住んでみて初めてわかること
今日ふたつめのブログです
複数書くと古い方は読んでもらえない(気づいてもらえない?)ようなので
一日一記事にしてるんですが、今日はもうひと言つぶやきたくて
あるニューヨーク在住の方のブログのタイトルに
「プリンセス、NYへようこそ アメリカは大変な国よ 本当にきてよかったの?」
とあるのを見て、ほんとその通り、と思いました
どの国もそうでしょうが、アメリカも住んでみて初めて分かることが、いっぱいあります
日本と比べてうれしくないところは
- 祭日が極端に少ないコト
- 健康保険のシステムがとても複雑で、保険料も医療費も高額なこと
- 日本のレストランで普通に食べられる質の日本食がなかなか食べられないこと、またはとてもお値段が高いこと
- 家で和食を作ろうとすると食材が割高になること
- 日本式のお風呂は、ふつうの住宅ではあり得ないこと
- 当然ながら、すべてが英語であること
- そして、一番大きな違いは、アメリカは銃社会であること(追加:ドラッグの問題もありました!)
発砲事件というのはよくあることで、よほど大勢が犠牲にならない限り、全国ニュースにはなりません
ポートランドでもパンデミックになってから、発砲事件が格段に増え、死者も大幅に増えています
さらに恐ろしいことには、銃乱射事件があまりに頻繁に起こるので、犠牲者が2, 3人くらいだともう大したことない、という感覚になってきます
そう感じる自分に驚く・・・
感覚がマヒしてくるんです
アメリカに移住する前に、こういうデメリットまで考え、天秤にかけて、納得した上で移住する人、ってあまりいないんじゃないかな
そんなことより、移住することへの意欲や希望のほうが大きいから、いろんなデメリットは、覚悟の上・・・ってことで
ある意味そういう勢いがないと、移住はできないかと
私もデメリットについてはほとんど考えませんでした
その点は、元プリンセスと似たり寄ったりかな、と思います
もちろん、日本にはないメリットもたくさんあります
だからこそ、たくましくこちらに根を張ってゆく方が大勢いらっしゃいます
(私自身は、未だに根を張ったとは言い難いなぁ・・・)
それでも、前にも書いた通り、老後をアメリカで過ごすのか、日本へ帰るのか、というのは、海外に在住する多くのひとが、悩むところです
加えて、コロナのパンデミックに入ってからは、アメリカでの生活をたたんで、日本へ帰国する人が増えているような印象を受けます
アメリカ国内での分断も、45の登場をきっかけにどんどん拡がって、白人至上主義が勢力を盛り返している気がします
こんな社会情勢ですから、ほんとうに複雑性PTSDを抱えているなら、お勧めできる環境とは思えませんが、移住の原動力となるのは、本人の希望と強い意志ですからね
PTSDの治療そのものはアメリカのほうが進んでいる、ということなので
セラピーを受けるなら、その利点はあるのかも
ただ、セラピーが英語だと、これまたちょっとねぇ・・・
言葉の壁があると思います
ま、つい最近、NYの住人になったばかりで、この先ずっとNYに住むかどうかもわからないのですから、余計なお世話ですな
大陸の反対側からつぶやく、おせっかいおばさんの勝手なひとりごとでした
これにてお開きといたします!