|
カテゴリ:被害者遺族の声
今日もさえりんの写真からです。
(さえりん12歳の時 キッザニア甲子園へ初めて行ったよpart5) 昨日の波多野さんの交通事故の後編です。 この柳原三佳さんの記事を読んで、私は2つの問題点があると感じたので2回に分けました。(このブログは柳原三佳さんと波多野さんのご了解を得ています) 「耀子ちゃん、お帰り…」事故から1年7ヵ月 両親に返された思い出のダウンコート【葛飾・父娘死傷事件】 (Yahoo!ニュースより引用) ■お気に入りだったダウンコート 波多野さんの自宅に戻ってきたダウンコートは、前身頃が少し破れ、羽毛が出ていました。 つい最近、消防署に情報を開示してもらってわかったそうですが、このダウンコートを着てはねられた耀子さんは、事故直後、軽トラックの下敷きになっており、救急隊が到着する前に現場周辺にいた何人かのひとたちが、車体を持ち上げて引き出してくれたそうです。 ■耀子さんの写真まで「不同意」にしてきた被告側 耀子さんのお父さんは、語ります。 「これから始まる刑事裁判で、被告側は私たちの遺族調書だけでなく、娘の写真まで不同意としてきました。つまり、証拠として採用しないということです。遺族調書には、たった一人の大切な娘を失ったときの苦しさと、我々に何の落ち度もなかったこと、そして、ことさらに赤信号無視をした加害者に厳罰を求めたいということ以外は書かれていません。なぜこれらを不同意にしてきたのか理解に苦しみ、はらわたが煮えくり返る思いです」 運転手からの直接の謝罪やお参りは、未だに一度もありません。 遺族調書を不同意とされたことで、波多野さん夫婦は検察からの証人尋問を受けることになります。さらに、被告側弁護人から、反対尋問を受けなければならないそうです。 「裁判員裁判なのに、裁判員の方々に娘の生前の写真や最期の家族写真すら見ていただけないとなると、市民感情を司法判断に取り入れる趣旨の裁判員裁判が全く無機質なものになってしまいます。被告側がどのような主張を展開してくるのか、そして、どのような裁判になるのか…。危険運転致死傷罪裁判の今後のためにも、娘の命を奪われたこの事件を世の中に知られないまま終わらせることは出来ないと考えています」 初公判は11月19日午前10時より、東京地裁で開かれる予定です。 私は一昨日の朝、柳原さんのこの事故の記事を読んで深いため息が出ました。 またしても、こんな理不尽なことがあってもいいのでしょうか??? そしてすぐに、お母様にLINEしました。 すると、裁判員裁判のデメリットにも悩んでいる。裁判員裁判に限界がある。裁判員にとにかく配慮して進められているみたいと。 私は自分のことのように悔しくてやり切れない気持ちでいっぱいになりました!! 私もさえりんが事故に遭い亡くなるまで知らなかったのですが、一般的に過失運転致傷罪で起訴されると、裁判官、被告側・原告側だけの裁判になります。その中でも私たち夫婦は被害者参加制度を使ったので裁判の原告側として検察官弁護士と一緒に法廷の中に入ることができたのです。そうでなければたとえ親でも被害者遺族は蚊帳の外なんです。 そして、危険運転致死傷罪で起訴されると、裁判員裁判になります。これによって裁判官・裁判員、被告側・原告側になるのです。ご夫妻も被害者参加制度を使って法廷の中へと入られるのだと思います。 私は裁判員裁判の経験がないのでよくわかりませんが、被告側が証拠資料や証拠写真などを不同意とすることで、その証拠が証拠として立証できなくなるのだと思います。それによって起こり得ることは、裁判員裁判の本来のメリットである市民感情を起こさせにくくするという戦略なのではないでしょうか??そうすることで少しでも罪を軽く済ませたいという加害者側の魂胆ではないかと推測できるのです!!! 柳原さんの記事の中でこんなことが書いてありました。 赤信号なのに停止しなかった理由は、 「交差点の先に駐車車両が見えた。自車線を進めばその車を避けなければならない。日ごろから右への車線変更するのが苦手だったので、他の車が赤信号で止まっているうちに先へ進み、車線変更をしてしまおうと思った」 という内容の極めて身勝手なものでした。 これが68歳男性、職業運転手の供述です!? 右への車線変更が苦手だったから赤信号無視をした??こんな人がどうして運送業をして毎日車に乗って仕事をしているのでしょうか??そしてどうして何の罪もない、わずか11歳の耀子ちゃんを轢かなければいけなかったのでしょうか??? 私には到底理解が出来ず、怒りを通り越して復讐したいぐらいの気持ちになりました!!そして更に一度も謝罪にも来ず、自分の罪も認めず、裁判員裁判でのデメリットを巧みに使って自分の罪を軽くしようなんて、絶対に許すことは出来ません!! 私は声を大にして言いたいです!! こんな理不尽な交通死亡事故の裁判の現状をもっともっと多くの世の方々に知って頂きたいのです!!多くの方々に、もし自分の家族がこんな目に遭ったらと考えて頂くことで、市民の声は大きく上がるのではないかと思います。そうでなければ、この日本の明治時代から変わらない時代錯誤な、交通に関する法律や考え方はこの先も永遠に断ち切ることは出来ません。そして私たちや波多野さんや多くの遺族が流した悔し涙も、さえりんや耀子ちゃんやお空の大勢の仲間たちの尊い命も決して報われないのです!! 私はまたしても大きな課題に立ちはだかれるような絶望的な気持ちになるのです。 でも、私はもう昔の私ではありません!! どんな断崖絶壁の崖も、どんな険しく困難に見える棘の道も、勇気を出して一歩を踏み出せば、必ず道は開けてくるんだと心から信じているからです!! それは、くらさんが私に教えてくれたから。 そして、私も実際にやってみて経験したからなんです。 だから願いを持って今やるべきこと、目の前の課題を一つずつクリアしていけばいいんだと、今ではそう確信できるのです。その繰り返しの中で、きっといつかは何かが変わる日が来るのです。そう信じて小さなストラップを世に送り続けるのです!! そうだよね!!さえりん(⋈◍>◡<◍)。✧♡ いつも温かいコメントありがとうございます さえママへのメールはこちらから にほんブログ村、応援おねがいします!! この「さえりんの部屋」を一人でも多くの方に読んでいただき、 交通死亡事故で悲しむ人がもう増えませんようにと心から願っています!! さえりんをクリックしてください!! にほんブログ村 さえパパの「可愛いさえりん1分間動画💛」ぜひ見にきてね!! さえりん動画はこちら 会の活動内容をお知らせするのにあたり、LINEの公式アカウントを作りました。 よろしければ以下のリンクから友達登録してね❗ https://lit.link/aichinijiirokai お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[被害者遺族の声] カテゴリの最新記事
|