要介護度5の実母の病気や入院生活、自宅介護などについてつづっておりました。時々母の介護の振り返り記事を載せております。

 

母、2017年の初夏に脳出血を発症。

 ★脳出血の話は急性期病院 リハビリ病院

 

そして2019年の晩秋に脳梗塞を発症

 ★脳梗塞の話は急性期病院 リハビリ病院

 

自宅介護ののち、2021年10月に

心不全で亡くなりました。

 

 

 

お盆が明けて、ここ南関東ではやや涼しい日となりました。

 

しっかし、ここ数日も暑かった……えーん

 

 

 

 

 

 

わたしの父母は他の地方出身で、現在の住まいの周辺には親戚がいません。

また、若くしてお墓や仏壇がある実家を離れてしまったためあまり宗教行事に接することがなく、わたしにとっても「お盆」は近しい行事ではありませんでした。

 

ごくたまにお盆期間に父母の実家へ行くことはありましたが

 

 

 

うちは兄が亡くなっているのでお墓と仏壇はありますが、精霊馬を飾ったり迎え火・送り火をしたことはありませんぶー

 

住まいが集合住宅ということもあり

 

お盆と言っても、お寺のお坊さんに棚経に来てもらって、お墓参りをするぐらいです。

 

 

なので「お盆」という民俗的な行事に対して身近に接するようになったのは、数年前に結婚してからですニコ

 

 

 

 

 

 

今年のお盆はまあまあ忙しく過ごしました。

 

11日はひと足早く、実家にて母の新盆供養を行いました。

 

といってもごく簡略的でしたが

 

 

12日の午後は、台風襲来のため予定を繰り上げて夫方のお墓参りへ。

 

 

そのあと夫の実家へ行き、台風に備えて庭まわりの片づけ等。

 

 

夫が庭でナスの剪定をしようとするとネコも出てきてジャマ手伝っていましたニコ

 

 

 

風鈴風鈴

 

 

 

13日は台風がやってきたので家でおこもり。

叔母の家に迎え火を見に行こうかと予定していましたが雨のため見送りにあせる

 

 

 

14日。

今回の台風はコンパクトだったので、それほど大きな被害はないと思っていましたが……

意外に近くの川の水量も多かったようです。

 

 

あちこち土がえぐられており、かなりの水量・勢いがあったことがわかりますあせる

 

 

風鈴風鈴

 


14日は叔母宅へ行き、帰ってきたご先祖様にお線香をあげ、そのあと3人で昼食会をば。

 

新型コロナが幅を利かせているので少人数

ちょうど台風後の様子を見に義父がやってきましたが、「朝食が遅かったから」ということで「見学」

 

 

 

 

こちらが義父に見せびらかして食べた昼食イヒ

 

ミニストップ予約弁当万彩

 

食事は以前にも注文したことがある、ミニストップの予約弁当「万彩」。

ご飯のほか14品のおかずが入って税込1380円也ニコ

 

夫はペロリでしたが叔母は食べきれずに一列残していました。

わたしももちろん完食

 

 

 

 
そうそう。
叔母がシャコを用意してくれていました。
実はシャコを食べるのは初めてですイヒ
 
 
昔は周辺でよくシャコが獲れていたそうで、お盆の時期には集まった親戚たちとお皿に山盛りのシャコを食べていたとのこと。
夫もその時のことを覚えているそうです。
 
当時のものと比べるとかなり小さいということですが
 
 

なんだかスウェーデンで食べたザリガニを思い出す…

 

 
義父がシャコの殻を剥いてくれましたニコ
 

裏返して尾の方から箸を差し込み……

 

ペリッ。

 

大きいものでもハサミは使わず、箸でペロッと剥いていたそうです。

 

 

風鈴風鈴

 

 

 

15日は叔母に付き合ってお墓参りへ。

 

なんでも、お盆やお彼岸などに親戚どうしで「お墓参りをし合う」習わしがあるのだそうですうーん

 

お墓参りの「お付き合い」をしていない親戚もあるそうですが

 

 

 

この日は5件。

 

ひとつはちょうどうちのお墓のすぐ近くだったので立ち寄りさせてもらったので、合わせて6件。

 

昼食をはさんで半日かかりました

 

太陽は照っていませんでしたが湿気が高く、じっとりとした暑さを感じるお天気だったので参りましたあせる

叔母ひとりで行かせなくてよかったですあせるあせる

 

 

 

 

ラストはカフェでお茶。

水出しアイスコーヒーとチーズケーキが五臓六腑に染みわたりましたわ~

 

 

 

風鈴風鈴

 

 

 

昨日、16日はお盆最終日だったので、父のところへ行ってお線香をあげてきました。

 

 

お昼ごはんは…………

 

 

ジャーン!

 

 

 

まだまだ続いております、父のお雑煮ブームイヒ

 

 

 

 

 

 

16日の夕方は叔母の家へ行き、送り火。

 

送り火って初めて間近で見ました。

 

 

「昔と違って簡単に済ませるから見ても面白くないよ」

と叔母。

 

 

ほうろくではなく、ボウル?を使っているそうです

10年以上の年季もの

 

 

 

強風にあおられてなかなか火がつきませんでしたが、なんとか燃やしせました。

 

 

さて、おがらを燃やしたあとは……

 

仏壇前の棚にあったミソハギを使うそうです。

 

 

 

「ミソハギ」とは禊萩の意でお清めをするために用いるもの。

叔母の家では鉢に水を張り束にしたミソハギを浸したものを盆棚に供えてありました。

 

 

 

ミソハギの穂に水をつけ、パッパッと振って水をかけて火を消します。

 

中央に見えているのは石です。風にあおられて飛んでいかないように押さえてますイヒ

 

 

 

 

ミソハギは水辺など湿地に自生する花で、萩の仲間とは異なります。

供物に水をかけて清めるために用いられることからその名がつけられたという説があり、江戸時代にはすでにお盆の花として広まっていたようです。

 

江戸中期の尾張藩の国学者である天野信景が自身の随筆集『塩尻』で、鼠尾花(ミソハギの別名)を霊に水を手向ける水掛草とする説として、この植物に喉の渇きなどを抑える効用があることから餓鬼を癒すものとして用いると記しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

それと畑の見回り。

 

ナスが何者かにかじられています。

 

 

現行犯逮捕!できましたニコ

 

 

虫が苦手な人は目を凝らさないでくださいね~

 

 

独り者だけどオンブバッタのようです。

 

 

 

 

花の上にいるのはオンブバッタ? ショウジョウバッタ?

 

そうそう、わたしはずっとショウジョウバッタ(霄壤バッタ)と呼んでいましたが、一般的にはショウリョウバッタと呼ぶそうですねニコ

 

ショウリョウバッタは漢字で精霊飛蝗と書きます。

精霊流しの船に形が似ているからという説があるそうで

 

 

ここでも登場してきた「お盆」。

昔の人にとっては、お盆は夏のいちばんの行事として大切にしてきたのでしょうね。

 

 

 

 

 

叔母に聞くところによると、ご先祖様をもてなす「お供えもの」にもあれこれ決まりがあるようです。

 

 

 

14日の夕方にご先祖様たちがお出かけするのに持って行くということで「おにぎり」をお供えします。

 

みなさまお揃いでどこにいくの?

 

15日のお昼にはお出かけ先から戻ってくるということで「お疲れさまでした」とそうめんをお供えします。

 

お帰りの際にはお土産としてだんごをお供えするとのこと。

 

 

「昔は煮物とかもっといろいろとお供えしていた」と叔母。

 

 

つまりお盆はごちそうがたくさん、ということですね

 

 

 

「お盆」は宗教的なものというより民俗的な行事といった方が合っているかもしれませんね。

 

 

ご先祖様を大切にする、ということは家族や親戚のコミュニティーの再確認でもあるし。

季節の野菜や果物、草花をお供えすることで自然も感じられる。

皆で集まって共に行事をするのは娯楽の一種でもあるでしょうし。

 

 

 

こういうご時世ですから、実際にお墓参りに行ったり実家や親戚のところに顔出しできなくても。

 

それぞれ家族や親しい人たちと楽しく過ごすことが供養にもなるという考え方でいいかと思いますウインク

 

 

 

 

と。お盆にまつわるいろいろなことを満載でお届けいたしました~

 

 

 

 

 

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