日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

イタリア映画祭2023が開催されます(2023.5.2~7)@有楽町朝日ホール+大阪会場(6.10,11)+オンライン上映(6月中旬)

2023年04月01日 | イタリア映画・映画

イタリア映画祭2023が開催されます(2023.5.2~7)@有楽町朝日ホール+大阪会場(6.10,11)+オンライン上映(6月中旬)

 

イタリア映画祭2023で上映されるのは 東京では日本初公開の新作イタリア映画14本 大阪では新作7本です 東京のチケットが4月1日(土)から発売開始!

上映作品はすべて本映画祭での上映が日本初公開となります

イタリア喜劇のヒット作や スターが出演するエンタメ作品  国際映画祭をにぎわせた映画や LGBTQ+やSDGsをテーマにした作品など この映画祭でしか見ることができない貴重な作品が並びます

作品情報は こちら 

ピックアップ:

『奇妙なこと』作品H

芸術性と娯楽性を兼ね備えるR・アンドー監督(『修道士は沈黙する』)の新作は  ノーベル文学賞受賞作家ルイージ・ピランデッロ(戯曲『作者を探す六人の登場人物』など)が主人公の喜劇    主演に再び名優トニ・セルヴィッロを迎えた

1920年  創作の危機に陥っていたピランデッロは  彼の師である有名な小説家の誕生日のためにシチリアに帰郷する   そこで昼は墓堀人で  夜はアマチュア劇団を率いる二人の男との出会いが大きな驚きをもたらすことになる [2022年/103分] 

原題:La stranezza 監督:ロベルト・アンドー

 

『ノスタルジア』 作品C

カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選ばれ 主演P・ファヴィーノの重厚な演技が絶賛された  名匠マルトーネ監督(『笑いの王』)の濃密なドラマ

国外に生活の拠点を移した中年男性フェリーチェは  年老いた母親に再会するために40年ぶりに故郷のナポリに戻ってきた

郷愁にかられて滞在が延びていくが  国外に突然去るきっかけになった秘密の過去に向き合うことを余儀なくされる [2022年/118分] 

原題:Nostalgia 監督:マリオ・マルトーネ

 

『蟻の王』(仮題)作品X(特別上映)

1960年代末  同性愛に対する差別がはびこる中 教え子の青年と恋に落ち 教唆罪で投獄された 実在の詩人で劇作家アルド・ブライバンティの人生にインスパイアされた物語

裁判で偏見にさらされるアルドと  家族によって矯正施設送りとなる青年エットレ    二人の愛の行方は…

監督は名匠ジャンニ・アメリオ  「今も存在する“違う人”に対する憎悪に、立ち向かう勇気を与えたい」と制作の動機を語る。 [2022年/130分] 

原題:Il signore delle formiche 監督:ジャンニ・アメリオ

 

『夜のロケーション』作品Z(特別上映)

巨匠マルコ・ベロッキオ監督の渾身の一作は  上映時間330分の超大作

1978年 世界を震撼させる事件がイタリアで起こる

アルド・モーロ元首相が極左テロ組織「赤い旅団」によって誘拐  暗殺された

監督は6つのエピソードを設け  それぞれにパウロ6世(ローマ教皇)モーロの妻  内務相など中心的な人物を配置し  多角的な視点で謎めいた事件の真相を浮かび上がらせようと挑む   [2022年/330分]

原題:Esterno notte 監督:マルコ・ベロッキオ

 
また 兄ヴィットリオ・タヴィアーニが亡くなって兄弟ではなくなったパオロ・タヴィアーニが単独で撮った『遺灰は語る(Leonora addio)』(作品W/特別上映) そして上記の『奇妙なこと(La stranezza)』など ノーベル賞劇作家ルイジ・ピランデッロを取り上げた作品が2本🎥
 
 
イタリア映画祭2023は こちら
 
*ヴェロッキオ監督の5時間にわたる大作はすごいですよね...🎥
 
 
 
 
 
 

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