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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[天然甘味料] 食生活について語ろう

2021年05月10日 | 美容ダイエット

・天然甘味料Natural sweetener てんねんかんみりょう

 ゴールデンウィークも過ぎてしまいましたが、まだ春爛漫ということで花々がそこかしこに咲き誇っています。養蜂家の方々は花を求め、蜂蜜を求め南から北に全国を移動するといいます。蜂蜜と同じような甘味料にメイプルシュガーが有ります。この両者の違いはといいますと、さっそく調べてみることと致しました。
まず蜂蜜は、
◇蜂蜜Honey はちみつ
  植物の種類によって蜂蜜も変化に富んだ特徴のある蜜ができている。主に花の咲く春季に南西地方は2~11月に、東北地方は4~9月に蜜蜂が集めた蜜で、最近はクローバーからの蜜が一番多いといわれ一般に淡い黄色で結晶しやすい。れんげ、なたね、そば、柑橘類、あかしやからの蜜が出回っている。

冬季には結晶しやすく夏季には液状化する性質がある。甘味の他に香りもあり、その風味を生かしたそのままパン、ホットケーキに塗って、紅茶に入れたりしている。菓子の風味づけ、蜂蜜漬けにも利用しレモンの蜂蜜漬けは、ビタミンC、クエン酸、単糖類で疲労回復によい。

花の蜜をミツバチは体内で2度消化酵素によって分解し主成分はぶどう糖と果糖から成って砂糖に比べ消化吸収がよくビタミンB群が含まれ美肌によい、また咳止めとしても使われてきた。まれにボツリヌス菌の芽胞(耐熱性)がいることがあり1歳以下の乳児には与えないほうがよい。

天然物と人工的に生産もされるものとがある。100g中に(エネルギー294kcal、タンパク質0.2g、脂質0g、炭水化物79.7g[ブドウ糖36.20% 果糖37.11% ショ糖2.63%]、
灰分0.1【そば、しなのきなどの濃色0.2】g、ナトリウム7mg、カリウム13mg、カルシュウム2mg、マグネシュウム1mg、リン4mg、鉄0.8【そば、しなのきなどの濃色5.0】mg、亜鉛0.3mg、銅0.04mg、マンガン-mg、
ビタミンA:0μg、ビタミンD:0mg、ビタミンE:0mg、ビタミンK:0μg、ビタミンB1:0.01mg、ビタミンB2:0.01mg、ナイアシン0.2mg、ビタミンB6:-mg、ビタミンB12:0μg、葉酸1μg、パントテン酸0.05mg、ビタミンC3mg 、コレステロール0mg、食物繊維0g)を含む。

他にギ酸、乳酸、リンゴ酸、色素、芳香物質、ろう物質など微量含んでいる。
ニュージィランド産のマヌカ蜂蜜が殺菌力が強くピロリ菌の働きを抑えるといわれる。

 


◇メープルシュガーMaple sugar  めーぷるしゅがー
  砂糖楓(さとうかえで)の樹液(サップ)から得られる甘味料で楓糖ともいわれる。カナダ、アメリカで初春の一ヶ月ほどの短い期間に幹に穴をあけ液汁を採集している。
濃縮、精製して、メープルシロップ作られ、さらに煮詰めて糖を結晶させメープルシュガーを得る。甘味度は砂糖と同じだが風味が良く、よくホットケーキのシロップとして、また食卓、菓子に利用している。

合成品として砂糖に香料を加えて作られたものが安価で多く出回っている。
100g中にエネルギー257kcal、タンパク質0.1g、脂質0g、炭水化物66.3g、カリウム(利尿作用)230mg、カルシウム(精神安定に関与)75mg、亜鉛(タンパク質の合成に関与)1.5mg、マンガン(骨、肝臓の酵素の活性化に関与)2.1mgのミネラルを多く含む。


蜂蜜は、花の蜜、メープルシュガーは樹液より得られています。
特徴的なのは灰分、ミネラルが蜂蜜では、0.1~0.2gでメープルシュガー0.6gとなっています。
一度に利用する摂取量としては10g程度ですが樹木からの有効成分が溶け出している、またミネラル不足が聞かれる昨今ではどちらかと言うとメープルシュガーがお勧めかもしれません。
一日の摂取基準量は
カリウム:1600~2000mg(生活習慣病、高血圧予防に3500mg) 
カルシウム:600~900mg 
亜鉛:7~9mg 
マンガン:3.5~4mg 
です。

 

 

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