神奈川淡麗系"中村屋"から独立、『らーめん MAIKAGURA@千歳船橋』に行ってきた話。
こんにちは。
今回は私が大好きな神奈川淡麗系の名店、『中村屋』にて約七年修行された店主
が独立して立ち上げたお店に行ってまいりました(*ノωノ)
『らーめん MAIKAGURA』です!
一言メモ
”日本だからこそ創れる一杯”でありたい。素材のチカラを最大限引き出す新進気鋭のらーめん店
こちらの説明にもあるように、『中村屋』店主の中村栄利さんが大事にされていた「香
り」「素材」といった要素への探求にかなり影響されたようです。
「全てのラーメンには鶏のみを使用」とありますが、「中村屋」で見られた動物×魚介
ではなく、魚介系の素材を使わずにあえて鶏だけを使っているようです。
鶏水系のラーメンが流行している今、どのような所で差別化を図っているのか、気にな
るところです。
とにかく、鶏好きにはたまりませんね(*ノωノ)
入店・注文
平日の14:00頃に伺いましたが、外待ち5名ほど。
ピークタイムが過ぎているにも関わらず並びが出来ているのは凄いですね!
それだけ愛されているお店ということなのでしょう、ご老人も多いように感じました。
20分ほど並び食券を購入、カウンター席の端っこに案内されました。
今回頼んだのは『特製醤油らーめん』。
どうやら鶏白湯が人気なようですが、初訪ですのでまずはベーシックな醤油を。
店内は清潔感が溢れており、カウンター越しに調理している様子を見ることができま
す。
着丼・実食
10分ほどして着丼です。
いいですね~~~
最近よく見る洗練されたビジュアル。
大きなチャーシューに、低温調理のチャーシューと2種類載っていますね。
メンマも筆者が大好きなながーーーい穂先メンマ。
さあさあ、冷めないうちに食べちゃいましょう。
スープを口に含むとまず鶏がぶわっと香り、包み込むような優しい旨味が口に広がりま
す。
醤油感はキリっとしたような感じではなく、角がないまろやかさが全面に来ます。
鶏ガラは岩手産の銘柄鶏、水は不純物をほとんど取り除いた超純水「RO水」を用い、それのみを煮込み、鶏の旨味だけを丁寧に抽出している。
味の部分では『中村屋』とは全くの別物ではあるものの、ラーメンという丼一杯のため
に磨かれた素材への探求心や仕事の丁寧さというものを感じることができました。
よくある表面だけ真似たような鶏水系ではなく、しっかりとした奥深さも備わっている
ラーメンという印象です。
自家製の平打ち細麺は北海道小麦3種類をブレンドしており、噛むたびに小麦の甘味が
感じられます。
言わずもがな、このスープとの相性は抜群です。
しなやかで喉越しがよく、鶏油とスープをよく纏っています。
二種類のチャーシューは対照的で、低温調理とそうでないもの。
肉々しさを感じられるものと、今風な生ハムっぽいもの。
スープ、麺、チャーシューとどれもレベルが高く、他のメニューも気になるなあと思い
ながら完食。
うまかったなあ・・・。
総評
非常に満足しました。
出身の『中村屋』とはまた別の方向性のラーメンでしたが、これもこれでまた一つ完成
されたラーメンだったなと思います。
空腹具合が微妙だったため丼ものといったサイドメニューを頼めなかったのですが、ど
うやら鴨ロースが美味しいようなので、次回来た時には頼んでみようと思います(*'ω'*)
それでは、ご馳走様です。
店舗情報
住所 : 東京都世田谷区船橋1-38-4
営業時間 : 11:30-15:00/18:00-20:00
定休日 : 月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日)
店舗Twitter :
『食材への探究をやめない』
彼のらーめんの特徴は、香りを大切にし素材感を大事にする真っすぐならーめんである事。これは全てにおいて師と仰ぐ中村栄利氏の感性に触れた事が大きく影響している。全てのスープには鶏のみを使用。
2019年8月より次の段階を目指すべく自家製麺に変更。【はるゆたか】【春よ恋】【きたほなみ】の3種類の北海道産小麦を使用したなめらかでありながら力強い自家製麺にも注目。