シナプスです。
ロードバイクはスタンドがないので、自転車の写真を撮影するときにどうやって自立させるかに悩みます。
立てかけられる壁や支柱がない場所ではペダルをどこかに引っ掛けたり、ヘルメットをペダルの下に敷いたりするテクニックもありますが、非常に不安定です。
私は着脱式の簡易スタンドを使用していますが、不満点が2つあります。
1つめはブレーキレバーを固定しないと安定しないこと。
人や車が通る場所だと手早く撮影したいのですが、ベルクロ式は意外と面倒で冬用グローブだとマジックテープがグローブにひっかかったりしてイライラします。
ブレーキに何かを挟む方法もブレーキパッドの減り具合で挟む加減を調整しないといけない。
固定が甘くて自転車を倒してしまった経験が何度もあります。
2つ目はハンドルが傾くこと。
スタンドを使うと車体が少し傾くのでハンドルも傾いた方向に切れてしまいます。
ハンドルをまっすぐにして撮影したかったのに、しょうがなくハンドルを切ってバランスを取った状態で撮影したり。
ハンドルが傾いた反動で自転車が倒れることもあります。
ということで、勝手に傾くハンドル(前輪)をそっと支えてくれるアイテムを自作しました。
その名も「チャリフォトスタビライザー」
材料は
・コの字金具
・板状の金具(不要な部分は糸のこぎりでカットしました)
・ボルト、ナット、ワッシャー
・ゴムの板(写真に入れるの忘れてました)
これを組み合わせて
使い方はコの字の間に前輪を差し込むだけです。
さらにコツを掴むとブレーキを固定しなくても安定させることができます。
作用反作用の法則ってやつでしょうか。
サドルをツンツンして揺らしてもビクともしません。
手の平にすっぽり収まるサイズ感なので、ライドの時はいつも持ち歩いています。
作例
こういうアイデアをクラウドファンディングで実現する時代?!
最近、インスタで「Makuake」というクラウドファンディング広告をよく見ます。
アイデアはあっても資金力がなくて製品化できない小さな企業やプロジェクトがクラウドファンディングで資金を調達して製品化しているようです。
私の「チャリフォトスタビライザー」も、もしかしたらもしかするかもしれません。
透明なアクリル素材にして、コの字部分はタイヤ幅に合わせて調整できるように。
接地部分も伸び縮みするようになれば、もう少しコンパクトにできそう。
「めだたんぼー」とコラボしちゃったりして。
とりあえず私が考案した証としてCM風動画を作ってみました。
もっとオシャレな動画にしたいけど、iMovieの機能と私のセンスだとこれが限界。
みなさん、あまり困ってないのかな。
こんなものを使わなくてもハンドルが傾かない方法があるとか?
(追記)この記事から3か月後に、このような際どい場所で撮影しました。
どちらもハンドルが傾いてバイクが倒れたら川に落ちちゃう状況。
私にはチャリフォトスタビライザーがないと無理ですね。