こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
先日北海道の学生の大会、全道戦を見てきました。
そこでも何組かのカップルが
結構身長差がありカップルごとに工夫しながら
うまく踊っていたように思います。
ただ共通して苦手そうに見える部分もありました。
今日は身長差カップルが苦手なことを
僕の経験も思い出しながらお話しします。
苦手1 脚が疲れやすい
まず一番感じたことは
脚に負担がかかりやすいということです。
これは腰の高さを合わせて踊ることを意識していうカップルに多く
背の高い男性がより低くなって踊るため
脚に負担がかかりやすいのだと思います。
身長差がないカップルは多少脚が伸びてしまっても
ばらつきは目立ちませんが、身長差があると
ボディが離れやすくなりすごく目立ちます。
これは競技会を一日通り切るスタミナと
ラウンドの間での過ごし方で少しでも回復することが
重要です。
ただ今回のようにほとんど隙間なく試合が進行していく場合は
それなりの準備をしておく必要があると思います。
何人かは脚が攣っているように見えました。
筋肉が痙攣してしまうとどうしようもないので
攣りやすい人は充分注意したほうがいいと思います。
僕も脚は攣ることがありました。
なるべく水分と塩分を切らさないようして
攣らないように注意していました。
苦手2 右ひじが下がりやすい
次はホールドです。
身長差があるカップルは右ひじが下がりやすく
アンバランスに見えることが多かったです。
またホールドの高さに偏りがあると
回転、特にスピン系のフィガーを踊った時に
軸がぶれやすくなる傾向があります。
左右の高さがずれないように気をつけることで
きれいに回ることができると思います。
特にタンゴはホールドの組み方も少し違うせいか
回転に影響が出ているカップルが多く見受けられました。
コマと同じで左右のバランスはとても大事なので
ぜひ右ひじが下がらないように工夫してみてください。
苦手3 女性の存在感が少なくなりやすい
体の大きさが違うと女性の存在感も
少なくなる場合が多く見えます。
ただ体の『大きさ=存在感』ではありません。
ただ同じようにしていては
男性の後ろから見た時に見えなくなってしまう可能性が高いと思います。
どうすれば女性がしっかりと見えてくるカップルになるかは
様々な要因があるので一概にはいえません。
ただ上位に残っているカップルで身長差があるところは
男性と女性が両方とも見えてきていたように感じます。
ドレスや表情、髪の色なども工夫できると思います。
また男性のヘアセットの仕方でも
見え方は変わると思います。
カップルはふたりでひとつなので
うまくお互いが引き立つように研究することをおすすめします。
克服できないことはない
今回は学生の大会を見て
一般的に身長差カップルが苦手に見えたことを
お話ししてみました。
しかしながらこれは改善できないことではありません。
うまく見えないようにしたり
あるいは逆に目立たせてプラスにすることが
できるかもしれません。
僕が個人的に大事だと思うことは
『身長差は悪ではない』ということです。
ひたすらにいいことでもないかもしれないけど
他のカップルとの相違点でしかないので
それを受け入れどう利用していくかが大事と思います。
身長差があると「カップルバランスが悪いから…」とか
言ってくる人は必ずいます。
そんな人は無視して自分たちの目指すダンスを
追及してください。
きっとそこにはかならずゴールがあると思います。
〜まとめ〜『身長差があると起こりやすいミスを覚えておこう。』
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