アタシの存在が邪魔だったわ・・・。 | 南国ハワイで頑張る母の日常 ~ えい、えいっ、オー!

南国ハワイで頑張る母の日常 ~ えい、えいっ、オー!

ハワイ親子留学サイトの編集長さんに励まされブログ始めました。
「憧れのハワイでの子育てについて…」ですが、
子育てに、家事に、仕事に、駈けずり回って1日はあっという間。
それでも、ため息をついた時に見上げた青空に、山々にかかる虹に励まされ頑張っています。

人からのアドバイスや、指示に対して

たとえそれが予想していた言葉であっても、

心の底のどこかでは同意していても、

とりあえず瞬間的に「ききたくない」のが

我が家のコボちゃん流。

 

 

「人の言うなりにならない」

 

 

自分のオリジナルな意志があって、

逆に意志が強いようにも聞こえる言葉、

なんだけど・・・、大概、コボちゃんの場合は

「言われる事」の内容が【面倒くさい】とか

【従いたくない(やりたくない)】場合に出てくる反抗行動な時が多い。。。

 

 


で、

その時の反抗の徹底ぶりと言ったら、

「そのエネルギー使う方が面倒くさくね?」

って思うほど・・・。泣き笑い

 

 


そう、

周りの多くの子供達は大概、

その「エネルギー」を本能的にセーブするために

「大人のいう事を聞く」ものだったりする。

ラニが割とそう。

 


 

例えば、

 

「宿題終わってからテレビ観なさい」

 


みたいな簡単な指示にたいして、

今は宿題をやりたいと思っていないけど、



「そうした(先に宿題をやる)ほうが自分のためだな」とか「正論だな」という他に、

「それであれば、問答とか反抗とかで余計な時間とエネルギーを使わずにサッと従っておこう。」

 

 

となる。

 

 


コボちゃんの場合は、

 


「このテレビは後35分で終わるから!

その後、宿題する時間は沢山残ってるから!

このテレビを先に観ちゃったほうが

我慢してるものがなくて、

スッキリ宿題が出来るから!」

 

 

分かる気もするよ。

でも、実際に35分で番組が終わった後に

スパッとテレビ消せればいいよ。

でも、なかなかそうはならなかったり、

(こちらがコボちゃんのアイデアを尊重して、そんなディールを作って、本当にそう出来るときもあるんだけどね。。)

 

 

親としては「しなければいけないことを先に片づけてから、やりたい事を好きなだけやる」っていう、人生の基本的な【責任と自由】について教えたいわけなので、こんなシンプルな事は問答無用でチャッチャと指示に従って取り掛かって欲しいのよ。

 

 

 

それが一筋縄ではいかないのがコボちゃん。

そう、お母さんとしては結構疲れる。ネガティブ

 



ま、指示は最終的には聞いてもらうけど、

アドバイスに関しては、採用するかは本人次第・・・ってことにしてます。

 



やっと本題に入ると・・・、

コボちゃんは毎週金曜日に

ドバっとまとめて宿題ももらって、

次の金曜の朝に提出することになってるの。

 

 

それこそ、みんな個々で違うので、

習い事の曜日も違うし、性格も違うから、

そこを自分で設計して管理するっていう

モンテッソーリ方式。

 

 

でも普段はお決まりコースで、

ボキャブラリーのワークブックと、

3週間に1冊ペースで本を読んで

その内容に関しての作文や読解問題がある。

 

 

1週間てあっという間に過ぎちゃうのよ。

特に通学に1時間、そして習い事があるしね。

 

 

だから、いつもは金曜に帰宅してまず、

自分で1週間の宿題のプランを立てる。

毎日そのプランが終わらないとゲームが出来ない。

だから車の中でラニの下校時間を待つ間に

済ませることが多いかな。

 

 

ただ、今週は


【自分が選んだ偉人についての小冊子を作る】

 

という、

自分のアイデアと、企画力、追効力が必要な

プロジェクト的なちょっと面倒くさい系の宿題。

 

 

そしてマズかったのが・・・


提出期限まで2週間

 

 

 

ここですよ!!!

 

 

 

この期限までが長い宿題はねぇ~。

大人でも油断してダレます・・。

既に過去に失敗経験ありなコボちゃん。笑い泣き

 

 

去年ね。

あの時はプロジェクトの期限が

2か月先ってやつだったから既に存在さえ

頭の中で消そうとしていたコボちゃん。笑い泣き笑い泣き

 

 

さて、今回はマミーが急かして、

先々週の土曜日に既に図書館へ本を借りに行き、

日曜日に楽しそうに本を読みつくし、

次の週ずっと自分が選んだ偉人【アイザック・ニュートン】について、熱く語りまくっていたコボちゃん。

 

 

そう、この人、3度のご飯と同じくらい(笑)

お喋りが大好き。ほっこり

 

 

そして、先週の週末は3連休という事もあり、

いよいよ小冊子の制作はこの連休にしなくては!

 

 

という時に、

先ずはいつものように、時系列やることプランを

立てるようにアドバイスした。

 

 

それが一番「やること」と「残り時間」が具体的にハッキリして、アタシは行動を起こして管理しやすいと思ったの。

 

 

 

ここでまず拒否。ショック

 

 

ってか、

一応、言うこと無理矢理聞いたので、

のらない気分で作ったプランが・・・

 



 

曖昧すぎ~笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き・・・・。

 

 

 

ここでアタシには見えてしまった。

 

 

このままではコイツ・・・

提出前日の木曜の夜に大変なことになるな・・・って。

 

 

 

そして案の定・・・予想は当たった。

昨夜は残りの作業を自覚するためにも

まず何が残ってるのか聞いてみると、

「え!そんなに残ってるの!?」って量。ドンッ

 

 

えぇ、聞きましたよ。

週末も、週始まってからも、

「この予定通り進んでるの?」って。

 

 

でも、いい加減に作った予定だもの。

 

 

「あ、そのプランあんまりよくないから、

それ使ってない」

 

 

ですよね。おーっ!

 

 

で、痛い目に合わないと学習出来ない子なんで、

しかも、もの事の進め方に関して、

アタシとあまりにも違う性格なんで、

これ以上言ってもどうせ喧嘩になるだけで

仕方ないし、

 

 

コボちゃんの就寝時間(8:15)以降に

起きてると、いつものように所有ゲームの時間を

その分だけ失うかふぁ、

集中してやっちゃいなねぇ~って言って、

アタシャ9時半にルカの部屋で寝たよ。

 

 

 

10:45、ハッと起きてみると、

まだリビングの電気がついてるじゃん!

 

 

そしたらねぇ~、

結局宿題をするために遅くまで起きてたラニが

いたたまれなくなって手伝ってた。

 

 

 

ラニには申し訳ないけど、

これもいいと思った。

 

 

いつも自分の事棚にあげて、

ラニに小言まで言ってるコボちゃんが、

驚くほど従順な態度でラニの横に座って

指示に従ってるの。ほっこり

 

 

そう、お母さんが出て行かなくても、

こうやって、お姉ちゃんが自ら手伝ってくれたら

お姉ちゃんへの態度も(一瞬は)変わるだろっ!

 

 

で、このプロジェクトにはルーブリック

(点数対象のポイント)があって、

当初、一番いい賞をもらいたい!って

意気込んでたのね。



そのポイントの一つに「偉人の似顔絵以外にもう一つ、偉人に関係ある手描きアートを入れる」っていうのがあって、作業が前夜になる前は「望遠鏡をすごく詳しく描く!」って言ってたのよ。

 


このクチャクチャな紙、

男の子あるあるだと思うでしょ?我が家はラニもこう😅

 

あ~、あれどうなったかなぁ~って思ったの。

あの雑な予定では

先週の金曜に終わってるはずの部分。



 

 

で、朝起きてコボちゃんのバックパックから

夜中に仕上がった小冊子を見て笑っちゃった。

 

 

巧妙な望遠鏡の代わりに・・・

 

可愛らしい林檎ちゃんに

なってました🤣



また今回学んでくれたんでしょうかね?

それとも、喉元過ぎれば熱さを忘れるのか。

 

 

とりあえず、他の収穫としては、

ニュートンの事はかなり詳しくなったコボちゃんです。

 

 

とにかく、マミーが誘導しようとも、操作しようと仕向けても、そんな事には動じないから、逆にマミーがいない方がどうにかするんだな、なるんだな。



今年読んだ子育て本がとても心にしみる一冊で、

時々開いては読み返すのですが、そこに


「親が腹をくくって、

ただ黙るのが一番難しいけど、

一番大切。」


って書いてあったの。



うん!

アタシにとっては

黙っとくのってホンット難しい❗️



やっぱり、子供を尊重するがゆえに、

子供の考えのもと失敗させて、傷つかせて、

そこで立ち上がる強さを学んで、

解決策を模索していく過程が大切、って。

 

 

子育て本て、やたら自信たっぷり書いてあるけど、「おいおい、毎回そんな上手くはいかんのよ」っていうのから、「そんなタイプの子ばっかりじゃなだろ」って思うのとか、読んでて著者に無責任にさえ感じてしまうのが多いけど、



この1冊はなんとか子供を周りが一目置く逸品に仕立てようとか、一流の暮らしを手に入れさせようとかっていう親の下心はゼロで、



まったく正直な人間と人間のつながりを「親と子」という特別なつながりを元に大切に書いてある本でした。動物の親子みたいな。



子育て本に興味持つ人は、

いろんな子育て本を読む前に

子育ての基盤としてこの1冊を読んだらいいと

思う本でした。


 




ま、とにかく、

親としては様々な経験をする機会を提供したりっていう努力と同時に、本人の生きる力に関しては温かく見守りながら、手を出し過ぎないのが一番ね。

 

 

あ~、朝から語ったわ~。

 

 

わーい!今日は金曜日!

夕方の自分のテニス教室の時間が待ち遠しいわ~

 

 

ハバナイスウィー犬!わんわんわんわんわんわん