校長講話がこの1冊に!


渋幕出身の小川哲さん、直木賞受賞作



https://youtube.com/@user-sd5me1pf1i


皆さんこんにちは。



2月3日の午後。


息子の中学受験最終戦、早稲田2次の終了後、すでに試験中に結果が出ている2/1開成・2/2渋幕2次の合格発表を帰りの電車内で見ることになった。



息子の試験中から結果を見るまでは、こんな感じ⤵️





息子は携帯📱を取り出した。



どちらから見るのか。



渋幕2次・開成ともに手応えがあったが、渋幕2次から見るようだ。



IDとパスワードを入れ、ログイン🔘👇



すると、



"IDとパスワードが間違っています"



おいーーーーっ!!絶望煽り物申す



ドキドキさせるじゃないかぁ〜〜滝汗



気を取り直して、もう一度入力。



結果が出た。





残念ながら不合格です。





… … … 。




3人とも言葉が出ない。





息子はスマホ📱を見つめる🥺



ママは、


えーっ……!


と言ってたかもしれないが、息子の隣で涙ぐんでいるのか、なかなかその後の言葉が出なかったものと記憶している…。




3人ともこの現実を突きつけられ、言葉が出てこないだけでなく、全身が硬直してしまう時間が過ぎた。




私もなかなか息子にかける言葉が出てこず、息子の姿を見続けることしかできなかった…。




続いて、開成の合格発表も確認する。



ログインして合否を確認するスタイルではなく、合格者の受験番号がUPされるスタイルでの発表だった。




自分の受験番号を確認する。



ない………。



ネットでは、今回の開成の問題は簡単だったようで、それもあって息子の手応えも良かったのだが、やはり渋幕と開成では相手が違う。



開成よりも渋幕の方が合格可能性は高いと思っていたのだが…。





息子の視線は、手に持っているスマホにはない。



うつむき加減になり、スマホを持っている両手に視線が落ちる。



しかし、力なく下を向いているのかと思われたが、じんわりと身に沁みてくるような現実を受け止めながらも、唇を噛みしめながら目に涙を浮かべていた。



私は、この息子の姿を目に焼き付けておこうと思った。



今まで受験勉強を頑張ってきた末の、この結果。



歯を食いしばって勉強したこともあるだろう。

時には泣きながら、問題解いていたこともあるだろう。



今まで志望校合格のために頑張ってきたのだが、夢は散ってしまった…。



結果は不合格となってしまったが、今までの4年間は決して無駄にはならない筈だ。



この悔しさをバネに、次の目標に向かってほしい。



そして、この悔しさをこれからの人生で苦しい時に思い出せば、立ち上がる原動力になってくれるに違いない。




この頑張りを今まで見てきて、


"自分が小学校の時に、ここまで頑張ることができただろうか…。いや、絶対にできなかったであろう。"


"自分の息子なので、自分の分身だったり自分と似たもの同士であるかのように勝手に思うところもあった。"


"だが、息子は自分とは別人格であって、息子は息子なのである。"


"パパにはできない努力を自ら率先してやってきたのだ。息子のことを心の底から誇りに思う。"


"本当にお疲れさま。よく頑張った!"



次の目標へのスタートまで、少し身体も心も休めよう…。



(後編へ続く)


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