夢子、鯛と格闘の巻
さばきましたよ、鯛一尾!
が、のっけから、還暦過ぎた私がどれだけ 夢見る夢子 だったか、が明らかに・・・
呆れられることを覚悟で、書きますが
まだウロコがついているとは、思っていなかった!
私、ウロコ嫌いなんです
泣きそうになりました
さらに・・・これは以前、タラの切り身を洗っている時にも、ふと感じたことがあるんですが
どうやら
私は生のお魚を手で触るのが苦手らしい
白身は柔らかいので特に・・・
これは参った・・・
水産会社に勤めた父と、家でマグロをおろせる母を両親に持つ私としては
なんとも情けない話で、我ながらがっくり・・・
しかし、もう今さら引き返せないので、YouTube動画で見た通り、左手だけ新品のガーデン用の手袋(本来は鋭いヒレから手を守るためと思われる)をはめて、取り掛かりました
母がやっていたのを見よう見まねで、ウロコを取って
YouTubeの鯛のおろし方の動画で予習した通りに、包丁を入れます
鯛の骨が硬いのは知ってたけど、ほんっとうに硬いっ!
うちには出刃包丁などないので、いつもの三徳包丁を使って、キッチンバサミを要所要所に投入します
それでも、結局、頭をふたつに割ることは断念
ビジュアル的にも、日本人の私の目にも、かなりホラー映画だし・・・
これ、一般のアメリカ人には無理だろうなぁ・・・無理、無理、絶対にムリっ!
エラをはずして、頭を切り離し、はらわたとって、お腹をきれいに洗って、完了!
私には、ここまでが精いっぱいであります
出刃包丁なしで、三徳包丁でここまで出来た自分を褒めてつかわそう!
ほぼ初めてなんだし!
ということで、なんとか出来上がりました
鯛の塩焼き
鯛の潮汁
潮汁は、アラがこれだけなので、うまみも薄味でしたが、それなりに美味でした
鯛の塩焼きも、最後に食べたのはいつだったか思い出せないほどなので、しみじみ美味しかったです
魚は好きだけど、骨が苦手なオットも、黙々と骨を取りながら食べてました=美味しいってこと
まったくもって、己を知らないにもほどがある、チャレンジでした
が、よい経験でした
次からは、アラとか切り身になっているのを買います!
一尾なら、迷うことなく、お店で下処理してもらいます!