医学や、健康の常識は

ここ何年かで、随分と様変わりしましたね。

 

 

ほんの数年前には、常識だった事も

今はもっと細分化されて来たり

 

 

全く正反対だったりと

驚かされる事も多いです。

 

 

 

今日は、そんな感じのお話です。

 

 

 

 

 

潰瘍性大腸炎などの腸疾患をお持ちの方には

 

特に、そう思っていらっしゃる方も

多いと思います。

 

 

『 夜寝る前には、食べない方が良い 』

 

『 夕食後、4時間は、食べてはいけない 』

 

 

ある意味、常識として

一般的な情報だったりしますが

 

 

 

 

この、情報

 

 

 

中途覚醒や、不眠がある人では

 

 

ちょっと話が違って来るそうです。

 

 

 

 

 

 

 

例えば、23時に眠るなら

 

19時には、夕食を食べ終わっていないと

 

胃腸に悪い。

 

 

 

 

 

そう思っている方が多いのですが

 

 

 

その事が

 

 

中途覚醒や、不眠を招き

 

そのせいで、胃腸の炎症を招いてしまっている

 

 

 

そんな方が

 

 

 

 

昨今

増えて来ていると言うのです。

 

 

 

 

 

 

確かに、寝る直前に、食べるのは

 

胃腸に悪いのですが

 

 

 

 

 

問題は、 夕食から眠るまでに

 

3時間〜4時間以上間が開き

 

 

 

 

その間に

TV、PC ゲーム

あるいは、電話したり、

人と話したり仕事をバリバリするなど

 

 

活動的に過ごす人などは

 

 

 

特に、注意した方が良いそうです。

 

 

 

 

何が悪いかって?

 

 

 

 

そう

 

 

 

睡眠中の

夜間低血糖 です。

 

 

 

 

 

夜間の低血糖の中でも

反応性低血糖と言うのがあって

 

 

食後に急激に血糖値が上がり

ピークに達すると急激に下がるのが

このタイプの特徴です。

 

 

食事の3~4時間後には

空腹時の数値の50%にまで

低下してしまうこともあります。

 

 

 

19時に食べ終わったとしたら

ちょうど、23時の入眠時に、

低血糖がひどくなるわけですね。

 

 

 

寝ている間に

血糖値が急低下するので

 

 

上げるためにたくさんのホルモンが放出されます

心身に様々な影響をもたらします。

 

 

入眠時に

興奮系のアドレナリン、

ノルアドレナリンが大量放出されると

睡眠障害を招くそうです。

 

 

 

 

 

乱高下型低血糖

と言うのもあります。

 

 

皆さんご存知の、血糖値スパイク状態です。

 

この状態も、やはり

交感神経に関わるホルモンが出やすくなり

興奮状態になりやすく

 

 

いずれのタイプの低血糖でも

 

 

 

寝ている間に起こってしまうと

 

 

 

以下のような睡眠障害に陥りやすいと言う

情報が、あります。

 

 

 

寝付くのが遅くなる

眠っても何度も中途覚醒してしまう

深く眠れない、疲れが取れない

早期覚醒(朝早すぎる起床)

 

 

 

起きていれば、

動悸や手足のしびれ、筋肉のこわばり

頭痛、精神面ではイライラや不安感

恐怖心などがあらわれることになりますが

 

 

 

睡眠中に、これになると

上記の睡眠障害以外に、

 

 

歯軋りや、筋肉の強張りのせいで

寝違えたような感じになったり

悪夢を見るなどにもつながります。

 

 

 

 

 

 

■    改善策  ■

 

 

 

 

 

 

夕食後、1時間

寝る30分前などに、少し間食を摂る

(胃腸に優しいものを)

 

 

夕食時に、炭水化物が少ない場合は

夕食だけでも、炭水化物をしっかり食べる

ようにする。

 

 

 

夕食後に、お酒は、飲まない

 

 

 

夕食後は、激しい運動や

興奮する作業、仕事、

ゲーム、インターネットなどを

極力避ける。

 

 

食事の時間が遅くなりすぎたり

早くなりすぎたりしないよう

なるべく一定に保つ

 

 

 

ストレスや、過労などを

極力避ける

 

 

 

 

 

以上、睡眠に問題がある

IBDの方には、睡眠を改善すると

腸内の炎症も改善しやすくなる為

 

 

オススメします。

 

 

もう年だから、中途覚醒や

早期覚醒は、しょうがない

と諦めるのは

 

 

まだ早いですぞ  w

 

 

 

 

若い人も、寝付くのが遅いのは

普通ではないので

 

 

改善するに越した事はないと

思います。

 

 

 

■   おまけ   ■

 

 

 

 

夜の間食で、 胃腸に優しい物で

 

オススメなのは

 

 

具の入ってない、

茶碗蒸しですかね

 

 

 

なければ、 やっぱり

 

 

間食には

タンパク質が良いと思います。

 

 

蜂蜜なんかを、スプーン1杯飲んで

寝ると、快眠効果が上がるのは上がりますが

 

 

長期的には、甘いものや、炭水化物は

オススメできないですよ。

 

 

 

 

 

ああ、茶碗蒸し

食べたくなって来ちゃったな....。w

 

 

 

 

以上

 

お疲れ様でした