週末ソング

昼間ばらばらに散っていった心が

夜になると戻ってくる

読みかけの本を開いて

再び心は集結し

整然と並ぶ文字列に吸い込まれていく

このまま物語に埋没して、土になって

花まで咲かせそうだ

咲いた花を摘むのは新しい僕だろう

小さな花束にして隅っこに飾るのだ

君はそれを見つけて

素敵だねと言う

小さくて素敵な花束だね、と

週末ソング

週末ソング

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-05-28

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