2025年1月11日土曜日

上海浦東空港と虹橋空港を直結する市域機場線に乗ってみた

2024年12月に上海の二大空港を結ぶ列車の運行が開始されました。これは便利ではないか!?ということで乗車してみました。

上海の空港を結ぶ市域機場線

上海には浦東空港と虹橋空港という大きな空港があります。浦東空港は主に国際線、虹橋空港は国内線というイメージで、日本から入国して中国内地へ行くときには浦東から虹橋へ移動するケースも多いと思います。また、虹橋空港は虹橋駅と隣接しており、高速鉄道を利用する場合はやはり移動が必要です。

これまでふたつの空港を直結するのはシャトルバスか地下鉄でした。シャトルバスは浦東のバス乗り場から乗車すればノンストップで虹橋空港へ行くことができます。しかし、市街地の渋滞にやきもきすることもあり、所要時間は一時間見ておく必要があるでしょう。

地下鉄も乗り換えなしで通じているのですが何せ途中の駅が多い。リニアはスピードが速いですが、竜陽路という駅までしかないためそこから地下鉄に乗り換えることになります。

なぜ直結の便利な列車がないのかとずっと思っていました。2024年12月に開通した市域機場線は浦東から虹橋まで途中の停車駅が五つだけという快速のような列車です。乗り場は浦東だと第一と第二ターミナルの中間地点、地下鉄やリニアの乗り場の近くにあります。

看板の表示は「市域鉄」とあります。
乗り場もとてもきれいです。天井のデザインが中国らしくダイナミック。改札を通る前にいつものセキュリティチェックがあります。地下鉄等と同じです。
券売機はフロアの端にありました。「市域機場線」というボタンで購入。料金は26元でした。ちなみに現金も投入できるようになっていましたが何度やっても受け付けてもらえず。アリペイで支払いました。
このようなチケットが画面の下部分から出てきます。私はどこにチケットが出てきたのか最初わからずおろおろしていたところ、現地の方にそっと指差してもらい気付くことができました。
ちなみに、以前中国旅行していたときに上海地下鉄の交通カードを作っていたのですが、それでも改札を通過できました。
地下鉄二号線より断然途中の駅数が短いです。快速電車のようなイメージ。
新路線なのでホームもとても綺麗です。みたところ15分間隔で運行していました。
車内は地下鉄と同じ雰囲気。空港の乗客が多いので大きな荷物を置くスペースも。始発で乗れば普通の日なら座れそうですね。
スピードは地下鉄と同じくらいだと感じました。駅数が少ない分早く、40分ほどで到着しました。

到着して改札出口。私はカードのQRコードが反応せず駅員さんに声をかけて対処してもらいました。別の機会に見ているとQRコードを読み取り機に少し浮かせておく方が読み取り成功しやすいのかも。

虹橋空港と鉄道の虹橋駅は繋がっているので出口の案内で利用する施設へ進めばOKです。

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