ウィーンの舞踏会「バル」の思い出 

オーストリア・ウィーン情報

写真はウィーン大学法学舞踏会

オーストリアにとって舞踏会(バル)は欠かせないものです。
ムスメは数年前にウィーン大学法学舞踏会でデビューして、とても楽しい思い出となりました。デビューとは何か、というと、舞踏会にただ行くのではなく、白いドレスを着てオープニングを飾るやつです。それに参加することです。

こんな感じでした。
踊っている時はYouTubeのライヴをスクショしたので、画像がイマイチですが。オーストリア人には欠かせないイベントです。

さて、参加するにはどうしたら良いでしょう?
まず初めに、できればパートナーを初めに見つけ申し込み、ダンス教室、ムスメの場合は超有名なエールマイアーでしたが、そこに通い、左回りのワルツなどのレッスンを受け、オープニングのハードな練習を受けて、立派に踊れるようになって参加となります。

いうのは簡単ですが、これ、結構大変でした。パートナー(男性)が慣れたダンサーの場合、女性は身を任せておけばクルクルしてもらって、ある程度簡単にことは進むのですが、男性側が踊れないと、それはもう悲惨なことになります。娘の場合はそれで、本当に当時、音大のホールでメトロロームを鳴らして猛特訓していました。今となっては良い思い出ですが、当時はヴァイオリンの練習より大変だったことを覚えています(笑)

舞踏会は朝まで続きますが、多くの出し物があったり、各部屋でいろんなダンスが楽しめるので、それはもう楽しいそうです。皆様もいつか参加されてはいかがでしょうか?