こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
社交ダンスに必要なものはなんでしょうか。
自分、パートナーそして音楽です。
この３つがあれば社交ダンスは
踊ることができます。
では競技ダンスで必要な要素はなんでしょうか。
今日はそんな質問を受けたので
それに対する僕なりの考えを
お話ししてみます。
佐藤先生に習ったのは「３つのS」
学生時代に教室に習いにきて
最初に佐藤先生に習った競技ダンスにおける
重要なことは「３つのS」でした。
これは
Style（スタイル） Speed（スピード） Strong（ストロング）
です。
スタイルは姿勢や見た目のことです。
見た目が綺麗なことが一番大事だということです。
スピードは速さのことです。
これはすこし幅広く捉える必要があると思います。
移動の速さだけでなく、アクションの素早さなども
含まれると思います。
競技のフロアでパッと目を引くために
また音楽を表現するためには
スピードの変化が重要です。
最後の「ストロング＝強さ」は
とてもむずかしいものです。
力を入れて踊ることが強さではなく
みた感じに強く見えるというものです。
たしかに上手な人は床にビシッと立って
ちょっと押したくらいでは倒れなそうに見えます。
また動きも力強く向かい風の中でも
ブレないで踊っていけそうな気がします。
細かく見ると難しいですが、
なにかしらの強さがあるということでしょう。
英国で習った Style＆Movement
英国留学を繰り返していたときに
リチャード・グリーブ先生に習ったことは
とてもシンプルでわかりやすかったです。
それはStyle&Movementです。
スタイルは先ほど出てきた通り
姿勢や見た目のきれいさ、かっこよさです。
ムーブメントは動きです。
これはフロア上を移動することだけでなく
ボディの捻りや傾きなどのアクションも含みます。
リチャード先生はこの２つだけで
世界チャンピオンになれると断言しました。
さらに面白いのは世界の24組までは
StyleとMovementでジャッジするが
それ以上はMovementだけで評価するといいました。
なぜかって？
それはそこまでくるとStyleの悪い人は
いないからだそうです。
（つまりスタイルが悪いと24組に残れない）
だから最後はMovement勝負になるということです。
大事なことはStyle（スタイル）の確立
ここまででわかることは
Style（スタイル）というのが
とても大事だということです。
スタイルがよければいいわけではないですが、
まず大事なことはと言われれば
スタイルということになるのでしょう。
ひとつ注意してほしいのは
ここでのスタイルというのは
日本で一般的に言われているスタイル
とは違うということです。
よく聞くのが背が低いとか足が短いから
スタイルが悪いというものです。
これらはダンスにおけるスタイルとは
全く関係ありません。
ダンスでのスタイルとは
・まっすぐに立つ
・ホールドがきれいに保たれている(主にスタンダード）
・爪先がしっかりと伸びている（主にラテン）
など自分でその種目らしくきれいな
立居振る舞いのことです
背の高さや脚の長さは
努力でどうにかなるものではありません。
これはスタイルとは関係ないことです。
スタイルとは自分が努力することで改善することができる
あらゆることと理解しています。
わかりやすく言えば
身長はスタイルとは関係ないですが、
体重はスタイルに影響するということです。
いろんな事情で体重の管理が難しい方もいると思いますが、
健康に影響しない範囲で体重の増減は
努力で変えることができると思います。
また体型も筋トレをすれば
変えることができます。
なので僕は体重や体格は
スタイルに入ると思います。
変えることができることにエネルギーを注ぎ込み
いいダンスを作り上げてください。
〜まとめ〜『やっぱりスタイルは大事。ダンスのスタイルを理解しよう。』
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