ABC林 の日々雑感
■ 年の差、世代間ギャップ
「新人類」という言葉を知っていますか？
バブル絶頂期のノリに乗っている時代に新社会人となった世代の俗語で、その上の世代にはわかり得ない価値観で行動をする若者を総称したワードです。
新人類の特徴は以下のように定義されていました。
・成熟した成人として社会を構成する一員の自覚と責任を引き受けることを拒否する
・テレビ番組やマンガ、アニメ、ロック、テクノポップ、洋楽などといったサブカルチャーの体験を特徴とする
等があるようです。
さてさて。
なぜ新人類の話を持ってきたかというと、今の若者（？）も上記定義に近いかな？と感じたからです。
「草食系男子」などという言葉が定着して久しいですが、確かに私の目（49歳の目）からみると「昔も今も、若者はわからない」と感じます。
結局年配者が言う「今の若いモンは～」は、年代問わず常に価値観が相いれないことの繰り返しなのかな？と思います。
私は年代的に「新人類」と言われた世代のやや下（当時でいう「新人類」は1961年から1970年生まれを指すらしい。私は1972年生まれ。）ですが、やはり上司ら年配者とは価値観が相いれませんでした。
そしてこれは永遠に（？）続く世代間の価値観の違いだと思います。
先日もこのコラムに取り上げた長女の部屋の日めくりカレンダーには、27日のページに次のように書かれていました。
「分かり合えないことを、わかる。だって、僕と君は違うんだから」。
（了）
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