ここでの夏は7月~9月。
シーバス釣りのポイントについては以下の過去記事をご参照ください。
バチ抜けもひと段落して、イナッコがメインベイトになるこの時期。
河口や、東京湾奥の運河筋は青潮や夜光虫に苦しめられてとても苦戦します。
隅田川なら上流/中流の橋脚を狙っていくのが釣りやすいですね。
目次
この時期は、東京湾奥や河口よりも圧倒的に上流がいい。 隅田川でも赤羽付近で6月くらいからシーバスが釣れるようになります。
両国橋より北の橋で、夕方以降に水面に橋の明かりがあたる場所をよく観察しましょう。
ライズしている橋を見つけたら儲けもんです。
※釣り禁止になっている橋やエリアが隅田川でも増えています。ルールを守って通行人に危険を感じさせないように釣りをしましょう!
上流側でのベイトのメインは「イナッコ」です。
6月くらいにはちょうどライターくらいのサイズのイナッコが上ってきています。
これが8月くらいになると一回り以上大きくなってくるので、釣りを始める前にベイトを観察して大きさチェックしておくとよいと思います。
橋脚は上流側の方が釣りやすいです。 橋脚の明暗の少し上流側を狙って、流れの速さを読みながらライズが起きていたり、イナッコが変な動きをした場所にルアーを流し込んでいきます。
おすすめルアーはこのページの下にまとめてあります。
夏のおすすめルアー
上流だと「ラトリンラップ」(色はクロームブルー)っていうバイブレーションが一番よかったですね。
※移ってるルアーがラトリンラップ。
ワームだったらコアマンの「アルカリ」
(シャッドでもミニカリでもなく。) ※橋脚をネチネチ攻めてたら釣れた!
ミノーだったらRapalaのCD-9
必ずしも橋脚ぎりぎりのところで食ってくるわけじゃないです。
わりと手前の明暗でも全然食ってくるので決してあきらめて適当に巻いてこないこと。
ただ、雨が降ると2,3日は漂流物が多すぎて釣りにならなくなります。
あと、上流だと手長エビを釣っているおじさんたちも見かけるようになるので、これもベイトになっていると思います。
暖かくなってからの隅田川下流域では、なんせ、アングラーの数が多くなり、釣り場所を探すというか、人がいないポイントを探すのが大変。
そんなこともあり、人が少ない時間帯のデイシーバスが意外と釣りやすい。
夜になれば涼しいけれど、夜光虫が発生したりもするのでなかなかシーバスは釣れない。
夏の時期の下流域・河口域のベイトはイナッコ、イワシ、アミ、エビなどなど、ベイトはなんでもありなの季節。
なので、その日、その場所にいるベイトを探すのが大事。
デイシーバスの基本は、橋の下とかのシェードを狙うか、岸壁をトゥイッチですね。
こいつはスーサンでした。
こいつはモンキー69
をイナッコの群れの中をトゥイッチしながら引いてきたら食ってきました。
そして、夜の下流域はどうなのかというと、この時期は、釣り人側の脳が春のバチ抜けに慣れきっていてまだ切り替えができておらず、潮回りのいい下げのタイミングがシーバスが釣れるタイミングと思いがち。
でも6月も終わりのこの時期はもうバチというベイトがいなくなってるので、釣れるタイミングは潮回りのいい下げのタイミングに偏らない。
上げ潮だってよいタイミングだったりします。
ただ、下げのときとポイントが変わります。 流れが変わるので当たり前なんですが、 自分が釣ったことのあるポイントで釣ったことのある方法で攻めたくなるのが人情ですが、 それを捨ててトライできるかがとっても大事だと思います。 (自分に言い聞かせてます。。。) そして夏は台風がくる。
台風直後のコーヒー色になった隅田川を今年は好きになった。
台風は急に秋っぽくなったり、すごく状況を変える要因だけど、 一度釣れない気配のフィールドをリセットしてくれる要素。 いつもいかないポイントに行ってみるのもよいかもです。
夏に上ずったシーバスに強烈に効くのがこのマリブですね。
2021年~2024年の隅田川・荒川・豊洲で、6月~8月の夏にシーバスが釣れたルアーを分析してみました。自分だけの釣果ではなく、アングラーズさんなどの釣果投稿サイトの情報も集計に入れています。
バチ抜けも6月いっぱいで、イナッコなどベイトが増えるタイミングなのでバイブレーション系ルアーが重宝されるようになってきます。中潮がメインの釣りのタイミングになってくるようで、中潮だけに注目すると以下のルアーで釣果実績が多くなっており、ルアーボックスにいれておくのがよさそです。
鉄板バイブのなかでも糸絡みが少なくアクションも安定している冷音(レイン)24gが一番釣れており、14gは24gの半分くらいの釣果です。
レッドピアーとブルピン隊長がおすすめで、昼間は岸際トゥイッチ、夜はゆっくりリトリーブして使います。
●ラッキークラフト(LUCKY CRAFT) ルアー ワンダー80
シンペンやフローティング系は絶対必要。まずはここから。
上流で圧倒的によかったです。 いろんなバイブレーションを投げたけどこれが一番反応よかった。 値段も安くてお手頃です。 ※Amazonだと品切れだったり、1万越えてたりするのはなんでだろ??
●モンキー69
3Dダートやヒラウチ系のバイブは広く探るのにちょうどいいです。 夏は壁沿いをずっと攻めることが多いので、 こういうバイブレーションを流していくといい思いができます。 ミニエントはフォールの姿勢がすごくいい感じ。 サイズが大きい版でフルエント もあるけど、扱いやすさはミニエントがいいと思う。 サイズがあげるならモンキー69が扱いやすく実績ありです。 壁際トゥイッチは昼でも使えます!
●アルカリ
困った時の最終手段。ダートはもちろんリフト&フォールも強いです。 ワーム使うならアルカリです。(シャッドじゃないです。) 上流でも実績ありで、橋脚をネチネチ狙うときに使ってました。
・隅田川・豊洲・荒川の釣果分析の記事はこちらに記載しているのでご参考まで。
ざっと書きましたが、 やることが多い季節なので大変です。 ベイトの種類も多いし当然なんですが。 しかもフィットしないと釣れない・・・。 </P 他にもおすすめルアーについてはこちらにまとめています。