2年前からお散歩ボランティアをしている保護シェルターは
外国人ボランティアが犬や猫のお世話をしてくれています。
といっても、日本人スタッフもいます。
コロナ禍では外国人ボランティアは全くいなくなり、
日本人スタッフのみで100匹以上の犬猫の世話をしてくれていました。
シェルターは山の中にあります。
見ているだけでもとてもきつい仕事だと分かります。
重たい荷物を担いで急な坂を下から上まで何往復もします。
寒い冬には水道管が凍って水が出なくなったこともありました。
日本人スタッフも一人減り、二人減り、
私が最初から知っているスタッフは一人だけとなりました。
新しいスタッフが入ってくるまでその方は一人で頑張っていて、
掃除と散歩は一人じゃ無理だから
日曜日に2時間ほどしか手伝いに行かない、こんな私でも助かると言ってもらえました。
少しの間、ボランティアをお休みしていたのですが、
最近久しぶりに行ってみると、外国人スタッフが何人かいらっしゃいました。
Facebookを見てみると、
外国人ボランティアの事はたくさん書かれています。
でも、日本人スタッフのことは一度も書かれたことがありません。
コロナ禍で一番頑張ったのは彼女だと思います。
そして、彼女は言ってました。
「外国人ボランティアが来てくれたら、来てくれたで大変。」
そうなんです。すべて彼女が仕切らなくちゃいけない。
そして、ボランティアには危ないからと
きつい仕事は結局ぜんぶ彼女がしなければなりません。
ここにも外国人の特別扱いがあるのでは?と思ったります。
私の中では彼女が一番のヒーローです。