるということはわかっています。
やかんや鍋でお湯を沸かしてポットに入れ、使うときには水で割れば、食器洗いも犬の足洗いもなんとかなります。

一晩様子を見て、いよいよ出る見込みが無さそうだな、と、翌朝修理受付センターに電話しました。

「携帯電話などから」だと、
「大変混み合っております」を待ってる間も有料なんだよな…


この日は日曜日、長い保留の音楽の後、やっとつながった受付センターの担当者に修理の受け付けをしてもらい、翌日 (月曜日) の午前中に営業所から修理日時の連絡があるとのこと。

ふたたび一晩、お湯の出ない生活を続け、翌朝。
犬の散歩中に電話が。
午前中に見てもらえるということに。

時間通り、人外魔境の大どろぼう亭まで、荒れた道を来てくださったサービスマン氏 (以下サ氏)。
やはり流量センサーの不良だろうと予測して、新品のセンサーを持参されていました。
すぐさま、センサーに繋がる配線のコネクターを抜き、一時的に新品のセンサーにつないで、センサーに息を吹き込んだところ、給湯器が燃焼をはじめました!

サ氏「流量センサーの不良ですね。これを交換します」

流量センサー

中にプロペラのようなものが入っていて、
これが一定回転数以上になると燃焼開始になるらしい

ささっと交換して、一旦止めておいた給湯器への給水を再開すると、
サ氏「うわっ!水が漏れてきた…」
給湯器内に水が漏れています。
サ氏「こんなとこ触ってないのに…」
ということで、漏れてる場所のパッキン交換開始。
サ氏「ホントは触りたくないんですよ。今まで動いていたところが、触ったせいで動かなくなっちゃったりするんで…」

交換のために、内部のファンやら基盤やらを外さなければならないらしく、四苦八苦している様子。
サ氏「この機種はパーパスブランドなんですが、実はノーリツの OEM なんで、勝手が違うんですよ」

合いそうなパッキンを入れて再び逆の手順で組み付け、祈るような気持ちで給湯器への給水栓を開くと、今度は漏れてなーい。

ホッとしたのもつかの間、電源を入れてお湯の蛇口を開けても燃焼しません。

新品の流量センサーが壊れている?!
再びセンサーに繋がる配線のコネクターを抜き、取り外した古いセンサーを繋げて息を吹き込んだところ、燃焼開始!
なんじゃこりゃ。

頭をひねるサ氏と赤凪。

頭をひねるサ氏


サ氏が室内にあるリモコンでメンテナンスモードに入って、いろいろと調べたところ、お湯の蛇口を開いても流量が 0 のままという不思議に直面。

ここでサ氏は、水量センサー前のバイパス弁が開きっぱなしになっていて、燃焼側に水が来ていないのでは、と推理。
バイパス弁そのものの故障か、基盤からの指令がおかしいのか、どちらかではないかということになりました。

つまり、部品がないので、今日の修理は終了。

パーツを取り寄せて、日を改めて修理することになりました。

さて次回、給湯器は治るのか…。

ちなみに、修理に来ていただいた翌日に横浜へ帰ったので、3 泊 4 日給湯器からのお湯なしの生活でした。
風呂はパノラマの湯に行きました (パノラマの湯も、市内に別荘があっても割引にならなくなって久しいですね)。

ま、過去の経験もあって、お湯が出ないくらいじゃ動じませんね (笑)

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