お散歩大家は自分の見た目に少々コンプレックスを持っています。

しょぼい、さえない。

このせいか、人と接するのがあまり好きではない。

不動産賃貸業は人間関係が大事だとよく聞くのでハンデかも知れない。

 

しかし、見た目がさえないのも悪くないのかな、と思われる出来事がありました。

アパートの共用部を清掃していたところ、隣に住む60代と思わしき女性とばったり会った。

アパートを所有してから7年になりますが会ったのは初めて。

普段は共用部清掃しないからな(←しろよ!)

 

一瞬逃げようかと思ったが、自分が逃げても物件は逃げられない。

開き直って、元気に「こんにちは!」と挨拶したところ、

過去のアパートの住人とか前オーナーの話をいろいろとしてくれた。

管理会社の方から多少は聞いていたものの、知らない話が多くて驚いたことも多かったです。

 

隣の人が人懐こいこともあるだろうけど、少なくとも彼女にとって私は

嫌悪感を覚えるタイプではなかったということだ。

いや、むしろ、「お花を置かせてもらえる?」などの提案があり、

話好きな人にありがちな「自分が話すだけ」ではなく、質問もあって好かれているかも、と思える。

そういえば、意識高い系の女子からは馬鹿にされることが多いのだが

「話を聞いてくれる人畜無害な男友達」としては、女性から重宝されていたような

 

それはそれで問題だけど、大家業を営むにあっては有利に働く場面もあるかと。

もう少し人と積極的にかかわった方がいいのは当たり前で、臆することはないかなと。