四川省成都にある世界遺産都江堰の近くにユニークな建築で有名な書店「鍾書閣」都江堰店があります。
まるでファンタジー世界のような本屋
三国志の聖地武侯祠がある四川省成都。成都には都江堰という世界遺産の治水施設があります。その近くにある鍾書閣という書店は美しい書店として有名です。中国にチェーン展開しており、その土地のランドマークやイメージをモチーフにした設計が特徴だそうです。
たまたま見ていたTrip.comのアプリで鍾書閣の写真を見て、これは行ってみたいと思っていたところ、武侯祠訪問ツアーの一貫で都江堰へ行けることになり、寄り道してもらいました。鍾書閣が入っているショッピングモール。
写真を見たらすごい高さに見えたのですが、さほど高くないショッピングモールの二階テナントということで、いったいどういうこのなのか?
こちらが入り口。
入り口近くは普通の本棚だったのですが、奥まで進むとすごい風景が!本棚のライトアップと鏡の効果ですごい奥行きが演出されていました。書店自体は二階ぶんの高さで広く見えていたのは鏡のせいだったんですね。
アーチの組み合わせでダイナミックな螺旋に。床も黒いタイルで景色を反射するので広く見せる効果を狙っていました。本当に圧巻です。写真を撮る人たちも多かったです。
こんな高い場所に本を置いても届かないだろう、と思いますよね。実は届かない一の本はなんと本の写真を貼った壁紙になっていました。ハリボテ感はありますが、それでもすごいです。ちなみに都江堰店は都江堰にちなんでダムとイメージしているんだとか。
書籍の種類も多いです。日本のコミックもありました。私の大好きな伊藤潤二先生。スラムダンクとか定番コミックも人気です。
訪問当時、日本でも翻訳本が話題になっていた『盗墓筆記』はシリーズがたくさん出ているんですね。目立つようにディスプレイされていました。
こちらもSNSで話題になっていた猫が主役の歴史漫画です。たくさんのシリーズが出ていました。私は三国時代を買いました。
王一博の載っている雑誌がないか通訳の学生さんに訊いてもらいましたが、雑誌のラインナップは少なく、見つけることができませんでした。海外の書店は楽しいですね。
鍾書閣を調べていると、重慶の店舗は閉店したとニュースにありました。本屋不況は日本と同じなのかもしれません。ここも僻地といえば僻地だったので、いつどうなるかです。もし都江堰に行くときにはぜひ立ち寄ってみてください。
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