1年半くらい前に書いた記事の第2弾です。1年半も期間が空いているので続きと言うほどでもないのですが、自分用に書き残しておこうと思いましたので。

 


突然野球の話ですが、今年は大谷選手がMLBで大活躍でした。
投げても良し、打っても良し。まさしく二刀流でかっこよかったですね。
惜しくも後一歩のところで、ベーブルースの「シーズン二桁勝利&二桁本塁打」の記録に並ぶことはできませんでしたが、また来年頑張って欲しいところです。

ただちょっと気になったのは日本のマスコミの報道のあり方。

もちろん彼は日本人ですし、日本で彼を絶賛する報道は当たり前のことです。しかし、まるでアメリカの野球ファン全員が、大谷選手がベーブルースの記録に並ぶこと、もしくはその記録を越えることを望んでいるかのような過剰な報道はいかがなものかと感じました。

ベーブルースは「野球の神様」と言われた人。アメリカの野球ファンにとっては聖域かも知れません。だからアメリカ人、特に白人層の中には、アジア人にこの輝かしい記録に並んで欲しくないと思う人は普通にいると思うんですよね。昔は日本の野球なんてMLBからはすごい下に見られていましたからね。

大谷選手を何人かに与えられる賞の一人には選んでやっても良いけれど、彼にベーブルースの記録を抜いて欲しくはない。この記録はやはりアメリカ人のものだし、新たな記録を作るのもアジア人ではなくてアメリカ人こそがふさわしいと考える人はいるでしょう。

4年前に見たアメリカ映画の中で、ユダヤ人を罵っているシーンを見てショックを受けたことがあります。現代アメリカを舞台にした映画なのにですよ。そういえばトランプ政権下のアメリカの狂乱もすごかったですね。

こういうことを書くのは不適切かもしれませんが、やっぱり普通にどこにでも「差別」はあるのです。そういったハッキリとした差別ではなくても、特定の人種などを無意識に下に見てしまうという感情は誰にでもあります。アメリカ人だろうと、日本人だろうと、世界中のどんな人にでも。

なので、まるでアメリカ全土で大谷選手に期待しているかのような印象操作の報道を見ると、(そんなはずないだろ)と思ってしまうのです。

あっ、もちろん自分は大谷選手の更なる記録に期待していますよ。アメリカ人の野球ファンの中にも大谷選手に期待する人はいると思うし。

ただ報道のあり方が誤解を招く恐れがあると言っているだけです。

さてISUは昨年「いかなる差別も容認しない」と言う旨を宣言しました。

しかし実際のところ、彼らは羽生さんが不利になるようにルールを改悪し、羽生さんにしか適用されないシリアスエラーとか、回転の足りている四回転を回転不足にするとか、呆れるほどに現在も「羽生差別」を継続中です。あれは明らかに「羽生結弦」に対する「差別」でしょう。

ISUの目的は羽生さんの三連覇阻止。

その理由は、放映権の利権とか金メダルは持ち回り制だからとかいろいろ言われていますが、根っこにあるのは、アジア人なんぞに白人が打ち立てた記録を破られたくないという差別意識があるのではないかと自分は感じているのですがどうでしょう。
「まあ、大谷選手がすごいのは事実だし、日本人を日本国内で大々的に報道するのはしょうがないかなと思う部分はあるよね。オリンピックを見ても、人気が低迷中の野球を何とか盛り上げようという意図を感じたし。」
「じゃあフィギュアスケート界では、何故日本でアメリカ選手やロシア選手をageage報道しなくてはいけないんだろうね。すばらしい日本人選手を貶めてまでさ。」
「その行為が、フィギュアスケートのテレビ放映無しやスポンサー減に繋がっていることにそろそろ気づいた方が良いと思うよ。まあ、もう遅いかもしれんけどね。」

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