こんにちは。けうです。

 

kindle本4冊目

多様性の物語

が発売されました。

 

 

 

哲学で今は多様性が取りざたされています。

取りざたされているということは、それが危機に瀕していると言うこと。

 

「<責任>の生成」から今の時代を、哲学者ハイデガーによるミツバチ実験のハチのように捉えていた個所を参考に述べます。

あるミツバチの腹部を欠損させます。
ミツバチはそのことを確認できない。
ミツがそのミツバチの目の前にある。
本能にしたがってミツバチはミツを飲み始める。
ただし、ずっと。

多様性の観点を失うことは、私たち自身がそのミツバチになってしまうことを表しています。
本書では、多面的な見方を意識しています。
この見方を通して、多様性の問題を考えてみませんか。

主に多様性を扱っていく問題としては、ASD(自閉スペクトラム症)を取り上げています。
ASDを歴史の観点から、また、感じ方や脳科学の観点からも扱います。
一つのことに焦点を当てて掘り下げていくときに、多様な見方ができます。

正確な情報にするために、参考文献を多く扱いました。
・「図説 アインシュタイン」(千葉透 金子務)

・「脳と心の科学」(篠原菊紀 姫野よしかず)

・「アスペルガー医師とナチス」(エディス・シェファー 山田美明)

・「〈責任〉の生成」(國分功一朗 熊谷晋一郎)

・「天才と発達障害」(岩波明)

・「残酷すぎる成功法則」(エリック・バーカー、橘玲)

・「もう一つの脳」(フィールズ、Rラグラス 小松佳代子他)

・(「『色のふしぎ』と不思議な社会」(川端裕人)

・「〈色盲〉と近代」(馬場靖人)

・「〈わたし〉はどこにあるのか」(ガザニガ脳科学講義 マイケル・S・ガザニガ 藤井留美)

・「あなたは 《うつ》ではありません」(山田博規)

・「自閉症の哲学」(相川翼)

これらの本をまとめるとどうなるのか、という視点からも楽しんでもらえるのではないかと思っています。
 

よかったらカフェに行く感覚で、

気軽に手に取って頂けると嬉しいです。