A1 | Everybody Loves a Winner | B1 | Eloise (Hang On in There) |
A2 | You Don't Miss Your Water | B2 | Any Other Way |
A3 | Do Right Woman - Do Right Man | B3 | It's Happening All Over |
A4 | I've Been Loving You Too Long (To Stop Now) | B4 | Never Like This Before |
A5 | Nothing Takes the Place of You | B5 | You're Such a Sweet Thang |
A6 | Then You Can Tell Me Goodbye |
私にとってウィリアム・ベルの初体験は、すでに拙ブログにて紹介した"Coming Back for More"です。なかなか味のあるアルバムで、私のお気に入りであります。
ベルの最盛期は60年代で、私の愛聴している"Coming Back for More"は落魄した頃の作品、とのことらしい。
ホンマかいな。というわけで検証したくなり、買ってきましたよ彼のベストと名高き本作。
結論を先に言ってしまうと、こんなのベストでも何でもない。鼻血垂らしながら「それがお前のベストか?」って問い詰めたい。私にとっては、"Coming Back for More"の方がずっとずっとずーっと良作です。
本作がカスだ、と言っているわけではありませんよ。あくまでも私の中での比較です。
世間で名盤とか傑作とか称賛されているアルバムを聴いても、あんまりピンとこない…。
音楽好きのみなさんならきっと、こういう経験、一度ならずおありでしょう。
30年くらい前のこと。
ジョン・コルトレーンの『至上の愛』というアルバムを初めて聴いたとき、「何これクソじゃん」と思いました。
それがジャズの世界では名盤中の名盤だと知らされ、えーこんなクソを有難がる世界って狂ってる!と恐怖したものです。
自分にとってはクソでも、他人にとっては宝だってこと、あるのですね。(もちろん逆もある)
それだけ人の感性ってのは個人差が激しいのだな、と考えることにしています。
だからみなさん、世間の名盤がわからないからといって、落ち込むことはありません。
いつの日か「このアルバムのよさがわからんやつは音楽を聴く資格ない」とか何とか、上から目線で小馬鹿にしてかかる連中があなたの前に現れるかもしれない。でも気にすることはない。
世間の名盤ではなく、あなたの名盤を見つけましょう。
誰のためでもなく、自分のために音楽を聴きましょう。
というわけで本作は私にとって、"Coming Back for More"を引き立てるためのアルバム。柿の種をよりおいしくする、ピーナツみたいなもんです。
2枚続けて聴くと、歳月を重ねて熟成したウィリアム・ベルを味わうことができます。
また、この2枚を聴くことで、60年代から70年代へと時代が進み、単なる長時間メディアであったLPが、アルバムという表現や作品性を獲得していく過程がうかがえます。
平たく言うと、きちんと構成された"Coming Back for More"に対し、本作の曲の並べ方が雑すぎるってことです。
ベルの最盛期は60年代で、私の愛聴している"Coming Back for More"は落魄した頃の作品、とのことらしい。
ホンマかいな。というわけで検証したくなり、買ってきましたよ彼のベストと名高き本作。
結論を先に言ってしまうと、こんなのベストでも何でもない。鼻血垂らしながら「それがお前のベストか?」って問い詰めたい。私にとっては、"Coming Back for More"の方がずっとずっとずーっと良作です。
本作がカスだ、と言っているわけではありませんよ。あくまでも私の中での比較です。
世間で名盤とか傑作とか称賛されているアルバムを聴いても、あんまりピンとこない…。
音楽好きのみなさんならきっと、こういう経験、一度ならずおありでしょう。
30年くらい前のこと。
ジョン・コルトレーンの『至上の愛』というアルバムを初めて聴いたとき、「何これクソじゃん」と思いました。
それがジャズの世界では名盤中の名盤だと知らされ、えーこんなクソを有難がる世界って狂ってる!と恐怖したものです。
自分にとってはクソでも、他人にとっては宝だってこと、あるのですね。(もちろん逆もある)
それだけ人の感性ってのは個人差が激しいのだな、と考えることにしています。
だからみなさん、世間の名盤がわからないからといって、落ち込むことはありません。
いつの日か「このアルバムのよさがわからんやつは音楽を聴く資格ない」とか何とか、上から目線で小馬鹿にしてかかる連中があなたの前に現れるかもしれない。でも気にすることはない。
世間の名盤ではなく、あなたの名盤を見つけましょう。
誰のためでもなく、自分のために音楽を聴きましょう。
というわけで本作は私にとって、"Coming Back for More"を引き立てるためのアルバム。柿の種をよりおいしくする、ピーナツみたいなもんです。
2枚続けて聴くと、歳月を重ねて熟成したウィリアム・ベルを味わうことができます。
また、この2枚を聴くことで、60年代から70年代へと時代が進み、単なる長時間メディアであったLPが、アルバムという表現や作品性を獲得していく過程がうかがえます。
平たく言うと、きちんと構成された"Coming Back for More"に対し、本作の曲の並べ方が雑すぎるってことです。
★★★ | 採点表を見る |
Cover Design: Ronnie Stoots
Supervision: Jim Stewart
Supervision: Jim Stewart
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