こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのJoseph Barrientosが撮影した写真
社交ダンスではフットワークという考え方があります。
これはそのまま訳すと「足の仕事」です。
しかし足の仕事と言われても
いまいちピンとこないでしょう。
今日は初心者がまず覚えるといいフットワーク4選を
僕なりにお話しします。
フットワークの種類は無限
UnsplashのYusuf Onukが撮影した写真
まずフットワークの種類は
考え方によっても様々ですが基本無限にあると思います。
足の使い方ひとつで動きが変わるので
動きの数だけフットワークがあると言えるでしょう。
進む方向や回転などの組み合わせは無限で
これからもさらに増えて行くと思います。
またダンサーの数だけ動きも微妙に違うため
さらに種類は増え続けるでしょう。
しかしそうは言っても基本のフットワークというものがあるので
まずはそれを覚えるといいでしょう。
基本的なものとして
・ヒール H
・トー T
・アウトサイドエッジ OE
・ボール B
・ホールフット WF
またこれらの組み合わせがあります。
今回は一番基本のヒールとトー
およびその組み合わせについて
注意点と意味をお話しします。
その1|ヒール 「H」
UnsplashのDaniel Silva Gaxiolaが撮影した写真
ヒールとはかかとという意味です。
一般的にダンスでヒールと言われたら
かかとから床に着地して踊ることを意味しています。
これは通常私たちが歩く時に使うフットワークです。
意識していなくてもだいたいみなさんは
かかとから歩いていると思います。
背伸びをしないで、普通に歩く状態の時に使うフットワークで
大きく進むことができます。
多くの場合ヒールといっても、かかとが着地した後は
つまさきまで床に降りると思います。
その後ライズしないで歩いて行く時は
ダンスの場合ヒール(H)と言われます。
とりあえずこのヒールというフットワークは
「普通に前に歩く」と覚えておきましょう。
その2|トー 「T」
UnsplashのHelen Potterが撮影した写真
次はトー「T」つまりつま先です。
これは後退する時と横に動くとき
そしてライズして高いところにいる時に
前に歩く場合に使われます。
つま先と言っても社交ダンスの場合は
2つの状態があります。
ひとつは文字通り爪の先だけが床についている状態です。
これは体重がかかっていない状態で出てくるフットワークです。
着地した瞬間や体重が抜けていった時、
あるいは体重がない状態で保つ時などでに出てきます。
もうひとつはボールと言われる指の付け根の部分を含めて
床に着地している状態です。
これは指の付け根は曲がり、足の裏は垂直に近い角度になっているということです。
体重がかかっている状態で立っている時は
このようにボールが着地している状態になります。
レッスンや教科書ではそこの区別はほとんどなく
トーで踊るよ〜みたいにサラッと言われてしまいます。
習う時はちょっと気をつけて
わからないければ聞いてみるのもいいと思います。
その3|ヒールトー 「HT」
UnsplashのAlvin Mahmudovが撮影した写真
次は組み合わせの代表格、ヒールトーです。
これはかかとから歩くように出て、
そこから背伸びする時に使います。
よくあるのがワルツやスローなどスイングダンスで
大きく前進してからライズに繋げる時です。
普通に歩く時もかかとからつま先にかわりますが、
ある程度意識してつま先に体重をかけるので
ヒールトーとつま先の部分を表現します。
このときは体重が乗っているので
トーはボールを含めている状態です。
踵が上がる時に指の付け根が曲がり
5本の指が床についています。
そこからさらに指に力を入れて伸ばして行くことで
体を前の上に押し出していき体重が抜けた時に
本当のつま先になります。
その4|トーヒール 「TH」
最後はトーヒールです。
これはライズしたところから降りる時と
後退する時に使います。
最初に本当のつま先が床に触れます。
そこからボールが床につき、体重を乗せていきます。
さらに体重が乗る時に、じょじょにかかとが下がり床について
足の裏全体が床に触れた状態になります。
このトーヒールではかかとを下ろす動作をコントロールすることが
かなり大事です。
かかとを落とすように使うと
足音が大きくなったり、バランスが崩れたりしやすいです。
もちろんウィンナーワルツなど速い動作では落とすこともありますが、
8割くらいの場面ではゆっくりと下ろすことが大事です。
ふくらはぎの筋肉でかかとを調節することで
滑らかな動きを作りましょう。
フットワークはこれで完璧
UnsplashのSandra Martinsが撮影した写真
踊る上で大事なフットワークは
この4種類でほぼ大丈夫です。
それがある程度できてきたら
他の細かい使い方を覚えていけば
さらにダンスは良くなります。
おすすめの動画をひとつ紹介しましょう。
これを参考にたくさん練習してください!
〜まとめ〜『フットワークは思い通りに踊るための便利ツール』
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